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暮らしと医療

コミュニティライフ ライフスタイル 暮らしと医療

Oil(老いる)
OVER50 人生完成期の自由な暮らしシリーズ vol.2

2022年3月6日

2022年3月25日刊行 
まちづくり広場【Oil】編集委員会 編著

vol.2「老後のお金」は足りますか?
──いくつになっても、気づいたら未来は描ける


vol.1『あとまわしにしない「生活設計」』
「妻・親・子」の役割を降りて、リアルに将来をみる
に続く、「お金」問題。


団塊の世代以後、バブルで住宅費と人類史最悪最高の教育資金を捻出した人たちにとって、切実且つ現実的な問題が「老後の資金」。「夫婦で4000万の資金が必要」と言われ、「もう見たくない、知りたくない」と現実から目を背けている人はいませんか?
「いやいや、老後資金はちゃんと準備万端!」という人にも本号は必読です。老いは「お金」だけでは思うままになりません。むろし、お金貧乏でも、楽しく豊かな老後はあります。「お金」はなさすぎても、ありすぎてもダメなんですね。少しさきゆく先輩達の老後の「お金」の話、リアルにすべて公開いただきました。

定価(本体価格1,300円+消費税)

A5判/128頁/ISBN978-4-88049-358-9
 
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【Oil(老いる)】創刊のことば 4
まちづくり広場【Oil】編集代表 近山恵子
【Oil(老いる)】をつくる、まちづくり広場【Oil】編集委員会とは? 8
「老後のお金」は足りますか?
いくつになっても、気づいたら未来は描ける
Ⅰ 高齢期にどんな「資金」が必要ですか?
年金で暮らすサービス付き高齢者住宅(サ高住)――月額12 万円+αの満足できる暮らし 18
まちづくり広場【Oil】編集委員 櫛引順子
バブル体質と定年後の生活費――やりくりを楽しむ秘訣 26
まちづくり広場【Oil】編集委員 佐々木敏子
「老後資金」はこう貯める――先行きの見えない時代に「安心」を得るには 34
経済ジャーナリスト 荻原博子
Ⅱ 「お金」に囚われたら得られない幸せ
都市↓地方「田舎暮らし」+「働く」という選択
体験談① 自給自足生活を目指し、八ヶ岳のシェアハウスへ 47
編集者・デザイナー 渡邉聡
体験談② 障害をもつ兄と地方移住後10 年で得たもの 51
保育士 梅田勝江
生活も、労働も、「シェア」で賄うという発想 57
まちづくり広場【Oil】編集代表 近山恵子
【Oil】シリーズコラム
「お母さん」を終えたあとで――50 代からの映画・読書時間② 68
亡き人を偲ぶということ――パートナーに先立たれた男性の最期を描くふたつの物語から
映画『わたしは、ダニエル・ブレイク』/小説『ウィーン近郊』
翻訳家 斎藤真理子
シティガールが、畑ガールになるまで② 75
都会のベランダ果樹園から那須の畑へ
まちづくり広場【Oil】編集委員 佐々木敏子
わたしスタイル② 83
自分も、まわりの人も幸せになれる「料理」がつなぐもの
日本消費者連盟顧問 富山洋子
内科医がみる「老い」とからだ② 88
「老化」は、いつから始まるのか?
内科医 山田真
都市の団地でコミュニティを再生する② 97
老いも若きも生きづらさを抱えた人はたくさんいる
一般社団法人コミュニティネットワーク協会理事長/
まちづくり広場【Oil】編集委員 渥美京子
【那須まちづくり広場】物語 第2回 107
10 年前のあの日から、コミュニティ構想をふたたび進めるまで
ライター 森野くま
次刊予告 118
ご感想・ご意見、作品をお寄せください! 119
読者のページ 120
編集後記 122
インフォメーション 128

 

コミュニティライフ ライフスタイル 暮らしと医療

Oil(老いる)
OVER50 人生完成期の自由な暮らしシリーズ vol.1

2021年8月5日

2021年9月28日刊行 
まちづくり広場【Oil】編集委員会 編著

vol.1『あとまわしにしない「生活設計」』
「妻・親・子」の役割を降りて、リアルに将来をみる


『ち・お』から『お・は』へ
『お・は』から【oil(老いる)】へ!
母となり、父となり、社会の一線で就労や活動をして、子を育て、親を看取る。いくつもの経験をしたけれど、ここから先は未知の道。高齢期は人生の完成期。自分がどんな暮らしを望み、誰とどこで暮らしたいのかを選び直せるとき。体の衰えをものともしない高齢期のライフプランナーたちが送る、あなたを応援する【Oil(老いる)】

定価(本体価格1,300円+消費税)

