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おそい・はやい 家族 思春期・自立 法・社会 環境 親のあり方

おそい・はやい・ひくい・たかい No.111

2021年7月2日

2021年7月25日刊行 
岡崎 勝 著

特集

仕事を辞めたい。

―職場で自分を守る最善の選択

教員歴45年の『お・は』編集人・岡崎勝先生。自身が管理職に目をつけられていた
新任の頃。やがてその管理職に「人事の悩み」を聞き、中間管理職の助っ人をする立場に。
「ブラック」と言われる学校現場で、さまざまな珍事、トラブルをフォローしてきた岡崎先生の体験と育まれた知恵は、あらゆる職場で待望の内容。

管理職と部下の「常識」のちがい、感情のすれ違いから発する問題、精神的に追いつめられない、大混乱に陥らないための必読特集。

定価(本体価格1,600円+消費税)

四六判/192頁/ISBN978-4-88049-661-0


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目 次
〈おそい・はやい・ひくい・たかい〉を編むにあたって 2
岡崎 勝(〈お・は〉編集人/小学校教員)

仕事を辞めたい。—職場で自分を守る最善の選択
岡崎 勝(小学校教員)

はじめに 「失敗や挫折は人生システム終了」と考えてしまうあなたへ 14
Ⅰ 休むか、辞めるか、続けるか
「迷い」と「選択」に役立つ8つのQ&A
PART 1
仕事が「つらい」と感じたら
Q1 仕事のしんどさ、「我慢」していいのはどこまで? 20
Q2 「休む」のは、職場や同僚に迷惑? 26
Q3 一度就いた仕事は、三年は続けるべき? 31
Q4 仕事が自分に向いていない、職場があわないと思ったときは? 35
コラム 子どもやパートナーが「辞めたい」といったとき、家族ができること 40
PART 2
「辞める」と決めたそのときに
Q5 仕事を辞める前に準備しておくことは? 46
Q6 辞めることに家族の同意が得られないときは? 51
Q7 次の仕事を探すときに、注意することは? 56
Q8 とりあえず仕事を辞めたが、やりたいことがない。 61
児童精神神経科医・石川憲彦さんに聞く 66
命を守る「休み」が必要なときの処方箋
—回復までの目安と過ごし方
「うつ」かもしれない、どう判断する? 68
「ほんとうの休息」に必要なこと 75
薬を使うときの注意 77
まわりに「死にたい」という人がいたら 80
「死」からの距離が離れるとき 83
「心を使う」対人関係や社会が変化するなかで 84
II ベテラン教員・岡崎勝が教える
仕事への向きあい方と対人関係
「働く」ことを考えるときに 90
子どもとかかわる仕事で注意すること 96
「職場」でのふるまい方 111
組織=チームの一員であること 123
自分を守りながら働くために 130
おわりに よりよく生きるための仕事とは 139

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Oha通信
不登校のあとの暮らし方ー「働く」までのまわり道(3) 144
身体の不調と生きていく
野田彩花 フリーライター
うちのツレはカナリア│「空気」に反応する家族との暮らし(3) 153
求む! 空気のバリアフリー
三島亜紀子 論文漫画家
アニメをこんなふうに観てみると? 159
『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』が人々をひきつける理由
村瀬 学 児童文化研究者
〈お・は〉編集人の学校再生提案(3) 165
学校的「評価(数値化)」が生み出すもの
岡崎 勝 小学校教員
次号予告
創刊のことば 172
編集後記 173
[アピール]原発のない日本を 174
〈ち・お〉&〈お・は〉を読む会リスト 176
〈お・は〉バックナンバー常備店 178
岡崎編集人の動画授業「おかざき学級」やってます! 180
ジャパンマシニスト社の本 181
〈お・は〉〈ち・お〉とともにあらんことを! 182
2022年に向けて、〈ち・お〉〈お・は〉定期購読者募集 186
2022年〈ち・お〉〈お・は〉定期購読者への頼れる特典! 187
「ホームページ会員」3つの特典 188
〈お・は〉編集人・編集協力人 190
インフォメーション ジャパンマシニスト各種お問いあわせ先 192
暮らしと医療 法・社会 環境 障害・発達

心療内科・精神科の薬、やめ方・使い方

2021年2月16日

2021年3月6日刊行 
石川憲彦 著

精神科医療に衝撃! 反論か、無視か!?
長期服用、低年齢に処方の禁断に切り込む
患者待望の書!!

