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暮らしと医療

こどもの気持ち 思春期・自立 暮らしと医療 障害・発達

こころ学シリーズⅡ「成長」とは「発達」とはなんだろう?

2019年5月31日

2019年6月10日刊行 
石川憲彦 著

自然治癒力と「場の療法」の可能性

半世紀近い臨床経験の中で立ち会った「奇跡」の物語。
診療室で出会った子どもたちが還暦を迎える年代になり、治療の本質を確信した筆者。
「育ち」をキーワードに精神医学から自然治癒力を問う渾身の一冊。シリーズ基礎完結編。

本体価格3,700円

四六判/340ページ/ISBN978-4-88049-492-0

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生きる「場」が生む奇跡(エピローグより)
目次
「こころ学」シリーズによせて

プロローグ

自然治癒力の再発見に向けて
23 「直り」を基本で支える「育ち」
25 人工知能(AI)やバイオ・テクノロジー(BT)の登場で
27 児童精神科の受診者数を押し上げている現象
29 産業構造の変化によって
31 対症療法から根治療法へ
32 善意と対症療法の乱用
35 出生前診断は究極の対症療法
36 同じ穴のムジナ
38 「登校は無理」という三人のお母さん
40 洗脳する側に組み込まれていく専門家たち
42 今の親心の特徴
44 尊敬から外部評価へ
46 人間の生物学的な基礎に遡って

I 発達神話の生成─小児科学の変節と精神科診断の変化

「天」の変化
51 子どもは小さな大人ではない
53 森永ヒ素ミルク事件
55 母子健康手帳の示す成長と発達
58 なにを基準にして数値化していくのか
59 異質で多様な条件が関与する成長
61 成長の終点と出発点
63 先天的、後天的の「天」とはなにか?
67 「天」の揺らぎと生命の価値
70 科学的中立性の危うさ
親心をとらえた発達神話
73 敗戦後に求められたもの
76 量から質への転換の時代
77 生存競争に打ち勝つ「早く!」「ちゃんと!」「きちんと!」
78 変わる理想の人間像
80 発達研究による治療予防の広がり
82 医学の最重要課題になった「成長・発達」
精神医学の立ち遅れ
84 二人の先駆者
87 精神科で最初の発達論
89 フロイトの考えた精神構造
92 葛藤と防衛
93 口唇期の解釈
96 肛門期の解釈
97 男根期の解釈
98 虚と実を取りちがえたフロイト
101 「天」に優先する自己都合
診断基準とはなにか?
104 納得のできる診断基準を求めて
107 多軸評価という考え方
108 『DSM −5』で大きく変わったこと
113 再び多軸診断について
115 環境を評価する診断
117 治療の可能性が広がるとき
発達神話の誕生
119 発達が変える診断
121 発達の求める医学変化
123 身体医学と精神医学の接近
126 異次元の世界へ導く大転換

II 精神発達の虚と実─実体からイメージを育むブラックボックス 

私たちは「赤」をわかり合えるのか?
131 虚と実の逆転
132 狼少年に心惹かれた人たち
134 なぜ野生生活をしていると、人間に戻れないのか?
135 ブラックボックス
137 イメージとはなにか?
139 入力―イメージ―出力
143 可視化できること、できないこと
人は揺れながら立つ
146 運動とはなにか?
147 運動と意識との関係
149 随意運動
152 無意識の運動
154 筋肉と反射
156 シナプスの反射と反応
158 揺れの矯正はほどよいバランスから
161 反応の抑制はなぜ必要か?
人が歩くまで
164 人間を有利にした条件
166 進化と発達のパラドックス
167 原始反射
169 脳内の回路の完成と歩行準備
171 首の座り・寝返り・這い這い
173 大脳皮質の成熟と洗練──独り立ち、歩行、走る
175 生き物の特性
「感覚」とはなにか?
177 しゃべらなかった狼少年
179 臨界期を証明することの難しさ
181 イメージは独立して存在できるのか
183 脳内操作によって変形する「感覚」
185 感覚共有の難しさ
186 胎児の目
188 胎児の耳、鼻
190 生まれてすぐの赤ちゃんの力
191 体性感覚
193 深部知覚の発達
195 情報量とイメージの質の差
「認知」とはなにか?
199 統一見解のない「認知」
201 人間だけがもつ「予期不安」
203 脳イコール精神という図式を疑う
205 細分化されていく発達研究
206 可能になった「観察」がもたらすこと
208 認知心理学ヘの流れ
209 嘘とも真ともいえないイメージの世界

III 科学の限界と生き物の広がり─認知科学と発達学のイメージ

「発達」に注目した人たち
215 カナー・アスペルガー・エリクソンの発達論
217 心理療法家・エリクソンの発達論
220 児童精神科医・カナーの発達論
223 小児科医・アスペルガーの発達論
225 知能テストの開発と頻用
228 児童精神医学の大家の「笑い話」
認知行動療法の基礎となったこと
231 賞と罰の学習理論
233 認知心理学への軌道修正
234 子どもの認知構造
236 「シェマ」をめぐる用語
238 ピアジェの四つの発達段階
240 認知発達論と心理療法
242 「シェマ」のとらえ方
心理療法の限界
245 治療を評価する基準
246 みえない発達の目標
249 今、生きる意味を問うとしたら
251 身体を器とする考え方
生命の四〇億年から見直す
254 発生学からの推論
256 初期の細胞と永遠の生命
259 生物学的な関係の基礎
261 神経系、血管を利用した連絡網
263 進化と臓器形成
265 生命にとって必要だった情報
267 自然に育つほうが楽に決まっている
人間の脳ができあがるまで
269 初期の生物から人間への進化
275 胎内から八歳までつづく「ミエリン化」
278 「這えば立て」と願った理由
280 コミュニケーションの変化
282 人間の脳と馬の蹄
283 脳の大きさの限界
286 機械が未来を切り開き発展させる
新しい医療の方向性 
289 自閉症の愛情不足説・脳障害説・個性説
290 同時期に「自閉症」に魅せられた三人
293 関係の見直し
296 分断から統合へ