A5判/128頁/ISBN978-4-88049-357-2
 
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【Oil(老いる)】創刊のことば 4
まちづくり広場【Oil】編集代表 近山恵子
【Oil(老いる)】をつくる、まちづくり広場【Oil】編集委員会とは? 8
あとまわしにしない「生活設計」
「妻・親・子」の役割を降りてリアルに将来をみる
「生活設計」とは、なんでしょう?──高齢期を生きるプロセス 10
まちづくり広場【Oil】編集代表 近山恵子
1 これからどう生きる?──ハードルになるのは娘・息子 16
2 親子の認識のずれ──「一家のお金」は誰のもの? 18
3 人生はひとつではない─三つの案から道が開ける 21
体験談① 私が選んだB案の暮らし 24
まちづくり広場【Oil】編集委員 佐々木敏子
4 子どもは捨ててよし──「いい母親」の我慢をやめる 27
5 脱「支配」──自分で暮らす「環境」をつくる 28
6 「家族」ってなんだろう?──血縁という呪縛 31
7 家族会議で「情報開示」を──「連帯」の始まり 34
8 「自立」をするときに──お金を得る「仕事」のつくり方 36
9 「信頼」が熟成するとき──「助けあい」のほんとうの意味 37
10 生きる基盤をどうつくる?──話しあいに必要なこと 39
11 子育てのマイナスに気づいたら──新たなステージへの第一歩 40
体験談② 「嫁」を降りた私 42
ワンランド株式会社取締役 石井悦子
「家族」を考えるおすすめ本 落合恵子 著『偶然の家族』 49
「生活設計」の進め方──晴美さんの事例から 50
経済アナリスト・森永卓郎さんに聞く! 59
これからの世の中、お金のこと、仕事のこと、どうなるの?
【Oil】シリーズコラム
「お母さん」を終えたあとで──50代からの映画・読書時間① 66
ワンシーンでも一言でも、自分のところに引っ張ってこられたら
映画「ブーメランファミリー」/小説『フィフティ・ピープル』
翻訳家 斎藤真理子
シティガールが、畑ガールになるまで① 74
「女の子」である私が抱えた違和感
まちづくり広場【Oil】編集委員 佐々木敏子
わたしスタイル① 82
「竹の繊維のショーツにハマって」 TAKEFU(竹布)
「めぐり氣まま」 中部典子
内科医がみる「老い」とからだ① 87
「老いる」とは、どういうことか?
内科医 山田 真
都市の団地でコミュニティを再生する① 96
多摩ニュータウン〈松が谷地区〉ではぐくむ希望
一般社団法人コミュニティネットワーク協会理事長/
まちづくり広場【Oil】編集委員 渥美京子
【那須まちづくり広場】物語 第1回 106
老いの住まいから新たな多世代コミュニティを
ライター 森野くま
次刊予告 118
ご感想・ご意見をお寄せください! 119
【Oil】創刊、応援メッセージ 120
編集後記 122
インフォメーション 128
0歳ー6歳 11歳ー18歳 20歳- 7歳ー10歳 アレルギー・病気 ちいさい・おおきい 暮らしと医療 法・社会 障害・発達

ちいさい・おおきい・よわい・つよい No.129

2021年4月5日
ちいさい・おおきい・よわい・つよい NO.129

2021年4月25日刊行
石川憲彦 津田篤太郎 三島亜紀子 山口和彦 和田真 著
熊谷晋一郎 編著

特集
「過敏さ・繊細さ」解体新書

みんなは平気なのに、体や心が反応してしまうのはどうして?

発達障害の診断が一人歩きし、園や学校、会社や地域にあっという間に広まり、精神科医に「発達障害ブーム」といわれるほどに。幼い子どもへの向精神薬への服用にまで行われる現状。


そんななか、細やかな気持ちゆえ、他者の重荷も背負ってしまう「HSC」や「HSP」といった次のテーマが話題です。


また、からだの「過敏さ」も問題になっています。肌に触れるもの、耳に届くもの、鼻が拾うものや、舌が感じるもの、大腸も、細やかな感受性をもつがゆえ、日常の暮らしがままならない。

どうしたらいい? という前に、私たちはどうして「感じる」のか? 「感じ方の差」はどこから? そして、「過敏、繊細」に関心が高まるその背景もフォローします。

定価1,760円(本体価格1,600円+消費税)

