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親のあり方

子育て人 学び 家族 育て方 親のあり方

子育てには点数より大切なことがある

2022年4月1日

2022年4月25日刊行 
松本 一公 著

小・中・高校での教員生活を終えた筆者がやがて、たどり着いた「こどもは幸福になるために生まれてきた」という境地。また、それを願わない親はいないのに、なぜ親の思いと子どもはすれちがっていくのかを問う本が誕生しました。

「点数より大切なことがある」のは、当たり前と思うと同時に、この本のページをめくる度に、点数や教育に縛られている自分にも気がつく。人が生まれながらにもっている「幸福になる能力」を伸ばしていけるように、筆者の願いが込められたメッセージの数々。

ジャパンマシニスト社、2022年春の協力出版の1冊です。

松本 一公(まつもと・かずきみ)プロフィール
1950年 兵庫県生まれ。小学・中学・高等学校での教員生活は37年に渡る。著書に『タイの農村にはまっちゃった──ノンクン村と私の10年』(東洋書院)、『幸来るおじさん』(燦葉出版社)ほか。

定価(本体価格1,300円+消費税)

四六判/160頁/ISBN978-4-88049-340-4

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もくじ
まえがき 6
Ⅰ まず、勉強の意味を見直してみれば
幼児のころは楽しみだった勉強 10
勉強の意味 23
学校の役割・親の役割 30
勉強の仕方 36
Ⅱ では、「幸せに生きる」を整理してみると
人ってなんのために生きているの? 46
信じる力 56
誠実さと賢さ 73
違うけれど同じ 83
思春期の幸せ 91
その先の人生を生きる力 104
Ⅲ そして、これだけは心に留めて
幸せになる能力 118
「いけない」と「いい」 130
楽しむ心 140
あとがき 156
11歳ー18歳 20歳- 7歳ー10歳 おそい・はやい 思春期・自立 親のあり方

おそい・はやい・ひくい・たかい No.112

2021年12月25日

2022年1月25日刊行 
岡崎勝 宮台真司 著

特集

子どもに語る前に
大人のための「性教育」

「性教育」は、愛と責任と多様性への深い考察と、大人の覚悟が必要。

生き物としての仕組みや社会的な規範を語る「性教育」では、なにかが足りない。日本の「性教育」は「純潔教育」にはじまり、性交と中絶や病気、出産と家族愛を語る授業が主だった時代を経て、いま、ジェンダー、多様な性、性的同意、性加害被害の問題がテーマとなっている。

「性のことをうまく伝えることができない……」という大人たちの声に、社会学者・宮台真司と『お・は』編集人・岡崎勝が織りなす一大特集。
なぜ、いま二人は「性や愛の教育」を重視したのか。続編次号『こども性教育』につながる大人の予習編。永久保存版。

定価(本体価格1,600円+消費税)

四六判/192頁/ISBN978-4-88049-662-7
 
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目 次
〈おそい・はやい・ひくい・たかい〉を編むにあたって 3
岡崎 勝 〈お・は〉編集人/小学校教員

子どもに語る前に大人のための「性教育」
岡崎 勝(小学校教員)/宮台真司(社会学者)

1時間目 そもそも「性教育」って、なんですか?

学校の「性教育」に期待できるか? 12
三つの柱は「身体の仕組み」「人権教育」「性愛」/親の関心が高いのは「性犯罪・性暴力」/「性愛」の経験値が低い、教員や親たち
教員にも親にも「性教育」の資格はない。その理由は……? 17
一九八〇年代、「新住民化」で変わった生活環境/公園で焚き火ができた時代/昔の子どもたちが外遊びで学んだこと/「身体でつながる感覚」が生まれるとき/「性交」にも必要な「コール&レスポンス」の態勢/「セックスは作業」となった現在
性的退却が進んだいま、失われているのは? 28
「性の過剰」さがあったころ/先輩や同級生、変なおじさんとの関係のなかで/親や教員は絶対に教えられないこと
「性教育」では得られないものは? 33
学校で「性」を学ぶことが退却につながる?/大切なのは「知識」よりも「動機づけ」/ポジティブな「動機づけ」が得られるかどうか

2時間目 「性」とは、なんだろう? 「愛」とは、なんだろう?

