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こころ学シリーズⅠ「精神障害」とはなんだろう?

2018年6月12日

2018年6月5日刊行 
石川憲彦 著

「てんかん」からそのルーツをたずねて

ひとは、いつ「意識」を「こころ」を「ことば」をもったのか?
古代文明の医術文書に残る「てんかん」の歴史を辿りながら、「精神障害」のルーツをたずねる全8巻シリーズのⅠ巻。

まず、基礎編

うつ、発達障害、コミュ障‥‥‥、言葉だけが一人歩きする現代社会。診断・治療が「困難さ」の解決に結びついていかない。
当事者と家族、医療関係者や教職員そしてカウンセラーといった方たちに向けた入門編。

本体価格3,000円

四六判/280ページ/ISBN978-4-88049-491-3

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「こころ学」シリーズⅠ
「精神障害」とはなんだろう?
──「てんかん」からそのルーツをたずねて
「こころ学」シリーズによせて
もくじ
contents

プロローグ
●本当に私は病気ですか?
なおるんですか?…19
精神医学の教科書で…22
「障害」の意味…24
なにが「病気」ですか?…27
日本での「ディスオーダー」… 32
精神世界へのある独特の「畏おそれ」…34
児童精神科バブルへ…36
本書の読み方…40

I 「てんかん」はどこからきて・どうして病気になったのか?
●人は「てんかん」をどうみてきたのか?
精神障害だと信じられていた「てんかん」…47
内科の病気となって…50
現代のてんかんの定義…52
●こころは身体の一部か?
「脳=こころ」への抵抗感…58
恐れと畏れ…60
「てんかん」という名の由来…62
古代中国での癲の病理…64
古代ギリシャ医学では「神聖病」と呼ばれ…66
てんかんを肯定的にみる伝統…68
謎を解くヒントは「気」…70
「気」とはなにか?…72
てんかんが精神医学で扱われた理由…74
「気」と「意識」のちがい…76
寄り道──右脳はなにをしているのか?…79
「精神病」が誕生するまで…81
統合失調症の幻聴とは…84
神々の声から自分の声へ…85
てんかんと同じ道を歩む精神障害… 87

II 医学は呪術を超えたか?
●迷信から科学へ
「病気」という概念がなかった時代…93
神と呪術から医学へ…94
紀元前からあった「ハンセン病」…100
ハンセン病と診断された背景…103
ハンセン病と結核の歴史から…105
テムキンの記した「迷信と医学との戦い」…106
●科学が敵を変えていった
「風邪」は病気なのか?…110
自意識と抗生物質…112
CMはあらたな「神の声」…114
細菌・ウイルス・バイ菌…116
馴れ合いの病気観を覆したペスト・コレラ…118
強毒菌と弱毒菌…121
抗生物質と腸内フローラ…123
神罰と大量虐殺…126
さらに怖い抗ウイルス剤…129
「バイ菌は敵」という自然観…131
仮想の敵を作りつづける人間…133

III 治療──なおる、治す、直りたい
●身体の病気としての「てんかん」
「てんかんの定義」再び…139
意識消失は多くの症状の中の一つ…142
子どもに「てんかん」を伝えるとき…144
外科的治療から遺伝子操作へ…146
●テクノロジーがもたらしたもの
病気観の変化…149
脳波の発見…152
神経学の視点…154
脳や神経の基本的なこと…157
情報のコントロール…162
脳の場所ごとの機能…165
脳の中の電波妨害…168
神経医学からみた脳…170
電気的興奮とてんかん…172
●「てんかん」の内科的治療と無意識の抵抗
誰もが「治療が必要だ」と感じる状態…174
てんかんの薬…176
新薬の効果と薬の変化…178
薬の評価と副作用…180
薬の使い方…182
発作の考え方…184
私が投薬するのは、三つの場合…187
客観的判断は難しい薬の必要性…188
てんかんが生命を左右するとき…190
特殊な状況の場合の投薬…192
「なぜ薬を飲まなければならないのか」という疑問…194
てんかん者は自由になったか…197
●「意識」とてんかん治療
私の内と外はどう区別する?…200
意識水準と意識内容…202
「情報を選択する」ということ…205
レム睡眠の発見…207
神経伝達物質の出現…209
「無意識」に残された課題…212
●それでも抵抗が生まれる理由
感覚的抵抗…216
病識の不確実性…218
治療の不透明性…219
治療の有害性…220
偏見や差別の問題…221
楽観的に医学を賛美できない理由…222