四六判/192頁/ISBN978-4-88049-929-1

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もくじ
〈ちいさい・おおきい・よわい・つよい〉たがいに考えあうために 03
熊谷晋一郎(小児科医/〈ち・お〉編集代表)
「過敏さ・繊細さ」 解体新書
初耳読者のためのガイダンス
「過敏さ」を示すもの
私も当てはまるかもしれない……
新たなカテゴリーが生まれるとき 18
三島亜紀子(社会福祉学者)
研究者・医者に聞く「過敏さ」の基礎知識
身体で起こっていること
だれもがもっている「困難」 36
熊谷晋一郎(小児科医/〈ち・お〉編集代表)
「過敏さ」は「五感」と「内臓」の関係から 39
熊谷晋一郎(小児科医)
なぜ、感じ方に差があるか
—「自閉スペクトラム症」と「感覚過敏」 65
和田 真(神経生理学者)
コラム
「感覚刺激」の受けとめ方を調節する 87
山口和彦(脳神経科学者)
免疫系にもある「過敏さ」
—アレルギー・花粉症が起こる理由 90
津田篤太郎(リウマチ・膠原病科医)
最後の深読み
いま、「過敏さ・繊細さ」に関心が寄せられる理由 111
石川憲彦(児童精神神経科医)
Chio通信
〈ちいさい・おおきい・よわい・つよい〉(ち・お)ってなんだ? 122
山田 真(小児科医/〈ち・お〉編集協力人)
こどもとつくってあそぼう! 125
パタパタちょうちょ
けんさくするまえに やまださんに きいてみよう 連載⑭ 127
Q (人がむかしお猿さんだったという話を聞いて)
どうすれば また おさるさんになれるの?
やまだまこと(小児科医/〈ち・お〉編集協力人)
こどもに語る ちいさな昔話 130
鳥のみじい
いつものごはんに豆料理を 連載② 135
レシピ・ホピ族のチリビーンズ
エッセイ・台所でわたしは孤独ではなかった
高島千晶(食品雑貨店経営)
恐れず、あきらめず、楽天的 これが私の暮らしかた 連載④ 140
種子の世界
天笠啓祐(ジャーナリスト)
天草みかん山入植記—子らとめざした農的生活 連載③ 145
自分の仕事の場をつくっていく
川野美和(農業)
リレーエッセイ 家族のかたち 第14回 151
重度複合障害の娘と暮らして①
「なるようになる」の日々
最首 悟(思想家)
何がおもしろうて読むか書くか 連載⑭ 156
続・介助者として働いてみようという本の話
立岩真也(社会学者)
フクシマからぼくが学んだこと 連載36 161
福島原発事故(その2)
山田 真(「子どもたちを放射能から守る全国小児科医ネットワーク」代表
/〈ち・お〉編集協力人)
笑顔で過ごす不登校—見守りと支えの心がまえ 連載③ 166
ウィズコロナの日常で気をつけたいこと
内田良子(心理カウンセラー/〈ち・お〉編集協力人)
予防接種、基本から 連載⑭ 172
新型コロナワクチン、接種を検討するまえに
青野典子(「ワクチントーク全国」事務局長/〈ち・お〉編集協力人)
近刊予告 177
募集します! 178
創刊のことば 180
〔アピール〕原発のない日本を 182
〈ち・お〉&〈お・は〉を読む会リスト 184
〈ち・お〉バックナンバー常備店 186
編集後記 188
ジャパンマシニスト社の本 189
〈ちいさい・おおきい・よわい・つよい〉の編集にかかわる人たち 190
インフォメーション ジャパンマシニスト各種お問いあわせ先 192
暮らしと医療 法・社会 環境 障害・発達

心療内科・精神科の薬、やめ方・使い方

2021年2月16日

2021年3月6日刊行 
石川憲彦 著

精神科医療に衝撃! 反論か、無視か!?
長期服用、低年齢に処方の禁断に切り込む
患者待望の書!!

定価(本体価格1,200円+消費税)

B6判/116頁/ISBN978-4-88049-339-8

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目 次

はじめに 02

Ⅰ 精神科で使われる薬

薬の情報と注意事項 08
すべて対処療法のためのもの 09
「向精神薬」と五つの大分類 10
使う薬を選ぶとき 20
精神症状と四つのモデル 23

Ⅱ 薬の「副作用」とはなにか

薬の作用はすべて副作用 32
身体の防衛作用を弱める薬の効果 33
薬の影響は全身に 35
脳に働く薬―九つの特性 37
薬の「利益」と「不利益」 46

Ⅲ 子どもの成長と薬の関係

成長途中の子どもの二面性 50
臓器の成長はそれぞれ 53
変化する子どもの脳 56
目安は、8歳・12歳・15歳・18歳 58
薬の化学反応と「レベルのちがい」 60
被害が起きやすい子どもの脳 62
「レベルのちがい」によって生じること①
―大人と子どもの「うつ」 63
「レベルのちがい」によって生じること②
―安易なAD/HDの診断 64
薬が効く場所 66
例外として子どもに薬を使うとき 68

Ⅳ 薬の使い方―その原則と「治療仮説」

精神科医の「におい診断」 72
薬を使うときに守るべき11の原則 74
「治療仮説」を共有する 86
大事なのは「治療のゴール」 88

Ⅴ 薬をやめるときに

精神科の薬による「医療過誤」 92
大切になる三つのこと 94
主治医への相談に用いる「5W1H」 98
主治医に相談できない場合は 102
注意すべき薬の種類 103
一度にやめてはいけない理由 108
おわりに 111
暮らしと医療 芸術・音楽

岩崎宏美論
青春の楽曲から歌唱までの一考察(増補版)

2021年1月19日

2021年2月16日刊行 
眞峯隆義 著

不世出の歌姫・岩崎宏美
デビュー45年に贈る、30万字に及ぶ圧倒的筆量の評論集ここに完結!!