エピローグ

生きる「場」が生む奇跡
301 娑婆で生きていこうとすれば
303 どちらが、この子の人生は豊かなんだろうか
304 陽気で楽天的な集団の影響
306 現在の医療に欠けていること
309 非日常と遊びが生んだ内面の変化
310 突然生まれてはじめて筆をもって
311 専門家のルールには当てはまらないこと
313 外部評価と自尊感情
315 もう一つの奇跡
320 奇跡を生むRespectし合える場
全章をふり返って
322 「無駄」「邪魔」な存在
324 認知とイメージ
325 イメージの欠点
328 AIは精神医学を変えていくのか
330 「みんなに伝えて、さようなら」
334 生死のイメージを超えて
335 「場の療法」の希望
340 参考文献
ちいさい・おおきい 園・学校生活 子育て人 家族 暮らしと医療 法・社会 環境 障害・発達

ちいさい・おおきい・よわい・つよい No.123

2019年4月3日
ちいさい・おおきい・よわい・つよい NO.122

2019年4月25日刊行
熊谷晋一郎 著

特集
小児科の先生が車椅子だったら
─わたしとあなたの「障害」のはなし

私の体、「ふつう」でないところはどこでしょう?――2018年、読者の親子に語った講演をもとに1冊に。こどもが目を輝かせた「授業」のヒミツは?

本体価格1,600円

四六判/192頁/ISBN978-4-88049-923-9
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目次
02 〈ちいさい・おおきい・よわい・つよい〉(ち・お)ってなんだ?
山田 真(小児科医/〈ち・お〉編集協力人)
小児科の先生が車椅子だったら
─私とあなたの「障害」のはなし
小児科医/〈ち・お〉編集協力人 熊谷晋一郎
はじめに
11 脳性麻痺を「治そう」とした時代に生まれて
第Ⅰ章 私の体を見てください
─「ふつう」とちがうところはどこでしょう?
18 まだまだうまくいかないことがある
24 障害って、どこにあるんだろう?
38 みんなは、見えにくい障害もってる?
45 体のなかにあるのか、外にあるのか
57 人は、そんなに、変わらない
71 今日、覚えて帰ってほしいこと
第Ⅱ章 こどものころのはなし
─祈りながら母は幼い私を組み伏せた
74 リハビリで骨折
75 愛情というものが私たちを殺す
76 三歳の子にこんな目をさせてしまった
78 私が家出をできたのは
79 虐待が人間に対する信頼感を奪う
80 医学が敗北を宣言したとき
82 「効果がない」というエビデンスを
84 変えていくべきは社会のほうなんだ
85 「社会モデル」という考え方
86 希望のある変化の話
88 「コ・プロダクション」という言葉にふくまれた意味
89 語れない人たちの「コ・プロダクション」
91 質より数の勝負で
92 注意を向けつづける空間
第Ⅲ章 障害と競争と依存の関係
─アスリート・パラリンピアンと依存症当事者研究より
96 ゲームが変わると、障害者の範囲も変わる
99 依存症は依存できない病
101 虐待から生まれる究極の前向き思考
103 「過去の遮断」は「意志の別名」
104 「自立・自律」の優等生
105 私たちは競争に巻きこまれすぎている
107 傷、競争、傷、競争
110 ほんらいのスポーツにあるのは創造性
113 重度障害者とアスリートに通じること
116 競争からの脱却
おわりに
118 〈ちいさい・おおきい・よわい・つよい〉というとりくみを知って
Chio通信
125 こどもとつくってあそぼう! ねこのちゅうがえり
127 けんさくするまえに いしかわさんに きいてみよう 連載⑧ Q ないてるときの きもちは、なんで ないてるときしか わからないんですか いしかわのりひこ(児童精神神経科医/〈ち・お〉編集協力人)
130 こどもに語る ちいさな昔話 さるのおんがえし
135 子育てに、昔話があったなら 連載② シンデレラの振り子 小澤俊夫(口承文芸学者)
140 リレーエッセイ 小児科医・毛利子来がのこしたもの 第4回 養護教員にエールを送る思想家 大谷尚子(養護実践研究センター代表/〈ち・お〉編集協力人)
143 「きみのマンガはしっかり主張しているねえ。とてもいいよ。でも……」 岡崎 勝(小学校教員/〈お・は〉編集人/〈ち・お〉編集協力人)
147 リレーエッセイ 家族のかたち 第8回 シングルファザーの子育てが教えてくれること 藤原辰史(農業史研究者)
152 おかあさんは行く ─逃れて、ひらいて、助けられて 連載⑧ はじめてこどもと離れた夜の解放感ったら! 永野三智(水俣病センター相思社常務理事)
158 何がおもしろうて読むか書くか 連載⑧ おもしろくなくても書く 立岩真也(社会学者)
163 フクシマからぼくが学んだこと 連載㉚ チェル
ノブイリ事故(その5) 山田 真(「子どもたちを放射能から守る全国小児科医ネットワーク」代表/〈ち・お〉編集協力人)
168 新・幼い子のこころとくらし 連載⑧ 友だちの物を黙って持って帰る 内田良子(心理カウンセラー/〈ち・お〉編集協力人)
174 85歳、洋子さんの「いただきます」 連載⑧ 辛みは加えず、みそと干しシイタケで味に深みを「麻婆豆腐」 富山洋子(日本消費者連盟顧問/〈ち・お〉編集協力人)
178 募集します!
180 創刊のことば
182 〔アピール〕原発のない日本を
184 〈ち・お〉&〈お・は〉を読む会リスト
186 〈ち・お〉バックナンバー常備店
188 近刊予告
189 編集後記/お詫びと訂正
190 こんにちは、〈ち・お〉編集協力人です
192 インフォメーション ジャパンマシニスト各種お問いあわせ先
11歳ー18歳 20歳- 7歳ー10歳 アレルギー・病気 こどもの気持ち 園・学校生活 子育て人 暮らしと医療 環境 育て方