「性愛」の劣化を防ぐことはできるのか? 38
親が「性」を教えようとすることの悪循環/親は「愛」を子どもに学ばせる存在/「社会」に適応すると「性愛」は劣化する/「性愛」「友愛」に必要な「贈与」の構え
親もダメ、教員もダメ。子どもたちを導くことができるのは? 44
トラブルやリスクを避けたい大人たち/日本の親はもともと子育てのノウハウを知らない/「言葉・法・損得の外への開かれ」を促すには/「同じ世界を生きている」と思える条件/「コンテンツ教育」と「パントマイム教育」/体験を伝える「旅芸人方式」で/「性」と「愛」を伝えるときには/ワークショップの入口が「性」であるべき理由
「性」に関して、法や条例は有効? 56
「性」問題に対する厳罰主義/援交ブームから起こった条例制定/かつて当たり前だった教員と生徒の交際/いまの民主制で解決できないのは/新住民が民主主義で地域を壊す/「友愛」と「性愛」を欠いた尊厳はない/五〇年間の長い「空っぽ」/「社会」の代わりをする「世間」が消えた/法律や条例を変えても日本はダメ/「友愛」と「性愛」の劣化を「性愛」から切り開く/「性愛」の能力と関係する「友愛」と「公共的関心」
「危険」を子どもに、どう知らせる? 69
子どもに疑うことを教えるのが「性教育」?/「性愛」の経験は知識では補えない
「性愛ワークショップ」本当に学ぶべき、その中身は? 74
セックスを通じて「絆をつくる」/「アメーバになる」ことで「愛」を育む/性交の「アフォーダンス」と日常の「ミメーシス」/「愛の意味論」を理解する/「損得を超える構え」の入口は損得/〈前半プロセス〉での勘違い/「社交術」の本質とはなにか/一喜一憂からの解放としての「社交術」/「歩留まり的な構え」との違い/〈前半プロセス〉を支えるオーネスティ/〈前半プロセス〉と〈後半プロセス〉のつながり/「性交」の中身に踏み込まずに語れること/相手の目を見る、相手の手を握る/田中泯の「場踊り」を導きの糸にする/「雰囲気」にのまれることとの区別/「育ちの悪い大学生」にどう働きかけるか/決まりを破るだけで入れる「同じ世界」
「性の多様性」を、どう捉える? 101
学校では「認めよう」という流れはあるものの/性的な対象が絞り込まれていない思春期のころ/三人に一人がゲイ、背景を理解する/自分のなかにいろいろな人がいるという感覚

3時間目 「幸せ」な大人になるには、どうしたらいいですか?

「リスク管理」は大事ではない? 108
枠の外に出てしまう怖さ/学校の外で得られるドキドキする体験/共犯関係から始まること/不幸や悲しみなしに「愛」は得られない
「愛」を、どう伝えるか? 113
予定調和の「性愛」はありえない/体験教育に使える韓国ドラマ/「愛」は社会のカテゴリーを超える
「責任」を、どう考えるか? 117
道徳教育に用いるべき一九六〇年代作品/「自己決定」できず、「自己責任」が推奨される日本/八〇年代以降当たり前になった「安心・安全」への要求
大人が「覚悟」すべきことは? 122
失敗を恐れる子どもたち/教員・親に必要なのは罰せられてもいいという構え/子どもにとって有効なことをやりつづけるには/学校に期待しない、そこから始める
課外授業 親の私たちに、教えて宮台さん! 127

授業のあとで

「性愛」の「魅力・誘惑」を大切にすることで、人は一人前になる 135
岡崎 勝 小学校教員
「性教育」ならぬ「性愛教育」が不可欠な理由 140
宮台真司 社会学者