本書は2020年1月初版『岩崎宏美論』に、補足修正400カ所を加えた「増補版」です。初版をご購入いただいた方は、内容の重複があることをご承知おきください。

 
それは、ある意味で批判的、あるいは懐疑的精神の持ち主であった筆者が、岩崎宏美という歌手の声と歌唱になぜかくも魅入られるのかという自問自答を繰り返した足跡でもある。
5年の歳月をかけ、24枚のCD、「ROYAL BOX~スーパー・ライブ・コレクション」収録の全CD総ての楽曲を評論。さらに、岩崎宏美の声質と歌唱法にも40ページをさくなど、渾身のファンブックであり、評論集となっている。リリース年、全楽曲の作詞者・作曲者・編曲者も記載され、データブックとしても便利に使える。

定価(本体価格3,600円+消費税)

A5判/440ページ/ISBN978-4-88049-168-4

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目次
001 はじめに
003 増補版の刊行にあたり
PART1 「岩崎宏美・紙ジャケ復刻CDアルバム24枚」評論
018 緒言 紙ジャケット復刻CDアルバム24枚について
021 1 オリジナル・アルバム「あおぞら」について
   アルバムについて +〈CD収録曲、楽曲評〉
   (※以下総てのアルバム・楽曲について同様)
027 2 オリジナル・アルバム「ファンタジー」
032 3 オリジナル・アルバム 「飛行船」
039 4 オリジナル・アルバム 「ウイズ・ベスト・フレンズ」
049 5 オリジナル・アルバム 「思秋期から……男と女」
055 6 オリジナル・アルバム 「二十才前…」
063 7 オリジナル・アルバム 「パンドラの小箱」
070 8 企画アルバム「恋人たち」
079 9 オリジナル・アルバム「10カラット・ダイヤモンド」
088 10 オリジナル・アルバム 「WISH」
097 11 オリジナル・アルバム 「緋衣草(サルビア)」
105 12 邦楽カバー・アルバム「すみれ色の涙から…」
115 13 オリジナル・アルバム「夕暮れから…ひとり」
123 14 オリジナル・アルバム 「Love Letter」
132 15 オリジナル・アルバム 「私・的・空・間」
141 16 洋楽カバー・アルバム「ディズニー・ガール」
152 17 オリジナル・アルバム「I WON’T BREAK YOUR HEART」
161 18 オリジナル・アルバム 「戯夜曼(ぎやまん)」
167 19 オリジナル・アルバム 「cinema」
173 20 オリジナル・アルバム 「わがまま」
180 21 オリジナル・アルバム 「よくばり」
186 22 オリジナル・アルバム 「Me too」
193 23 童謡・唱歌カバー・アルバム「ALBUM」
200 24 オリジナル・アルバム 「album II」
208 PART1のまとめ
PART2 CDボックス「ROYAL BOX~スーパー・ライブ・コレクション」評論
218 緒言 CDボックス「ROYAL BOX~スーパー・ライブ・コレクション」について
219  備忘録1 ライブ・ステージこそ
220 1 「ロマンティック・コンサート」1975年
   ボックス内CDについて+プログラムより+〈ボックス内CD収録曲、楽曲評〉
   (※以下総てボックス内CD・楽曲について同様)
229  備忘録2 遅れてきたファン
231 2 「ロマンティック・コンサートII~ちいさな愛の1ぺージ~」1976年
245  備忘録3 記念碑的ステージ
246 3 「新しい愛の出発~ラブ・コンサート・パート1~」1977年
256  備忘録4 凄まじいほどに美しい声
257  備忘録5 ドラマティックな洋楽系の楽曲
259 4 「ふたりのための愛の詩集~ラブ・コンサート・パート2~」1978年
269  備忘録6 地方公演 横須賀文化会館
271 5 「ライブ&モア」1979年
281  備忘録7 特別な意味を持つ年
282  備忘録8 1979年地方公演
285 6 「シンフォニー」1980年
   (岩崎宏美 with 日本フィルハーモニー交響楽団/シンフォニックコンサート)
296  備忘録9 ステージで語られる思い
296  備忘録10 当初の私の評価
296  備忘録11 翻った評価
296  備忘録12 あえて心に強く残った曲
296  備忘録13 クラシック歌手の歌唱との違い
301 7 「岩崎宏美リサイタル~宏美・22才の愛」1980年
312  備忘録14 1980年大宮市民会館でのリサイタル
314  備忘録15 熱狂的ステージの舞台裏
314  備忘録16 原詞が美しい楽曲
316 8 「岩崎宏美リサイタル’81」1981年
327  備忘録17 1981年の地方公演
329  備忘録18 アルバム収録曲についての補足
330  備忘録19 「すみれ色の涙」と歌手としての責任感
321 9 「’82岩崎宏美リサイタル」1982年
342  備忘録20 ステージ衣装
342  備忘録21 声質の転換点
345  備忘録22 何度も謳われた楽曲から:「あいつとギター」
347  備忘録23 何度も謳われた楽曲から:「五番街の白いドレス」
350  備忘録24 音楽嗜好は早熟
350  備忘録25 想い出深い楽曲
351 10 「’83岩崎宏美リサイタル」1983年
366  備忘録26 視線
367  備忘録27 音源の推測
367  備忘録28 1983年ライブ・ツアー全国60ヶ所
368  備忘録29 全国60ヶ所コンサート最終公演
373 11 「ピラミッド」1986年
380  備忘録30 もし過去に戻れるのなら
381  備忘録31 もっとソロを!
PART3 歌唱論
384 第1章 序論
387 第2章 岩崎宏美の声質と歌唱
389  第1節 「チェストボイス」「ミドルボイス」「ヘッドボイス」論
400  第2節 ビブラート論
403  第3節 ベルカント唱法とパッサージョ・アクート論
407  第4節 岩崎宏美の声質並びに歌唱法について
407   第1項 第1期前期の岩崎宏美の声質並びに歌唱方法
413   第2項 第1期後期の岩崎宏美の声質並びに歌唱方法
420 第3章 第2期、並びに第3期における岩崎宏美の声質と歌唱方法
426 第4章 岩崎宏美が志向する音楽の世界、並びに歌手としての核心
437 おわりに
438 増補版のおわりに
438 謝辞
439 参考文献
こどもの気持ち 思春期・自立 暮らしと医療 障害・発達