転校生はかがくぶっしつかびんしょう

2019年3月29日
空気の授業

2019年4月25日刊行 
武濤洋(たけなみよう) 作/吉野あすも(よしのあすも) 絵

香害、化学物質過敏症が、子どもたちにも広がっている。
好き、嫌いの問題にとどまらない。
香料物質、反応物質のとびかう教室では、
発疹、喘息、頭痛、倦怠感などに襲われ、失神をするまでに症状は悪化する。授業に参加できない、お友だちと遊べない。
香料など合成化学物質で困っている子が望むのは、特別なことではない。みんなと一緒に過ごし、学び、遊ぶこと。
転校生・まつおかさんをめぐり、クラスメートの出した答えは?
障害を医療モデルから、社会モデルとして捉えることで乗り越えることを学ぶ絵本。

化学物質過敏症の方にも手にとっていただけるよう、印刷をノンVOCインク、製本を針金止めにしております。

本体価格1,100円

A4版変形/32頁/ISBN978-4-88049-333-6

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あらすじ
ある日、転校生がやってきた。
「まつおかさん」と紹介されたその子は、帽子を深々とかぶり、大きなめがねにマスク。長袖長ズボン姿。「なんだか、ちょっとへん」。
「香りが苦手。頭痛や発疹がでる……」不思議な「病気」をもっている。
柔軟剤やニオイのない消臭剤などでも、すぐに具合が悪くなる。
はじめは、転校生に興味を持っていた子たちも、やがて まつおかさん を持て余す。
でも、ある日、まつおかさん がクラスメートの一人と楽しそうにおしゃべりを……。
どうして? あの子とは大丈夫!?
子どもたちは次々と まつおかさん と一緒に過ごすための方法を思いつく。
やがて、春のニオイがやってきて……
アレルギー・病気 園・学校生活 子育て人 暮らしと医療 環境

空気の授業

2019年3月18日
空気の授業

2019年4月刊行 
柳沢幸雄 著

シックハウス症候群は、建材に含まれるホルムアルデヒドに原因のひとつがあった。1万物質のうち13物質にのみ規制がかかる現状に、筆者は警告をならす。とくに、新たな「香害」問題は、「病気の家」から逃れても乳児から病者までを巻き込むことになる。
学校、保育園、幼稚園、病院、公共交通機関など、「空気問題」の基礎基本を科学的に読みやすく編んだ一冊。研修などの教科書にも適切。

本体価格1,500円

四六判/144頁/ISBN978-4-88049-332-9

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目次
1限目 地域名のない公害
そんな病気は本当にあるの?

14 化学物質過敏症が伝わらないわけ
15 四大公害病とシックハウス症候群のちがい
16 以前は専業主婦に多かった
18 孤独感と疎外感に襲われて
21 原因はホルムアルデヒド
2限目 日常を科学的にみる
食料・水・空気と化学物質

26 1日の摂取量:食料2キロ、水2リットル、空気15キロ
28 水を飲まないで何日生きられますか?
31 昨日、どこで、どんな空気を吸っていたか?
33 空気中の含有率と微量物質
35 世界人口の1ppbの人を呼び終わるのには?
3限目 実験、調査の意味
シックハウス症候群と指針値と規制

42 化学物質過敏症をめぐるある調査
45 衣類とホルムアルデヒド
47 バブル景気と室内汚染
50 規制は13物質、実際は1万物質
51 国土交通省が規制したこと
52 ミシュランガイドとフォースター
4限目 暮らしに活かす
1万種類の化学物質とどう折り合うか

58 室内の換気と量
59 高気密の家は24時間換気が必要
61 まずは、違和感で感じる室内空気環境
63 行政と建築業界の努力
65 しかし、被害は変わらなかった
5限目 ゆえに、深く知ること
特定測定物質のトータルVOCと被害

70 化学構造がわかっている物質はおおよそ1億種類
73 原子構造を変えるだけで法律の目を逃れる
74 ネイルと建材と揮発性の有機化合物
76 参議院議員会館とシックオフィス症候群
78 13物質では基準に引っかからなかったのはなぜか
79 「Fのフォースター」に丸めこまれて……
81 保育園とシックハウス対策
6限目 暮らしを問う
身近で微量で危うい物質