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Oha通信
不登校のあとの暮らし方│「働く」までのまわり道④ 150
外に出るきっかけ/野田彩花 フリーライター
うちのツレはカナリア│「空気」に反応する家族との暮らし④ 159
悩ましい「香害」への理解
三島亜紀子 論文漫画家
アニメをこんなふうに観てみると? 165
『ラーヤと龍の王国』が描く「相手を信じる力」とは/村瀬 学 児童文化研究者
〈お・は〉編集人の学校再生提案④ 171
教員の多忙さと「快感の原理」/岡崎 勝 小学校教員
次号予告 176
創刊のことば 177
編集後記 178
「ホームページ会員」3つの特典 179
[アピール]原発のない日本を 180
〈ち・お〉&〈お・は〉を読む会リスト 182
〈お・は〉バックナンバー常備店 184
ジャパンマシニスト社の本 186
2022年〈ち・お〉〈お・は〉定期購読者募集 187
2022年〈ち・お〉〈お・は〉定期購読者への頼れる特典! 188
〈お・は〉編集人・編集協力人 190
インフォメーション ジャパンマシニスト各種お問いあわせ先 192
0歳ー6歳 11歳ー18歳 7歳ー10歳 ちいさい・おおきい 子育て人 家族 親のあり方

ちいさい・おおきい・よわい・つよい No.130

2021年10月8日
ちいさい・おおきい・よわい・つよい NO.130

2021年10月25日刊行
青野典子 渥美京子 内田良子 大谷尚子 加納土 貴戸理恵 桜井智恵子 永田夏来 浜田寿美男 光畑由佳 山田真 著

特集
「働く母」の子育て

「お金・時間・責任」のプレッシャー

「ふつうに仕事と子育てをしたいだけなのに」と社会学者であり3人のお子さんのお母さんの貴戸理恵さんは語る。

仕事と子育てを両立させるために、様々な工夫があり、周囲との交渉があり、段取りがあり、気配りも忘れない。

「できる子、よい子」を求められたお母さんたちが、真面目で努力家の大人になって頑張っている。でも、そんなお母さんたちにこそ、ふと息をつき、肩の力を抜き、空を見上げるひとときも欲しい。

『ち・お』が送る「働く母」をテーマにした今号は、毎夜お布団に入ったあとの数分、数行を読んで気持ちが落ちついていく本。筆者の温かい眼差しを感じる一冊です。

定価1,760円(本体価格1,600円+消費税)