こころ学シリーズⅢ 「発達障害」とはなんだろう?

2020年8月31日

2020年10月5日刊行 
石川憲彦 著

新しい発達障害が次々と登場し、ほとんどの人が障害者になる。間もなくそんな日がやって来そうです。
なぜ、そうなるのか?
それはどんなふうに起こってくるのか?

本書ではAD/HDを第Ⅰ章、LDを第Ⅱ章、自閉スペクトラム症を第Ⅲ章で取り扱います。各障害は、医学的見解をめぐって各々以下のテーマとの関連を中心に紹介します。
第Ⅰ章は、障害を治療しようとする社会的圧力が生み出す精神医療の薬剤依存傾向。
第Ⅱ章は、教育による知の細分化を生み出した知の分断と精神科診断の現状。
第Ⅲ章は、障害が新たにつくられていく過程とその中で生み出される混乱。
第Ⅳ章では、今日行われている治療を批判的に検討しながら、今「発達障害」と呼ばれている人たちにとっての問題解決の方向を探ります。
この作業を通じて、新たに障害者となる私たちの未来とそこに至る心構えも垣間みえてくるでしょう。

定価(本体価格3,800円+消費税)

四六判/408頁/ISBN978-4-88049-493-7

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目 次

プロローグ

新「障害者」となる私たちの未来
発達上の異常を「障害」と考えるとき…23/人為淘汰の結果生み出された新障害…24/LD(学習障害)をつくり出したもの…26/リアルな関係性の内在化をするために…28/新発達障害が急増するとき…30

 

Ⅰ 薬剤依存への道─AD/HDの治療から

第Ⅰ章のはじめに
MBD(微細脳障害)の第一人者・プーさんとの出会い…35/記憶力抜群の中学生・カキやん…37/多動な子どもたちへの投薬…40/自然の中で出た結論…43
「発達障害」とは、なにか?
発達障害ブームの始まり…45/対象は、幼い子どもから成人までに…46/法にあるのは「脳機能の障害」…48/三つの違和感…49/使用される覚醒剤…51
AD/HDは、どう診断されるのか?
二つの診断基準(ICDとDSM)…54/AD/HDの診断要素…56/子どもと大人の関係性によって形成される障害… 60 /国や年代で生じる差…62/マルタの「よい子」がドイツではAD/HD…65/問題視されたのは、落ち着きがない子…68/MBD(微細脳障害)の誕生…70/日本に導入されたMBD…72
AD/HDの原因と治療
ひき継がれた覚醒剤リタリン… 75/リタリンの始まり… 78 /原因にあるのはドーパミン…79/社会的バイアスに左右される診断…81/覚醒剤の四つの問題…83
薬の作用とリスク
中枢神経刺激剤と注意欠陥/多動性障害治療薬…86/実行機能と脳内報酬系… 87/覚醒剤の依存と中毒…90/使用期間と副作用…95/三剤の有効性とプラシーボ効果…96/薬の使用の判断基準… 98/薬を使用したほうがいいというバイアス…100
社会で起きている変化
人間にプログラムされた自然界で必要な力…103/人為社会で起こる脳のごまかし…105/リタリンの増加がもたらしたこと…106/発達障害と犯罪の関係…109

 