①検出しにくいイソシアネート類
90 トータルVOCで規制されない毒物
92 典型的な症状は喘息
94 産業衛生基準から環境基準を類推する
95 基準値のキーワード、「健康」
96 トルエンの1万倍毒性が強いイソシアネート
98 イソシアネートはどんな物質か?
100 建材、家具、衣類など、さまざまな製品に
102 塗装現場での曝露が問題に
104 イソシアネートの健康影響
108 この10年間すごい数の特許が申請
②効果の持続が問題な殺虫剤
109 塩素を含み神経に作用する
110 リスクを比較する
112 謳い文句は「恒温生物には影響がない」
114 電子蚊取り線香とこども
116 使用料が増え続けるネオニコチノイド系農薬
118 ミツバチがいなくなってきている
119 もう一つの、こどもへの影響と懸念
③洗剤、柔軟剤の香料物質
121 自臭症は嗅覚異常
122 ニオイは原始的な感覚
124 「父親臭い」というのは正常
126 なぜ、技術でニオイを感じなくなるのか
127 なぜ、香りが長持ち?
128 マイクロカプセルの大きさは、PM2.5と同じくらい
130 「PM2.5」は肺胞にまで直接到達
質問の時間
134 Q1 どうしたら、室内の空気を守ることができますか?
136 Q2 自宅の空気を集めてどこかに計ってもらうことは実際に可能ですか?
138 Q3 こどもの健康を考えて、床はコルク、壁もできるだけ杉材を使って施工をしました。なにか問題が出る可能性はありますか?
141 Q4 イソシアネートを原料とするウレタン塗装の食器や箸で食事をして大丈夫でしょうか? 空気は鼻から入りますが、口から入るものと、鼻から入るものの影響はちがいがあるのでしょうか?
アレルギー・病気 園・学校生活 子育て人 家族 暮らしと医療 法・社会 環境

マイクロカプセル香害
──柔軟剤・消臭剤による痛みと哀しみ

2019年3月18日
マイクロカプセル香害

2019年4月刊行 
古庄弘枝
+被害者・発症者の声 著

30年前、花粉症がまだ一部の人の症状だったころ。
布マスクの人は不思議な存在だった。
いま、空中にあるのは花粉だけか!?
「香り長持ち」「消臭」は、小さな徐放剤(マイクロカプセル)を利用した技術開発によって製品可された。
目、鼻、咽頭粘膜の症状。曝露のたびの頭痛、大腸炎など。
シックハウスから香害へ。
河川の汚泥からも香料が大量に検出されている……。
化学物質過敏症の被害の声に、対応と対策のヒントがある。

本体価格1,400円

新書/192頁/ISBN978-4-88049-334-3

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目次
7 編集部のまえがき 思いもよらぬ加害者を生む「香害」
10 筆者はじめに 「香害」は虐待ではないでしょうか
Ⅰ章 ある日突然、自分の不調の原因に気がつく
──被害者・発症者の声
14 「声」を読む前に
26 「香害アンケート」より
2019年1月29日〜2月15日 掲載総数31通(投稿総数74通)
+柔軟剤・消臭剤の歴史(日本編)
兵庫県 専業主婦 53歳/岡山県 無職 男性29歳/神奈川県 女性38歳/鹿児島県 非常勤職員 48歳(子10歳)/千葉県 主婦 50代/神奈川県川崎市 専業主婦 40代前半/長野県松本市 無職 女性68歳/東京都八王子市 会社員 男性30代/福島県会津若松市 はり師きゅう師あん摩マッサージ指圧師 男性43歳/栃木県那須郡 自営業 女性20代/東京都町田市 会社員 女性50代/埼玉県新座市 元学校講師 女性40代/地域不明 女性/東京都練馬区 主婦 41歳/地域不明 女性/茨城県 教員 女性30代/兵庫県神戸市 主婦 40代/東京都渋谷区 会社経営 50代/秋田県秋田市 ビル清掃員 女性56歳/奈良県奈良市 無職 女性41歳/京都府京都市 食堂経営 男性42歳/新潟県新潟市 給食調理員 女性50代/兵庫県 主婦 40代/北海道 パート主婦 44歳/埼玉県入間郡 無職 女性50代/東京都文京区 自営業 女性30代/埼玉県川口市 派遣社員 女性50代/京都府 臨床心理士 男性30代/福井県越前市 カフェ経営 女性46歳/地域不明 女性/兵庫県 女性50代
 
Ⅱ章 香害は公害か? マイクロカプセルへの疑問
──なぜ、私たちは、柔軟剤、消臭剤に反応するのですか?
10年前にはなかった香料空間
──なぜ、いたずらに嗅覚を刺激してはいけないのか?
90 香りのボリュームがこんなにも上がっている
96 危険を察知する嗅覚
103 なぜ化学物質過敏症になるのか?
107 ストレスと炎症
徐放剤・マイクロカプセルとイソシアネートへの疑念
──「合成香料」だけが悪者か?
115 なぜ、長期間「よい香り」がするのか?
128 「ニオイ」は消えるのか?
137 香害被害者たちの疑念と活動
146 イソシアネート? それはありえないと思った
156 マイクロカプセル問題は「イソシアネート」と「ナノサイズ」
163 無法地帯の香料問題
 