定価(本体価格1,200円+消費税)

B6判/116頁/ISBN978-4-88049-339-8

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目 次

はじめに 02

Ⅰ 精神科で使われる薬

薬の情報と注意事項 08
すべて対処療法のためのもの 09
「向精神薬」と五つの大分類 10
使う薬を選ぶとき 20
精神症状と四つのモデル 23

Ⅱ 薬の「副作用」とはなにか

薬の作用はすべて副作用 32
身体の防衛作用を弱める薬の効果 33
薬の影響は全身に 35
脳に働く薬―九つの特性 37
薬の「利益」と「不利益」 46

Ⅲ 子どもの成長と薬の関係

成長途中の子どもの二面性 50
臓器の成長はそれぞれ 53
変化する子どもの脳 56
目安は、8歳・12歳・15歳・18歳 58
薬の化学反応と「レベルのちがい」 60
被害が起きやすい子どもの脳 62
「レベルのちがい」によって生じること①
―大人と子どもの「うつ」 63
「レベルのちがい」によって生じること②
―安易なAD/HDの診断 64
薬が効く場所 66
例外として子どもに薬を使うとき 68

Ⅳ 薬の使い方―その原則と「治療仮説」

精神科医の「におい診断」 72
薬を使うときに守るべき11の原則 74
「治療仮説」を共有する 86
大事なのは「治療のゴール」 88

Ⅴ 薬をやめるときに

精神科の薬による「医療過誤」 92
大切になる三つのこと 94
主治医への相談に用いる「5W1H」 98
主治医に相談できない場合は 102
注意すべき薬の種類 103
一度にやめてはいけない理由 108
おわりに 111
アレルギー・病気 園・学校生活 子育て人 家族 暮らしと医療 法・社会 環境

マイクロカプセル香害
──柔軟剤・消臭剤による痛みと哀しみ

2019年3月18日
マイクロカプセル香害

2019年4月刊行 
古庄弘枝
+被害者・発症者の声 著

30年前、花粉症がまだ一部の人の症状だったころ。
布マスクの人は不思議な存在だった。
いま、空中にあるのは花粉だけか!?
「香り長持ち」「消臭」は、小さな徐放剤(マイクロカプセル)を利用した技術開発によって製品可された。
目、鼻、咽頭粘膜の症状。曝露のたびの頭痛、大腸炎など。
シックハウスから香害へ。
河川の汚泥からも香料が大量に検出されている……。
化学物質過敏症の被害の声に、対応と対策のヒントがある。

定価(本体価格1,400円+消費税)

新書/192頁/ISBN978-4-88049-334-3

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目次
7 編集部のまえがき 思いもよらぬ加害者を生む「香害」
10 筆者はじめに 「香害」は虐待ではないでしょうか
Ⅰ章 ある日突然、自分の不調の原因に気がつく
──被害者・発症者の声
14 「声」を読む前に
26 「香害アンケート」より
2019年1月29日〜2月15日 掲載総数31通(投稿総数74通)
+柔軟剤・消臭剤の歴史(日本編)
兵庫県 専業主婦 53歳/岡山県 無職 男性29歳/神奈川県 女性38歳/鹿児島県 非常勤職員 48歳(子10歳)/千葉県 主婦 50代/神奈川県川崎市 専業主婦 40代前半/長野県松本市 無職 女性68歳/東京都八王子市 会社員 男性30代/福島県会津若松市 はり師きゅう師あん摩マッサージ指圧師 男性43歳/栃木県那須郡 自営業 女性20代/東京都町田市 会社員 女性50代/埼玉県新座市 元学校講師 女性40代/地域不明 女性/東京都練馬区 主婦 41歳/地域不明 女性/茨城県 教員 女性30代/兵庫県神戸市 主婦 40代/東京都渋谷区 会社経営 50代/秋田県秋田市 ビル清掃員 女性56歳/奈良県奈良市 無職 女性41歳/京都府京都市 食堂経営 男性42歳/新潟県新潟市 給食調理員 女性50代/兵庫県 主婦 40代/北海道 パート主婦 44歳/埼玉県入間郡 無職 女性50代/東京都文京区 自営業 女性30代/埼玉県川口市 派遣社員 女性50代/京都府 臨床心理士 男性30代/福井県越前市 カフェ経営 女性46歳/地域不明 女性/兵庫県 女性50代
 