II 分類処遇によってすり替えられる診断─LDから始まる知の分断

第Ⅱ章のはじめに
カキやんの変化… 115/原因は自分にあったという気づき… 116/算数が苦手な女性と特殊教育… 118/トゥレッテ症候群のキチが教えてくれたこと…122
診断にある政治性
診断が必要な理由…126/AD/HDとLD(学習障害)…130/LDの「D」の複雑さ…132/個別支援教育IEP…134発達障害の分類日本では定義が曖昧なLD…136/医学的LDの怪しさ…139/二つの診断基準の接近と混乱… 142/不器用でぎこちない運動症群… 147/顔面の小運動をはじめとするチック症群…151/「コミュニケーション」の障害…154/法から除外された「知的障害」…160/分離教育と差別…162/診断を分断に用いる危うさ…167/専門家と親だけで決められた法…169
治療・早期発見・犯罪のもたらす政治性
法が担った問題のすりかえ…172/改善可能性にある二つのモデル…173/診断に期待するストーリー…175/早期発見にある社会的リスク…178/発達障害児は危険だというキャン ペーン…180/人々の心配を駆り立てるもの…183
医学的診断と治療
対症療法と根治療法…187/判断が難しい薬の安全性…189/分類処遇制度によって生じる歪み…190

 

III 新たにつくられていく障害─「自閉スペクトラム症」とはなにか?

第Ⅲ章のはじめに
家族から敬遠された長兄「ゴテひろ」…195/訴訟を起こすことが常習化…198/兄にみられた清潔恐怖と強迫的儀式…199/八六歳で診断された「自閉スペクトラム症」…201
「自閉スペクトラム症」の定義
新障害はどうみいだされ、発展するのか?…203/アスピーの発見基準…205/同じ名前でもくいちがう定義…208/定義に差が生じる理由…211/『DSM −5』の診断基準…213/言語的コミュニケーション行動の問題…217/診断基準A 共感あるいは共有の問題…219/診断基準B 個人の特性を示すような言動…222/「スペクトラム」が意味するところ…225
カナーが示した「自閉症」
一六項目の症状…230/『DSM −5』と重なる部分…234/時代や人によって異なる内容…237
「自閉症」をめぐる論争
「アスペルガー症候群」の登場…240/「社会的(語用論的)コミュニケーション症」…244 /揺れつづける自閉症論…246
子育てにまつわる混乱
母子関係による情緒障害説…249/戦争後に高まった母性愛神話…252/専門家たちの根拠のない提案…255
心が読めないのは問題か?
「心の理論」と「マインドリーディング」…258/自閉症の人が抱える暮らしにくさ…260/マインドリーディングの欠如の対応…263/発想の転換になるできごと…266/大切なのはマインドが通じ合う関係性…268/アスピーと診断基準D(生活状況)…271/統合失調症との鑑別…271/誰もが障害者になる時代…276

 

IV 「発達障害」の問題を解決するために

第Ⅳ章のはじめに
年月を経た後で…281/人は人と出会いながら変わる…287
発達障害と治療
ともに解決方法を考え合う「場の療法」…290/5W1Hを用いた治療仮説…292/仮説の判断材料となる原則…295/薬剤使用上の原則… 297/治療を求める背景にあるもの…301/非薬剤的療法の判断指針…303/通訳・コーチのような存在である専門家…304/プロがカバーできる領域…308/精神障害の五つのグループ…310/精神的法則を判断する三つの基準…313/併存する疾患…315
自閉スペクトラム症の治療
投薬の対象になる「易刺激性」…317/行動を軌道修正する「オリエンテーション機能」…319/話を聞くことでみえる誤解や行きちがい…321/「統合失調症」と診断されるとき… 324
オリエンテーションの障害
発達障害として排除されるとき… 328/病的状態に陥るとき…330/治療で大切なこと…333
「双極性障害」のエネルギー供給・調整システム
そうとうつの症状…336/「双極性障害」と「抑うつ障害」…341/エネルギーの回復に必要なのは休息…342/そう状態を短く弱く抑えるために…346
安全防衛上の問題と欲求充足の問題
科学の発展と社会の変化から生じたこと…349/新しい変化が生み出す不安や恐怖…351/充足しても満たされない欲求…353/安全防衛上の問題に対する治療…355/欲求充足の問題に対する治療…358/心身相関…361
今、これからの医療と社会の進む道
遺伝子を書き換えること…363/様々なタイプの人間が生き残るために…366/人為淘汰する方向に動く社会…368/二つの「易刺激性」…369/「易衝動性」を生み出すもの…371/ハンスになった青年…374/ほとんどの人が新発達障害者…376

 

エピローグ

人類の分岐点に立つときに
未知の病原体が襲った恐怖… 383/「コロナの時代の新たな日常」と「出口戦略」… 384/「不要不急」が意味するもの… 386/自然淘汰の底力と人為淘汰のもろさ… 389/新生活の三種の神器… 389/人類の本質にある相互依存関係…394/依存が免責されるとき…395
アレルギー・病気 暮らしと医療 環境

「甘い香り」に潜むリスク
香害は公害

2020年8月6日

2020年9月10日刊行
水野玲子 著

「香り物質」また関連物質について、海外の研究者が示す科学的根拠やそれを受けての規制、また対策とは。

日本では、「香害を感じている」といえば、研究者や医師も、「気のせい」「身体性表現障害」といった浅い議論がほとんどで、短絡的な向精神薬の処方や、心理療法を進めています。