Ⅲ章 まず、「予防原則」で
──国内の動きと欧州の疫学調査からみえること
168 混乱し、動き出した発症者たち
180 環境問題として懸念する研究者たち
187 おわりに
すでに発症している人たちへ
0歳ー6歳 11歳ー18歳 7歳ー10歳 こどもの気持ち ちいさい・おおきい 家族 暮らしと医療 環境 親のあり方

ちいさい・おおきい・よわい・つよい No.122

2018年12月26日
ちいさい・おおきい・よわい・つよい NO.122

2019年1月25日刊行
青野典子 石川憲彦 内田良子 大谷尚子
岡崎勝 国崎信江 熊谷晋一郎
桜井智恵子 富山洋子 浜田寿美男
満田夏花 山田真 著

特集
災害大国 子連れの心がまえ

地震、台風、水害、原発事故……。災害時、パニックにならずにこどものいのちを守るために、ほんとうに必要なことはなんだろう?

本体価格1,600円

四六判/192頁/ISBN978-4-88049-922-2

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目次
02 「ちいさい・おおきい・よわい・つよい」(ち・お)ってなんだ?
小児科医/「ち・お」編集協力人 山田 真
災害大国 子連れの心がまえ
12 わたしの家は、いちばん近い原発から何km!? 「ち・お」編集部
18 今号の執筆者を紹介します
── 数週間は、電気・水道・ガスなしを覚悟……。
24 ライフラインがとまっても
親がパニックにならないためにできること 危機管理アドバイザー 国崎信江
34 コラム 読者の声①
── 編集協力人のみなさん、災害時への備え・心がまえを教えてください。
36 備えるとき、被災したときの心のもちかた
最悪でも守りたいものはなにか、それを守るためにどうするか 児童精神神経科医 石川憲彥
48 被災したこどもたちを見つめて
登校拒否のこどもの多くは、意外にも冷静でした 心理カウンセラー 内田良子
60 3.11、東京の保育園での経験から
街をよく知り、安心できる場所を増やすこと 保育士 青野典子
69 コラム 読者の声②
70 避難生活でこどもはなにを見ているか
いつだって、人間らしく生きること 養護実践研究センター代表 大谷尚子
82 小学生とどう備える?
はっきりした指示には応えてくれるはず 小学校教員 岡崎 勝
92 なぜ災害は増えているのか?
社会でなにが起こり、どうつながっているのか 教育社会学者 桜井智恵子
103 ここでちょっと一息 「Chio通信」プレゼントしまーす!
105 こどもとつくってあそぼう! オニのふくわらい
107 こどもに語るちいさな昔話 ねずみの相撲
111 こどもへの救急処置 養護実践研究センター代表 大谷尚子
117 コラム 読者の声③
118 障害をもっているから考えること
不便なもの、めんどうくさい関係を見直して 小児科医 熊谷晋一郎
130 いのちと環境の大切さを訴えつづけてきた目で
いざとなったときの行動を折に触れて 日本消費者連盟顧問 富山洋子
140 「万全な備え」などないから
世界のありようをじかに見つめるとき 発達心理学・法心理学者 浜田寿美男
148 最小限の被害にするために
考えていたことがまったくできないかもしれない 小児科医 山田 真
160 安定ヨウ素剤・ミニQ&A 小児科医・山田真さんに聞きました
── 原発事故? こわいけど、考えたらキリがないし……。
162 もう一度、原発事故が起こったら……
自分の身に起こりうることとして想像するために 国際環境NGO FoE Japan理事・事務局長 満田夏花
176 「ち・お」117号『予防接種は迷って、悩んでもいいんだよ。』補足資料URLの訂正
178 募集します!
180 創刊のことば
182 [アピール]原発のない日本を
184 「ち・お」&「お・は」を読む会リスト
186 「ち・お」バックナンバー常備店
188 近刊予告
189 編集後記/お詫びと訂正
190 「こんにちは、「ち・お」編集協力人です
192 インフォメーション ジャパンマシニスト各種お問いあわせ先

Chio通信 08
Chio通信08
こども・からだ・こころ・くらしの本ちいさい・おおきい・よわい・つよいNo.122定期購読付録

02 小澤俊夫
子育てに、昔話があったなら①変化しながら子は育つ
04 宮地尚子
リレーエッセイ 家族のかたち⑦ こわかった記憶(2)母が人質になったこと
06 青野典子
リレーエッセイ 小児科医・毛利子来がのこしたもの③ 免疫はバイ菌とのつきあい道具
07 浜田寿美男
リレーエッセイ 小児科医・毛利子来がのこしたもの③ 「あたりまえ」を疑って「あたりまえ」を素直に語る
08 永野三智
おかあさんは行く 逃れて、ひらいて、助けられて⑦ だけどこどもは、生き生きとしていた
10 内田良子
新・幼い子のこころとくらし⑦ 外遊びがきらい
12 立岩真也
何がおもしろうて読むか書くか⑦ 売れなさそうな本を、それでも、なんで書いているか
14 山田真
フクシマからぼくが学んだこと(29) チェルノブイリ事故(その4)
16 富山洋子
85歳、洋子さんの「いただきます」⑦ しょっぱい味噌がおイモの甘さをひきたてる 「サツマイモ・コンニャク・豚コマ肉の味噌炒め」
17 石川憲彦
リレーエッセイこどもと暮らすあなたへの一冊⑦ マイペースでKYな息子は
18 やまだまこと
けんさくするまえに やまださんに きいてみよう⑦ Qおかあさんのおっぱいはおおきいのに、なんで、おとうさんとわたしのはちいさいの?

