0歳ー6歳 出産・医療 暮らしと医療

赤ちゃんを産む場所がない!?

2018年3月11日
赤ちゃんを産む場所がない!?

2008年6月10日刊行 
阿部とも子 著

筆者は小児科医から国会議員となり、妊娠・出産の折に多くの女性が経験した困惑とその時の驚きの声を聞きます。安心・安全な「お産」への問題提起本。

本体価格1,300円

四六判並製/232ページ/ISBN978-4-88049-185-1
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3はじめに 阿部知子

1 Q&A
妊娠!? 出産!! 私達の不安と心配
阿部知子
15 Q1 近所の産院が突然閉院!?
20 Q2 里帰り出産ができない(涙)
25 Q3 救急時の搬送先の病院がない……
29 Q4 産科医不足? 少子化のせい?
35 Q5 助産師さんだけの「お産」はできない?
37 Q6 病院代をまかなえそうにありません
42 Q7 予定日を過ぎたら「陣痛促進剤」?
48 Q8 帝王切開が多い産院に不安
52 Q9 やっと見つけた病院だったのに
56 10 県立病院が「赤字」……?
61 Q11 医師の対応がひどい!
64 Q12 「エステ付き産院」で友人と不仲に
68 Q13 「自宅出産」ってありですか?
73 Q14 助産師の資格と仕事って?
76 Q15 看護師さんの内診行為はダメ?
80 Q16 不妊治療、体外受精に迷っています
83 Q17 産科の医療事故は?
89 Q18 諸外国のお産事情は?
92 Q19 女性産科医、いたわりがほしい
97 Q20 助産院に転院したいけど……

2 現地ルポ 産声が消えていく (取材/小林わかば)
103 ・四〇年続く村の助産が消える ―岐阜県東白川村―
107 ・薄氷の上にある地域のお産 ―秋田県大館市―
111 ・地域が一丸となってお産を守る ―長野県飯田下伊那地区―
115 ・上田市産院の存続とバースセンター構想 ―長野県上田市―
120 ・地域、院内に助産所を作る
―岩手県遠野市・大船渡市・釜石市―

3 鼎談 産婦人科医・助産師に聞く
「お産」の現場から伝えたいこと
佐々木靜子・小竹久美子・阿部知子
127 ・このままでは事故になりかねない
129 ・出産費用の自己負担が高すぎる
137 ・助産師教育には時間とお金がかかるから……
140 ・医師・助産師側にも問題が
144 ・助産師に期待と裁量を与えるメリット
151 ・多様な妊婦さんへのサポート
153 ・医師・患者双方にコミュニケーションが足りない
インタビュー 医療被害者家族の立場から
159 勝村久司さんに聞く -対話を積み重ねることの意味

4 私の提案
阿部知子
【医師・助産師について】
170 提案1 医師達は交代勤務を原則にすること。
提案2 必要な医師数を算定して、増員計画を立てること。
175 提案3 助産師教育を大胆に見直す。
提案4 助産師は主に正常分娩を扱い、
医師は異常に備えるという役割分担を。
【分娩施設について】
186 提案5 医療施設は国の支援と地域住民の知恵で存続すべき。
193 提案6 病院は地域の大切な「公共財産」
195 提案7 病院の財政も住民に公表すること。
提案8 不採算でも必要な診療科は存続させること。
提案9 医療スタッフと市民の交流を盛んにすること。
提案10 「バースセンターの創設」と「母子健康センター」を再活用すること。
【「お産」をめぐる費用について】
200 提案11 出産には健康保険適用を。
203 提案12 レセプト開示を利用して、
過剰な薬剤の投与や処置をチェックすること。
【周産期(妊娠・出産・新生児)の医療について】
208 提案13 地域の医療施設やマンパワーをフル活用すること。
提案14 助産院を周産期医療ネットワークの中へ。
【医療事故と補償制度について】
218 提案15 「無過失補償制度」は 医療被害者すべてを対象に。
提案16 真相究明・再発防止につながる事故調査制度を。
227 おわりに 阿部知子

本文イラスト/奥まほみ

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