四六判/192頁/ISBN978-4-88049-930-7

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もくじ
〈ちいさい・おおきい・よわい・つよい〉
たがいに考えあうために 02
熊谷晋一郎(小児科医/〈ち・お〉編集代表)
「働く母」の子育て
「お金・時間・責任」のプレッシャー
思うようにいかない……「働く母」の実感
読者アンケートより 19
賃労働者とケア責任者、
ふたつの世界を往復する日々のリアリティ 25
貴戸理恵(社会学者)
Ⅰ こどもとのかかわり、働き方
「これでいいのかな?」と迷ったときに
1 しつけをはじめ、子育てのほとんどは保育園任せ。
親らしいことをしてあげられていない気がする。 38
任せられるところは任せて、「みんなで子育て」すればいい
青野典子(保育士/〈ち・お〉編集協力人)
2 家ではこどもを放ったらかし。
さみしい思いをさせていない? 45
こどもが親に当てにされる喜びを感じられるように
浜田寿美男(発達心理学・法心理学者/〈ち・お〉編集協力人)
3 こどもを預ける心がまえ、園生活で注意することは? 52
いつもと様子がちがったら、表情や体からのメッセージを聞きとって
内田良子(心理カウンセラー/〈ち・お〉編集協力人)
4 習い事などに手をかけてあげられない。
そのせいで遅れをとらない? 60
「こどもに力をつけなくちゃ」と思わせる正体を知ることから
桜井智恵子(教育社会学者/〈ち・お〉編集協力人)
5 こどもがいても働きやすい環境をどうつくる?
職場で上司や同僚を味方につけるには? 66
「仕事」と「子育て」を分けない働き方も、ひとつの方法
光畑由佳(モーハウス代表/NPO法人「子連れスタイル推進協会」代表理事)
6 もっと自分の仕事をがんばりたい。
家族の理解や協力を得るには? 74
「家族に迷惑をかけない範囲で」という縛りから自由になって
渥美京子(ノンフィクションライター/一般社団法人コミュニティネットワーク協会理事長)
「働くお母さん」の日常、こども目線で見てみると
「沈没家族」と母子二人暮らしの経験から 81
加納 土(映画監督)
Ⅱ 「女性が働く」こと、「仕事」を続けることの困難
それでも「働くお母さん」がしんどい理由
社会の変わらない部分と男女の格差 92
永田夏来(社会学者)
障害児の母親が働くとき
長女・涼の子育てと「運動」で得た支え 104
山田 真(小児科医/〈ち・お〉編集協力人)
おわりに
仕事も子育ても「半人前か?」と嘆いたあとに
ヒトが人間に育つために不可欠なこと 112
大谷尚子(養護実践研究センター代表/〈ち・お〉編集協力人)
Chio通信
〈ちいさい・おおきい・よわい・つよい〉(ち・お)ってなんだ? 122
山田 真(小児科医/〈ち・お〉編集協力人)
こどもとつくってあそぼう! 127
ちいさな ちいさな かご
けんさくするまえに いしかわさんに きいてみよう 連載⑮ 129
Q いままで、こころはむねのあたりにあると思っていましたが、
体のどの部分にあるのですか?
いしかわのりひこ(児童精神神経科医/〈ち・お〉編集協力人)
いつものごはんに豆料理を 連載③ 132
レシピ・豆と玉ねぎのマリネ
エッセイ・料理のお手本はひとつじゃない
高島千晶(食品雑貨店経営)
リレーエッセイ 家族のかたち 第15回 137
重度複合障害の娘と暮らして②
「人のせいにする」ということ
最首 悟(思想家)
恐れず、あきらめず、楽天的 これが私の暮らしかた 連載⑤ 142
変わりゆく身近な風景
天笠啓祐(ジャーナリスト)
天草みかん山入植記—子らとめざした農的生活 最終回 147
小さいままに生きること
川野美和(農業)
何がおもしろうて読むか書くか 連載⑮ 153
集められるうちに集められるものを集めよう
立岩真也(社会学者)
フクシマからぼくが学んだこと 連載37 158
福島原発事故(その3)
山田 真(「子どもたちを放射能から守る全国小児科医ネットワーク」代表/〈ち・お〉編集協力人)
笑顔で過ごす不登校—見守りと支えの心がまえ 連載④ 163
幼稚園・保育園に行くのをいやがるとき
内田良子(心理カウンセラー/〈ち・お〉編集協力人)
予防接種、基本から 連載⑮ 169
新型コロナワクチン、副反応検討部会の資料から見えること
青野典子(「ワクチントーク全国」事務局長/〈ち・お〉編集協力人)
近刊予告 174
編集後記 175
創刊のことば 176
〔アピール〕原発のない日本を 178
〈ち・お〉&〈お・は〉を読む会リスト 180
〈ち・お〉バックナンバー常備店 182
ジャパンマシニスト社の本 184
2022年に向けて、〈ち・お〉〈お・は〉定期購読者募集 186
2022年〈ち・お〉〈お・は〉定期購読者への頼れる特典! 187
「ホームページ会員」3つの特典 188
〈ちいさい・おおきい・よわい・つよい〉の編集にかかわる人たち 190
インフォメーション ジャパンマシニスト各種お問いあわせ先 192
おそい・はやい 家族 思春期・自立 法・社会 環境 親のあり方

おそい・はやい・ひくい・たかい No.111

2021年7月2日

2021年7月25日刊行 
岡崎 勝 著

特集

仕事を辞めたい。

―職場で自分を守る最善の選択

教員歴45年の『お・は』編集人・岡崎勝先生。自身が管理職に目をつけられていた
新任の頃。やがてその管理職に「人事の悩み」を聞き、中間管理職の助っ人をする立場に。
「ブラック」と言われる学校現場で、さまざまな珍事、トラブルをフォローしてきた岡崎先生の体験と育まれた知恵は、あらゆる職場で待望の内容。