0歳ー6歳 7歳ー10歳 アレルギー・病気 ちいさい・おおきい 暮らしと医療 育て方

ちいさい・おおきい・よわい・つよい No.121

2018年10月1日
ちいさい・おおきい・よわい・つよい NO.121

2018年10月25日刊行
山田真 著
石川憲彦 対談

特集
清潔育児をやめないか?

何はなくとも病院へ・お薬を……そんな医学の過信から抜け出せば、からだの底力が見えてくる。大切なのは、自然治癒力を邪魔しないこと。

本体価格1,600円

四六判/192頁/ISBN978-4-88049-921-5

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目次

02「ちいさい・おおきい・よわい・つよい」(ち・お)ってなんだ?
山田真(小児科医/「ち・お」編集協力人)

『清潔育児をやめないか?』
山田真(小児科医/「ち・お」編集協力)著石川憲彦(児童精神神経科医/「ち・お」編集協力人)対談

1 病気に楽天的になる 克服するより、うまくつきあう
16 進化医学 いま、からだの力を見直すとき
24 感染症のとらえ方 世の中、病気のうつしあい
28 感染症にかかるメリット 保育園へ通った人はアレルギー病になりにくい?
34 かぜ予防 「マスク・うがい・手洗い・人ごみを避ける」は有効か?
40 発熱・嘔吐 待つことは最良の治療法
44 アトビー 漢方や食事療法は○、ステロイド軟膏はxc
50 ぜんそく 大切なのは、ゆったり過ごすこと
56 からだの痛み もし痛みがなかったら生きていくのもたいへん
64 親の不安 こんなにも不安感がただようのはなぜ?

2 薬は万能じゃない 「早く、ちゃんと治したい」の落とし穴
72 薬の使い方 メリットとデメリットを天秤に
78 抗生物質 あいもかわらず乱用状態です
84 漢方薬 それでも、こどもに使うとき

ここでちょっと一息
97 「Chio通信」プレゼントしまーす!
99 こどもとつくってあそぼう!

106 対談 「こどもと薬」をめぐる、いま
医療現場から見えてくること 石川憲彦(児童精神神経科医/「ち・お」編集協力人)山田真(小児科医/「ち・お」編集協力人)

3 医学の上手な利用法 「なんにもわかっていない」ことを知る
124 健康診断 目くらましにだまされない
132 感染症の迅速診断 医者が好き勝手におこなわないように
138 遺伝子問題 イヤな感じを大事にしたい
146 代替医療 科学的根拠もない、でもあなどれない
152 予防接種 医者の意見が分かれるのは、なぜ?
158 医者へのかかり方 納得のいく医療を受けたいなら

168 おわりに医者の仕事はなにかといわれたら

174 「ち・お」3周年、「お・は」四周年創刊記念イベントのおさそい
176 「ち・お」117号『予防接種は迷って、悩んでもいいんだよ。』補足資料URLの訂正
178 募集します!
180 創刊のことば
182 [アピール]原発のない日本を
184 「ち・お」&「お・は」を読む会リスト
186 「ち・お」バックナンバー常備店
188 近刊予告
189 編集後記
190 こんにちは、「ち・お」編集協カ人です
192 インフォメーションジャパンマシニスト各種お問いあわせ先

Chio通信 07

Chio通信07
こども・からだ・こころ・くらしの本ちいさい・おおきい・よわい・つよいNo.121定期購読付録

02 宮地尚子
リレーエッセイ 家族のかたち⑥ こわかった記憶(1)父と蛇
04 石川憲彦
リレーエッセイ 小児科医・毛利子来がのこしたもの② 荒野で呼ばわる声(2)
06 永野三智
おかあさんは行く 逃れて、ひらいて、助けられて⑥ 私、まだまだやれる!
08 内田良子
新・幼い子のこころとくらし⑥ 口まわりをさわるクセ
10 立岩真也
何がおもしろうて読むか書くか⑥ 毛利子来さんのこと
12 山田真
フクシマからぼくが学んだこと(28) チェルノブイリ事故(その3)
14 青野典子
予防接種、基本から⑥ 生ワクチン、二回接種は必要か?
15 上田昌文
ちょっと気になる香りのはなし② 柔軟剤や抗菌剤を使うリスク
16 富山洋子
85歳、洋子さんの「いただきます」⑥ 熱々でよし冷めてもよし「豚肉とキャベツ・ネギ・ピーマンのみそいため」
17 青野典子
リレーエッセイこどもと暮らすあなたへの一冊⑥ 『赤ちゃんにきびしい国で、赤ちゃんが増えるはずがない。』
18 いしかわのりひこ
けんさくするまえにいしかわさんにきいてみよう⑥ Qちきゅうにはめがあるの? はな、くち、ほっぺた、おててがあるの?