Ⅱ章 香害は公害か? マイクロカプセルへの疑問
──なぜ、私たちは、柔軟剤、消臭剤に反応するのですか?
10年前にはなかった香料空間
──なぜ、いたずらに嗅覚を刺激してはいけないのか?
90 香りのボリュームがこんなにも上がっている
96 危険を察知する嗅覚
103 なぜ化学物質過敏症になるのか?
107 ストレスと炎症
徐放剤・マイクロカプセルとイソシアネートへの疑念
──「合成香料」だけが悪者か?
115 なぜ、長期間「よい香り」がするのか?
128 「ニオイ」は消えるのか?
137 香害被害者たちの疑念と活動
146 イソシアネート? それはありえないと思った
156 マイクロカプセル問題は「イソシアネート」と「ナノサイズ」
163 無法地帯の香料問題
 
Ⅲ章 まず、「予防原則」で
──国内の動きと欧州の疫学調査からみえること
168 混乱し、動き出した発症者たち
180 環境問題として懸念する研究者たち
187 おわりに
すでに発症している人たちへ
暮らしと医療 法・社会 環境 障害・発達

こころ学シリーズⅠ「精神障害」とはなんだろう?

2018年6月12日

2018年6月5日刊行 
石川憲彦 著

「てんかん」からそのルーツをたずねて

ひとは、いつ「意識」を「こころ」を「ことば」をもったのか?
古代文明の医術文書に残る「てんかん」の歴史を辿りながら、「精神障害」のルーツをたずねる全8巻シリーズのⅠ巻。

まず、基礎編

うつ、発達障害、コミュ障‥‥‥、言葉だけが一人歩きする現代社会。診断・治療が「困難さ」の解決に結びついていかない。
当事者と家族、医療関係者や教職員そしてカウンセラーといった方たちに向けた入門編。

定価(本体価格3,000円+消費税)

四六判/280ページ/ISBN978-4-88049-491-3


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「こころ学」シリーズⅠ
「精神障害」とはなんだろう?
──「てんかん」からそのルーツをたずねて
「こころ学」シリーズによせて
もくじ
contents
プロローグ(試し読み)
●本当に私は病気ですか?
なおるんですか?…19
精神医学の教科書で…22
「障害」の意味…24
なにが「病気」ですか?…27
日本での「ディスオーダー」… 32
精神世界へのある独特の「畏おそれ」…34
児童精神科バブルへ…36
本書の読み方…40
I 「てんかん」はどこからきて・どうして病気になったのか?
●人は「てんかん」をどうみてきたのか?
精神障害だと信じられていた「てんかん」…47
内科の病気となって…50
現代のてんかんの定義…52
●こころは身体の一部か?
「脳=こころ」への抵抗感…58
恐れと畏れ…60
「てんかん」という名の由来…62
古代中国での癲の病理…64
古代ギリシャ医学では「神聖病」と呼ばれ…66
てんかんを肯定的にみる伝統…68
謎を解くヒントは「気」…70
「気」とはなにか?…72
てんかんが精神医学で扱われた理由…74
「気」と「意識」のちがい…76
寄り道──右脳はなにをしているのか?…79
「精神病」が誕生するまで…81
統合失調症の幻聴とは…84
神々の声から自分の声へ…85
てんかんと同じ道を歩む精神障害… 87
II 医学は呪術を超えたか?
●迷信から科学へ
「病気」という概念がなかった時代…93
神と呪術から医学へ…94
紀元前からあった「ハンセン病」…100
ハンセン病と診断された背景…103
ハンセン病と結核の歴史から…105
テムキンの記した「迷信と医学との戦い」…106
●科学が敵を変えていった
「風邪」は病気なのか?…110
自意識と抗生物質…112
CMはあらたな「神の声」…114
細菌・ウイルス・バイ菌…116
馴れ合いの病気観を覆したペスト・コレラ…118
強毒菌と弱毒菌…121
抗生物質と腸内フローラ…123
神罰と大量虐殺…126
さらに怖い抗ウイルス剤…129
「バイ菌は敵」という自然観…131
仮想の敵を作りつづける人間…133
III 治療──なおる、治す、直りたい
●身体の病気としての「てんかん」
「てんかんの定義」再び…139
意識消失は多くの症状の中の一つ…142
子どもに「てんかん」を伝えるとき…144
外科的治療から遺伝子操作へ…146
●テクノロジーがもたらしたもの
病気観の変化…149
脳波の発見…152
神経学の視点…154
脳や神経の基本的なこと…157
情報のコントロール…162
脳の場所ごとの機能…165
脳の中の電波妨害…168
神経医学からみた脳…170
電気的興奮とてんかん…172
●「てんかん」の内科的治療と無意識の抵抗
誰もが「治療が必要だ」と感じる状態…174
てんかんの薬…176
新薬の効果と薬の変化…178
薬の評価と副作用…180
薬の使い方…182
発作の考え方…184
私が投薬するのは、三つの場合…187
客観的判断は難しい薬の必要性…188
てんかんが生命を左右するとき…190
特殊な状況の場合の投薬…192
「なぜ薬を飲まなければならないのか」という疑問…194
てんかん者は自由になったか…197
●「意識」とてんかん治療
私の内と外はどう区別する?…200
意識水準と意識内容…202
「情報を選択する」ということ…205
レム睡眠の発見…207
神経伝達物質の出現…209
「無意識」に残された課題…212
●それでも抵抗が生まれる理由
感覚的抵抗…216
病識の不確実性…218
治療の不透明性…219
治療の有害性…220
偏見や差別の問題…221
楽観的に医学を賛美できない理由…222
エピローグ
●言葉の変化と精神世界
二〇歳の旅の経験から…228
「病気」と診断するとき…230
一人一人のおかれた状況…233
前医と当院の診断の差…235
治療仮説の重要性…239
数値化できること・できないこと…242
仮説が成立するとすれば…246
日本語を手放してしまったとき…249
本書の復習1 武器となる言葉…252
本書の復習2 家族と群れ…255
本書の復習3 人間の敵は人間…258
本書の復習4 言語の転換期…260
本書の復習5 私の治療の基礎…263
本書の復習6 AIと私たちの生きていく「場」…268
謝辞…272
参考文献…274
暮らしと医療