管理職と部下の「常識」のちがい、感情のすれ違いから発する問題、精神的に追いつめられない、大混乱に陥らないための必読特集。

定価(本体価格1,600円+消費税)

四六判/192頁/ISBN978-4-88049-661-0


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目 次
〈おそい・はやい・ひくい・たかい〉を編むにあたって 2
岡崎 勝(〈お・は〉編集人/小学校教員)

仕事を辞めたい。—職場で自分を守る最善の選択
岡崎 勝(小学校教員)

はじめに 「失敗や挫折は人生システム終了」と考えてしまうあなたへ 14
Ⅰ 休むか、辞めるか、続けるか
「迷い」と「選択」に役立つ8つのQ&A
PART 1
仕事が「つらい」と感じたら
Q1 仕事のしんどさ、「我慢」していいのはどこまで? 20
Q2 「休む」のは、職場や同僚に迷惑? 26
Q3 一度就いた仕事は、三年は続けるべき? 31
Q4 仕事が自分に向いていない、職場があわないと思ったときは? 35
コラム 子どもやパートナーが「辞めたい」といったとき、家族ができること 40
PART 2
「辞める」と決めたそのときに
Q5 仕事を辞める前に準備しておくことは? 46
Q6 辞めることに家族の同意が得られないときは? 51
Q7 次の仕事を探すときに、注意することは? 56
Q8 とりあえず仕事を辞めたが、やりたいことがない。 61
児童精神神経科医・石川憲彦さんに聞く 66
命を守る「休み」が必要なときの処方箋
—回復までの目安と過ごし方
「うつ」かもしれない、どう判断する? 68
「ほんとうの休息」に必要なこと 75
薬を使うときの注意 77
まわりに「死にたい」という人がいたら 80
「死」からの距離が離れるとき 83
「心を使う」対人関係や社会が変化するなかで 84
II ベテラン教員・岡崎勝が教える
仕事への向きあい方と対人関係
「働く」ことを考えるときに 90
子どもとかかわる仕事で注意すること 96
「職場」でのふるまい方 111
組織=チームの一員であること 123
自分を守りながら働くために 130
おわりに よりよく生きるための仕事とは 139

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Oha通信
不登校のあとの暮らし方ー「働く」までのまわり道(3) 144
身体の不調と生きていく
野田彩花 フリーライター
うちのツレはカナリア│「空気」に反応する家族との暮らし(3) 153
求む! 空気のバリアフリー
三島亜紀子 論文漫画家
アニメをこんなふうに観てみると? 159
『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』が人々をひきつける理由
村瀬 学 児童文化研究者
〈お・は〉編集人の学校再生提案(3) 165
学校的「評価(数値化)」が生み出すもの
岡崎 勝 小学校教員
次号予告
創刊のことば 172
編集後記 173
[アピール]原発のない日本を 174
〈ち・お〉&〈お・は〉を読む会リスト 176
〈お・は〉バックナンバー常備店 178
岡崎編集人の動画授業「おかざき学級」やってます! 180
ジャパンマシニスト社の本 181
〈お・は〉〈ち・お〉とともにあらんことを! 182
2022年に向けて、〈ち・お〉〈お・は〉定期購読者募集 186
2022年〈ち・お〉〈お・は〉定期購読者への頼れる特典! 187
「ホームページ会員」3つの特典 188
〈お・は〉編集人・編集協力人 190
インフォメーション ジャパンマシニスト各種お問いあわせ先 192
子育て人 家族 育て方 親のあり方

Mana’s Family

2021年2月2日

2007年7月1日刊行 
安住 磨奈 著

母親の責任(ゲェ!)と成長(ケッ!)と愛の記憶(うっふん)

1970年生まれ。「中学もまともにでてません。家事ベタは度をこえています。女優ハットに卵もむけないネイル爪。しいたけも液状化した冷蔵庫に油とヤニで迷彩柄のレンジフード。ファミレスは第2の、カラオケ屋は第3のダイニング。こんな母親って、いかがなものでしょう」の帯文。