家族 暮らしと医療 法・社会 環境

DVはなおる 続
被害・加害当事者が語る「傷つけない支援」

2018年9月28日
DVはなおる

DVはなおる 続
被害・加害当事者が語る「傷つけない支援」

2018年9月18日刊行 
日本家族再生センター 編
味沢道明・中村カズノリ、他 著

本体価格2,000円

四六判/256ページ/ISBN978-4-88049-331-2

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DVはなおる 続
被害・加害当事者が語る「傷つけない」支援

目次

007 はじめに 日本家族再生センター 15周年の節目に 日本家族再生センター所長 味沢道明

I章 DV・家族問題 日本家族再生センターの支援とは 味沢道明
012 DVとは何か? ーその背景にあること
DVは、本当に増えている?/法律の欠陥が問題をより深刻に/「加害者」の心理にあるもの/家族の役割から生まれる葛藤/話すほど、こじれる原因は?
020 DVは「なおる」!? ー適切な援助による「回復」のステップアップ
社会で低くなった自己肯定感を育てる/パワーコントロールをやめるために/関係の改善に必要なコミュニケーション/家族とは何か? 親子とは何か?
026 日本家族再生センターの複合的支援
メンズカウンセリング/グループワーク/男女、加害・被害問わないシェルター/グルメナイト/メンズクッキング/ペアレンティングサポート(面会交流支援)/キャンプセラピー
041 「回復」の要、カウンセリング数が物語るもの 家族の変化に応じて悩みや困難の質も内容も変わる

Ⅱ章 「回復」と「再生」の物語 ー被害・加害当事者より
048 体験漫画 本当の「幸せ」を見つけるために 作・画 もりこ
050 体験談1 「わかり合えないパートナーとの暮らし」から学んだこと 19 男性
061 体験談2 夫が逮捕されたあの日から S子 女性
074 体験談3 妻の失踪から、少し先の将来を楽しみにできるまで ヤマグチ 男性
081 体験談4 私が取り戻した「自分らしい生活」 すみれ 女性
087 体験談5 最後に笑っていられるように TM 男性
097 体験談6 「キレる」彼との関係から、私のこれからが始まる時 ペンギン 女性
110 体験談7 人生観が180度ひっくり返る体験から K 男性
120 体験談8 家を出て 年目、夫婦の再構築の中で 静野 舞 女性
129 体験談9 シェルターで思い出した「自由」という感覚 新田雄介 男性
138 体験談10 結婚という名の「パンスト」を脱ぎ捨てて みやこ 女性
146 体験談11 DV問題は一生つき合って行くライフワーク 小西武史 男性
151 体験談12 自分の傷を癒す「安心できる場所」 猫田弥生 女性
161 体験談13 別居、離婚……から歩む「解決の道」 SY 男性
170 体験談14 私たちが選んだ共同養育物語 いろは 女性
177 体験談15 保護命令から調停、裁判を経て 海野 青 男性
183 体験談16 私を救った「ワガママに生きていい」の言葉 ポポ 女性
186 体験談17 父親、出世、男らしさを手放して kiyoちゃん 男性
196 体験談18 元モラハラ夫の私が、支援者になるまで メンズカウンセラー 中村カズノリ 男性

Ⅲ章 当事者にやさしくない女性支援 ーメンズカウンセリング講座の語りから
218 「傷つけない支援」を学ぶ

253 おわりに 味沢道明

子育て人 暮らしと医療 育て方

養護覚え書 「養護教諭」の基礎基本

2018年8月27日
養護覚え書

2018年7月10日刊行 
大谷尚子 著
 
教育基本法で定められた教育の目的は、
「平和な社会の形成者」を育てること。
養護教諭に求められる本来の職務も、そこから始まる……
養護教諭養成にかけた先人達からのメッセージ。

 
 
 

本体価格1,500円

四六判/192ページ/ISBN978-4-88049-330-5

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目次

養護覚え書 「養護教諭」の基礎基本
はじめに …08

Ⅰ章 小倉学に学ぶ
養護教諭の存在理由
1 憲法・教育基本法にその根拠をあたる …16
コラム1 『養護教諭 ― その専門性と機能』(東山書房) …21
2 他の免許に依存しないことこそ理想的 …23
3 学生への向き合い方 …27
4 望ましい養護教諭養成制度とは …30
コラム2 国立養護教諭養成所協会 …34
5 研究者、教育者、現場の養護教諭が協議をする …36
コラム3 『これからの養護教諭の教育』(東山書房) … 39

Ⅱ章 いのちを守る 養護教諭本来の仕事とは
1 なぜ、養護教諭の歴史を学ぶのか? …42
コラム4 国民学校 …53
2 養護をつかさどる、の土台はなにか? …56
コラム5 憲法と教育基本法 …62
3 養護とはなんだろう? …64
コラム6 『看護覚え書(き)』(現代社 / 日本看護協会出版会) …71
4 教育学の中の「養護」 …73
5 「生理的早産」である子どもへの「養護」 …77
6 「無関心・無感動」を解く …81
コラム7 『夜と霧』(みすず書房) …86
7 人間の尊厳という視点 …88
コラム8 『介護覚え書― 老人の食事・排泄・入浴ケア』(医学書院) …91
コラム9 「光の子どもの家」 …98
コラム10 災害救援 …99
コラム11 路上生活者支援 …100
8 「かけがえのない存在」と実感してもらうかかわり …102
コラム12 当事者主権 …106
9 「養護」のための方法 …107
コラム13 ユマニチュード …109
コラム14 『養護学概論』(東山書房) …113
10「養護」と憲法 …115
コラム15 長い血と涙の歴史 …119
コラム16 憲法を伝える絵本や本 …127

Ⅲ章 「養護教諭」になるまで 大学で学べること、現場で学ぶこと
1 土台を培う …130
2 個性を実感する …136
3 理論を確立する …144
4 協議の体験を積み重ねる …150
5 これからの養成カリキュラムを展望する …155
コラム17 養護教諭の相談を学ぶ会 …165
補足:教員養成の制度─「開放制」の意味 …169
コラム18 日本養護教諭養成大学協議会の設立 …175

おわりに …177
参考文献 …188

暮らしと医療 法・社会 環境 障害・発達

こころ学シリーズⅠ「精神障害」とはなんだろう?