専門家がそう結論して、個人的な性質の問題としていれば、行政も原因究明などに着手しないままで許されてしまいます。被害の声が拡大していくなかで、将来への禍根とならないように、いま「香害」に私たちができること。

 

定価(本体価格1,100円+消費税)

A5判/96頁/ISBN978-4-88049-337-4


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目次
Ⅰ 香害で苦しむ人が7000人
①香りつき製品のニオイで被害
②初のアンケート調査で、驚くべき結果③エスカレートする「香りブーム」
④香料の90%以上は、石油由来の合成香料⑤いろいろある香料の抽出方法
⑥香料の健康影響
Ⅱ 柔軟剤と香り・消臭カプセル
①柔軟剤には、何が入っている?
②米環境保護庁が公表したこと③香り・消臭商品の新技術「マイクロカプセル」
④マイクロカプセルは人体を汚染!⑤マイクロカプセルの80%は河川に
⑥ワイシャツのクリーニング、切手や絵本にも
Ⅲ 甘い香りに潜むリスク
①アロマデフューザー、よい香りが作業効率を高める?
②香りつき製品からホルモンかく乱物質
③有名ブランドの香水からも環境ホルモン
④香料のもうひとつの危険性?「光毒性」
⑤香りつき製品に使われる物質の約半分は人体に有害
⑥25の香りつき製品から133種類の有害物質
⑦香りつき製品による健康影響—海外の研究論文
⑧天然、オーガニックだから安全?⑨アロマにも、ちょっと注意を⑩消毒剤の多用で慢性閉塞性肺炎のリスク上昇
コラム1 嗅覚はいのちの危険を知らせる生命維持の要
コラム2 香害は第2の“受動喫煙”
コラム3 誰でも香害被害者になる
Ⅳ 海外の香害対策と日本
①より安全な選択としてフレグランスフリー製品を推奨
②フレグランス・フリー・ポリシー(香り製品自粛の方針)
③アメリカ 学校での香害対策の最前線
④アメリカの市民団体、P&Gに成分開示要求
⑤アメリカでは、7種類のフレイバー(食品香料)使用禁止
⑥国内の香害対策、進む地方議会の動き(香料自粛の呼びかけを行っている都道府県および市町村・区)
⑦香りつき製品、有害物質の規制は?
⑧薬機法(旧薬事法)の規制対象外
新たな空気公害 「香害」から家族を守るために
0歳ー6歳 11歳ー18歳 7歳ー10歳 アレルギー・病気 ちいさい・おおきい 園・学校生活 暮らしと医療

ち・お [ブックレット13] 水イボ、とらなくてはいけないの?

2020年5月28日

2000年3月10日刊行 
山田 真 著

アトピー、ぜんそく、肥満……学校や保育園・幼稚園が問題視する症状

ちょっぴり厄介だけど、暮らしを左右するほどではないこどもの症状。でも、保育園・幼稚園、学校では、「問題」視されるのはなぜ?

定価(本体価格1,000円+消費税)

A5判/120頁/ISBN978-4-88049-313-9

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目次
はじめに —- 3
<水イボ、とらなくてはいけないの?>
たかが水イボ、されど水イボ —- 8
●十数年考え続けたテーマ ●「むしり取り」派だったぼく ●“水イボ論争”のはじまり ●皮膚科医の反論 ●「水イボ」とはなにか ●データのない議論 ●治療法に結論出ず
プールでうつるの? —- 21
●鯖江市医師会の調査 ●「水イボ」とればうつらない? ●痛くない処置法 ●園児間の感染はほとんど実証できず ●幼稚園・保育園は再考を
もし水イボが嫌なら…… —- 30
●「うつる病気」に神経質な社会 ●感染症とアレルギーの関係 ●病気によってからだは抵抗力を作る
<アレルギー、楽観的ではいけないの?>
病気とつきあう秘訣 —- 38
●喘息性気管支炎で入退院 ●姉弟そろってアレルギー体質 ●気管支をひろげる薬 ●抗アレルギー剤の効き目と使い方
治療で注意すること —- 48
●「除去食」の悩み ●専門家とマスコミが作ったもの ●「涙なしのアレルギー治療」を ●あてにならないアレルゲン調べ ●「炎症」という新しい考え方 ●変わる治療法 ●副腎皮質ホルモンの使い方 ●ぼくの診療所では
抗アレルギー役の評価 —- 66
●薬の運用についての不安 ●薬の種類と強さ ●持病のアレルギー性鼻炎 ●体質改善の点鼻薬!? ●ほんとうに効いているの? ●アメリカでの評価の高い薬 ●甘すぎる日本での評価 ●いい加減な薬効の判定
<肥満、太っていてはいけないの?>
こどもの「太りすぎ」について —- 82
●「肥満」と宣告されて ●「肥満」に冷たい社会 ●太っていることの医学的問題 ●乳児の肥満 ●成長に伴う体格の変化 ●「太っていてなにが悪い」
「理想の体重」という問題 —- 97
●集団での減量作戦に思うこと ●ダイエットの功罪 ●拒食症について ●その診断基準 ●典型的な経過 ●平均発症年齢は18歳 ●「太っている人」への迫害
0歳ー6歳 11歳ー18歳 20歳- 7歳ー10歳 アレルギー・病気 予防接種 出産・医療 園・学校生活 子育て人 家族 暮らしと医療 法・社会 環境