この薬、こどもに使ってはいけません!

2018年2月28日
この薬子どもに使ってはいけません

2013年2月15日刊行 
浜 六郎 著

症状から知る、薬名から引く

効果、副作用、必要性を秤にかけて、「こどもへの投薬は最小限」が鉄則!長年、薬剤を監視してきた医師が特に注意をしたい薬をていねいに検証。

定価(本体価格1,800円+消費税)

A5判/224ページ/ISBN978-4-88049-196-7


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まえがき 2
第1章
かぜとインフルエンザに使われる薬剤 9
熱 10
(1)解熱剤で脳症に
(2)タミフルやイナビルは効果がなく危険なだけ
けいれん 30
熱性けいれん予防のジアゼパムで発熱、ふらつき、脱力感
せき・鼻水・痰 37
(1)せき止め、鼻水止めは6歳未満には危険
(2)抗ヒスタミン剤、痰切り剤で脳症が起きている
吐き気 46
吐き気止めのプリンペランで神経に異常が
薬剤リスト かぜ・インフルエンザ 52
Column
副作用から命を守る8ヶ条 54

第2章
こどもの病気と抗生物質 59
こどもの抗生物質治療で大切な考え方 60
命にかかわる重大な害作用 66
比較的よくみられる害作用 71
薬剤リスト 抗生物質 78

第3章
その他の病気・症状に使われる薬剤 81
頭痛 82
頭痛に薬剤はいらない!
薬剤リスト 頭痛 90
下痢・便秘 91
(1)下痢止めロペミンで腸閉塞?
(2)発がん性あり! 正露丸は消毒剤
(3)便秘に浣腸の常用はご注意
薬剤リスト 下痢・便秘 105
ぜんそく 109
(1)ぜんそく治療薬剤の基本
(2)危ないベロテック、セレベント、フルタイド、アドエア
(3)ステロイド剤のパルス療法でかえって悪化
(4)頻繁にアナフィラキシーが起きるゾレア
(5)無用・有害な抗アレルギー剤
薬剤リスト ぜんそく 128
花粉症・アレルギー性鼻炎 131
薬剤よりも防護が大切
薬剤リスト 花粉症・アレルギー性鼻炎 140
アトピー皮膚炎 142
(1)アトピー皮膚炎はステロイドで悪化!
(2)プロトピック軟膏はステロイドより危険
薬剤リスト アトピー皮膚炎 160
糖尿病 165
(1)インスリンの重要性と糖尿病
(2)SU剤は糖尿病を悪化させる
(3)アクトスでは心不全、貧血、骨粗しょう症、膀胱がん
薬剤リスト 糖尿病 181
うつ病 183
うつ病用薬剤パキシルで攻撃的、暴力的に
薬剤リスト うつ病 190
ADHD 191
コンサータはADHDのこどもに福音か?

第4章
こどものお薬Q&A 199
バファリンにはなぜ「アスピリン」と書いていないのですか?
漢方薬には副作用がないと聞きますが、ほんとうでしょうか
かぜ薬を飲んでガタガタふるえだしました
薬剤の添加物でアレルギー?
インドメタシン湿布の効果は?
こどもの学校でフッ素洗口をやるのですが

索 引 222