2018年6月12日

2018年6月5日刊行 
石川憲彦 著

「てんかん」からそのルーツをたずねて

ひとは、いつ「意識」を「こころ」を「ことば」をもったのか?
古代文明の医術文書に残る「てんかん」の歴史を辿りながら、「精神障害」のルーツをたずねる全8巻シリーズのⅠ巻。

まず、基礎編

うつ、発達障害、コミュ障‥‥‥、言葉だけが一人歩きする現代社会。診断・治療が「困難さ」の解決に結びついていかない。
当事者と家族、医療関係者や教職員そしてカウンセラーといった方たちに向けた入門編。

本体価格3,000円

四六判/280ページ/ISBN978-4-88049-491-3

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「こころ学」シリーズⅠ
「精神障害」とはなんだろう?
──「てんかん」からそのルーツをたずねて
「こころ学」シリーズによせて
もくじ
contents
プロローグ(試し読み)
●本当に私は病気ですか?
なおるんですか?…19
精神医学の教科書で…22
「障害」の意味…24
なにが「病気」ですか?…27
日本での「ディスオーダー」… 32
精神世界へのある独特の「畏おそれ」…34
児童精神科バブルへ…36
本書の読み方…40
I 「てんかん」はどこからきて・どうして病気になったのか?
●人は「てんかん」をどうみてきたのか?
精神障害だと信じられていた「てんかん」…47
内科の病気となって…50
現代のてんかんの定義…52
●こころは身体の一部か?
「脳=こころ」への抵抗感…58
恐れと畏れ…60
「てんかん」という名の由来…62
古代中国での癲の病理…64
古代ギリシャ医学では「神聖病」と呼ばれ…66
てんかんを肯定的にみる伝統…68
謎を解くヒントは「気」…70
「気」とはなにか?…72
てんかんが精神医学で扱われた理由…74
「気」と「意識」のちがい…76
寄り道──右脳はなにをしているのか?…79
「精神病」が誕生するまで…81
統合失調症の幻聴とは…84
神々の声から自分の声へ…85
てんかんと同じ道を歩む精神障害… 87
II 医学は呪術を超えたか?
●迷信から科学へ
「病気」という概念がなかった時代…93
神と呪術から医学へ…94
紀元前からあった「ハンセン病」…100
ハンセン病と診断された背景…103
ハンセン病と結核の歴史から…105
テムキンの記した「迷信と医学との戦い」…106
●科学が敵を変えていった
「風邪」は病気なのか?…110
自意識と抗生物質…112
CMはあらたな「神の声」…114
細菌・ウイルス・バイ菌…116
馴れ合いの病気観を覆したペスト・コレラ…118
強毒菌と弱毒菌…121
抗生物質と腸内フローラ…123
神罰と大量虐殺…126
さらに怖い抗ウイルス剤…129
「バイ菌は敵」という自然観…131
仮想の敵を作りつづける人間…133
III 治療──なおる、治す、直りたい
●身体の病気としての「てんかん」
「てんかんの定義」再び…139
意識消失は多くの症状の中の一つ…142
子どもに「てんかん」を伝えるとき…144
外科的治療から遺伝子操作へ…146
●テクノロジーがもたらしたもの
病気観の変化…149
脳波の発見…152
神経学の視点…154
脳や神経の基本的なこと…157
情報のコントロール…162
脳の場所ごとの機能…165
脳の中の電波妨害…168
神経医学からみた脳…170
電気的興奮とてんかん…172
●「てんかん」の内科的治療と無意識の抵抗
誰もが「治療が必要だ」と感じる状態…174
てんかんの薬…176
新薬の効果と薬の変化…178
薬の評価と副作用…180
薬の使い方…182
発作の考え方…184
私が投薬するのは、三つの場合…187
客観的判断は難しい薬の必要性…188
てんかんが生命を左右するとき…190
特殊な状況の場合の投薬…192
「なぜ薬を飲まなければならないのか」という疑問…194
てんかん者は自由になったか…197
●「意識」とてんかん治療
私の内と外はどう区別する?…200
意識水準と意識内容…202
「情報を選択する」ということ…205
レム睡眠の発見…207
神経伝達物質の出現…209
「無意識」に残された課題…212
●それでも抵抗が生まれる理由
感覚的抵抗…216
病識の不確実性…218
治療の不透明性…219
治療の有害性…220
偏見や差別の問題…221
楽観的に医学を賛美できない理由…222
エピローグ
●言葉の変化と精神世界
二〇歳の旅の経験から…228
「病気」と診断するとき…230
一人一人のおかれた状況…233
前医と当院の診断の差…235
治療仮説の重要性…239
数値化できること・できないこと…242
仮説が成立するとすれば…246
日本語を手放してしまったとき…249
本書の復習1 武器となる言葉…252
本書の復習2 家族と群れ…255
本書の復習3 人間の敵は人間…258
本書の復習4 言語の転換期…260
本書の復習5 私の治療の基礎…263
本書の復習6 AIと私たちの生きていく「場」…268
謝辞…272
参考文献…274