アフターコロナ世代の子育て

2020年5月26日

2020年6月5日刊行
山田真 石川憲彦 著

感染症への確かな基礎知識、社会変化に対してパニックにならないメンタルケア、

科学技術への反省、暮らしや教育や豊かさへの価値観の見直し……

昭和から平成時代の子育てや教育、医療現場で、発言を続けてきた筆者らが緊急提言。

ウイルスや細菌との共生、競争や孤立からの連帯を学ぶことに、未来は開かれていく。


山田真(やまだ・まこと)プロフィール
1967年東京大学医学部を卒業。以後、東京都八王子市の八王子中央診療所に勤務、その後同診療所理事長。自身も障害をもつ子どもの父親であり、能力主義や優生思想に対して積極的に反対の意見表明を続けている。『ちいさい・おおきい・よわい・つよい』編集協力人。

石川憲彦(いしかわ・のりひこ)プロフィール
1973年東京大学医学部卒業。以後、東京大学医学部附属病院小児科、同精神神経科、マルタ大学児童精神科客員研究員、静岡大学教授(保健管理センター所長)などを歴任。『ちいさい・おおきい・よわい・つよい』編集協力人。2004年、東京都目黒区に「林試の森クリニック」を開業。2017年院長を交代してフリーに。

 

定価(本体価格1,000円+消費税)

A5判/88頁/ISBN978-4-88049-335-0


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目次

 

Ⅰ まず、感染症を知る 助言:小児科医・山田真
1)子どもの病気の見方
ウイルスの復讐?/ウイルスとの一定のトラブルをどうするか/自然治癒力と進化医学/薬の使い方の基本
2)感染症の基礎知識
ウイルスによる感染症はおもに七種/比較的新しいウイルス/ウイルスと治療薬/細菌による感染症/細菌に効く薬/子ども発症が少ない理由/感染症流行の見方/潜伏期間と感染/学級閉鎖と効果/不安が錯綜する状況で
3)病原体とのつきあい方
恩恵を受けている生物/攻撃すれば強くなる病原菌
4)アレルギーは文明病?
ある物質に対する「異常な反応」/アレルギーの原因となるもの/自然のバランスや生態系を変化させた結果

 

Ⅱ ストレスと子どもへの影響 助言:児童精神科医・石川憲彦
1)「ストレス」を知る
不自由な暮らしが日常/問題なのはリラックス状態に戻れないこと/目安になるのは「食う・寝る・遊ぶ」ができているか/「変調状態」が二週間続いたら要注意
2)家にこもりがちな暮らし
こどもの退屈な様子/ネットで遊ぶ時間/外と内を使い分けすぎていた私たち/あやうくなっていた実情/ネットで学ぶべきこと/親子がぶつかるとき
3)幼児の育ちへの影響
幼稚園や保育園は必要なのか?/ある期間、一人ぼっちの体験をしても/大人は子どもほど柔軟性がない/安全なこもり方が許される状況のなかで/
4)学齢期の日常
環境の変化に慣れるまで/将来が見えなくなる不安を体験すること/教育とはなにか/評価軸で分けるのは最悪の教育/
5)子どもの様子が心配になったとき
将来ゲーム依存? 心配な未来予測はなし/食べない、運動しない子/気になるのは新たな約束事項/ストレスをどう解消するか/解決方法を見つける/いまの状況から学ぶこと

 

Ⅲ 将来への教訓と備え 助言:小児科医・山田真
──私たちはなぜ不安になり、差別が生まれるのか
1)新型のウイルスがもたらしたこと
自己責任論による差別/「わからない」という不安による差別/いまの状況を説明、判断するときに/正しい情報が不足すれば、トラブルは起こる/ウイルスの量と発病の関係/わからないものを、どうあつかうか/感染症の歴史から見えること/喉元過ぎれば熱さ忘れる?
 
2)私たちの医療のこと
実態調査をしない/事実上崩壊していた医療/非常時に対応できない理由/感染症の専門家がいない/いざというときに備えるために
アレルギー・病気 園・学校生活 暮らしと医療 法・社会 環境

「香害パンフ」 化学物質過敏症って?(第4巻)

2020年3月30日
4巻:学校の先生・職員さんへ
いま、友達や先生から漂う柔軟剤、消臭剤、制汗剤などで、通学できない児童生徒が増えています。え!? なにも感じません……という先生、保護者へ。
3 化学物質過敏症とは? −−具合が悪くなるもの どんな症状?
8 シックスクール 症候群のお話
12 生活の中に増え続ける化学物質は「香料」
15 学校から家までついてくるニオイ
18 化学物質過敏症で孤立する子ども
22 子どもの1日 −−生活の中の化学物質
25 予防のためにできること −−洗剤を見直してみませんか?


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