エピローグ
●言葉の変化と精神世界
二〇歳の旅の経験から…228
「病気」と診断するとき…230
一人一人のおかれた状況…233
前医と当院の診断の差…235
治療仮説の重要性…239
数値化できること・できないこと…242
仮説が成立するとすれば…246
日本語を手放してしまったとき…249
本書の復習1 武器となる言葉…252
本書の復習2 家族と群れ…255
本書の復習3 人間の敵は人間…258
本書の復習4 言語の転換期…260
本書の復習5 私の治療の基礎…263
本書の復習6 AIと私たちの生きていく「場」…268

謝辞…272
参考文献…274

暮らしと医療

この薬、こどもに使ってはいけません!

2018年2月28日
この薬子どもに使ってはいけません

2013年2月15日刊行 
浜 六郎 著

症状から知る、薬名から引く

効果、副作用、必要性を秤にかけて、「こどもへの投薬は最小限」が鉄則!長年、薬剤を監視してきた医師が特に注意をしたい薬をていねいに検証。

本体価格1,800円

A5判/224ページ/ISBN978-4-88049-196-7

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まえがき 2
第1章
かぜとインフルエンザに使われる薬剤 9
熱 10
(1)解熱剤で脳症に
(2)タミフルやイナビルは効果がなく危険なだけ
けいれん 30
熱性けいれん予防のジアゼパムで発熱、ふらつき、脱力感
せき・鼻水・痰 37
(1)せき止め、鼻水止めは6歳未満には危険
(2)抗ヒスタミン剤、痰切り剤で脳症が起きている
吐き気 46
吐き気止めのプリンペランで神経に異常が
薬剤リスト かぜ・インフルエンザ 52
Column
副作用から命を守る8ヶ条 54

第2章
こどもの病気と抗生物質 59
こどもの抗生物質治療で大切な考え方 60
命にかかわる重大な害作用 66
比較的よくみられる害作用 71
薬剤リスト 抗生物質 78

第3章
その他の病気・症状に使われる薬剤 81
頭痛 82
頭痛に薬剤はいらない!
薬剤リスト 頭痛 90
下痢・便秘 91
(1)下痢止めロペミンで腸閉塞?
(2)発がん性あり! 正露丸は消毒剤
(3)便秘に浣腸の常用はご注意
薬剤リスト 下痢・便秘 105
ぜんそく 109
(1)ぜんそく治療薬剤の基本
(2)危ないベロテック、セレベント、フルタイド、アドエア
(3)ステロイド剤のパルス療法でかえって悪化
(4)頻繁にアナフィラキシーが起きるゾレア
(5)無用・有害な抗アレルギー剤
薬剤リスト ぜんそく 128
花粉症・アレルギー性鼻炎 131
薬剤よりも防護が大切
薬剤リスト 花粉症・アレルギー性鼻炎 140
アトピー皮膚炎 142
(1)アトピー皮膚炎はステロイドで悪化!
(2)プロトピック軟膏はステロイドより危険
薬剤リスト アトピー皮膚炎 160
糖尿病 165
(1)インスリンの重要性と糖尿病
(2)SU剤は糖尿病を悪化させる
(3)アクトスでは心不全、貧血、骨粗しょう症、膀胱がん
薬剤リスト 糖尿病 181
うつ病 183
うつ病用薬剤パキシルで攻撃的、暴力的に
薬剤リスト うつ病 190
ADHD 191
コンサータはADHDのこどもに福音か?

第4章
こどものお薬Q&A 199
バファリンにはなぜ「アスピリン」と書いていないのですか?
漢方薬には副作用がないと聞きますが、ほんとうでしょうか
かぜ薬を飲んでガタガタふるえだしました
薬剤の添加物でアレルギー?
インドメタシン湿布の効果は?
こどもの学校でフッ素洗口をやるのですが

索 引 222