その横に小さく書かれているのは、「反・家庭教育」「脱・母親責任論」「超・家族力」。平成の子育てをみごとにサバイバルした安住磨奈の快作。

定価(本体価格982円+消費税)

四六判/221頁/ISBN978-4-88049-177-6

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11歳ー18歳 7歳ー10歳 おそい・はやい こどもの気持ち 園・学校生活 家族 小学生 育て方 親のあり方

おそい・はやい・ひくい・たかい No.110

2020年12月25日

2021年1月25日刊行 
岡崎 勝 著

特集

「叱り方」が下手な大人たち

この「声かけ」でこじれない関係をつくる

叱り、諭すコツ。その基本的な態度、条件をベテラン小学校教員の岡崎勝さんの実践から編んだ特集。

親子、教師と子どもたち、その年齢差、文化のギャップをどう埋めていけるのか?
家庭や学校だけではなく、いまや職場でのギャップも大問題。「言葉が通じない」「反省してもくり返す」「感覚がちがいすぎる」……そんなすれ違いをさまざまな角度から見直せば、関係修復の手立ても見えてきます。

さまざまな人間関係に応用できる特集。

定価(本体価格1,600円+消費税)

四六判/192頁/ISBN978-4-88049-660-3

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目 次
〈おそい・はやい・ひくい・たかい〉を編むにあたって 2
岡崎 勝(〈お・は〉編集人/小学校教員)
「叱り方」が下手な大人たち
この「声かけ」でこじれない関係をつくる
岡崎 勝(小学校教員)
はじめに
「人づきあい」の基本は子どもとのかかわりにある 15

 

Ⅰ 「みんな」のなかで「一人ひとり」に声を届けるために
—「学級」という場でつくる関係性

子どもが「集団」に入ったとき
原則となるふたつのかかわり方—「対の関係」と「共同体の関係」 20
「叱る」ときはまわりの目線を意識して 22
高学年の個別指導は、声をかけずにメモを渡す 23
「生活の場」で大人はどうふるまうか
「目標」や「ルール」を掲げるときに 26
「いいたいことをいってごらん」にあるプレッシャー 28
「決まりだから守りなさい」に説得力はない 29
相手を見る、相手にあわせる 31
はみ出す子の「主張」は、きちんと聞く 32
「きちんとやりなさい」は必要なし 34
大事な話をするときは「悪いけどちょっと聞いてくれない?」 35
高学年の子には「たいへんだね」=「話せるなら聞くよ」 38
延長授業で「きりのいいところまで」はやらない 39
時間に遅れた子には叱責ではなく、労いの言葉を 41
子どもに「自分で自由に考えなさい」というときに 42
子どもにトラブルが起こったら
聞き方は、「どうしてやったの?」ではなく「どうしたの?」 45
公共の場で叱るときは「もうやめな」で十分 46
「厳しくしたほうがいい」はまちがい 48
子どもとの関係が煮詰まったら「距離をとる」 51
叱りすぎた自分をふり返るときに 52
「反省」という「儀式」 53
「反省」で大事な三つのこと—「事実確認」「謝罪・後始末」「決意表明」 55
緊張を解くには、掃除をしながら無駄口をたたく 57
個別に話を聞きたいときには細心の注意を 58
子ども×先生×親がかかわるとき
褒めなくてもいいから、柔らかく接する 61
「締める」やり方で、子どもから見捨てられることも 63
学級崩壊があったとき、子どもをどうフォローするか 65
心配している保護者には「お子さん、元気ですよ」 66
「あの親だから」「あの先生だから」という前に 68
地域で「声かけ」することで見えるもの 70

 

Ⅱ 「学習」の場面で声をかけるとき
—勉強が苦手な子も楽しめる「授業」の時間

生活のなかの「こと」や「もの」から学ぶ 74
子どもたちに話せるような「知識」のストックを 79
「学び=授業」をどう考えるか
授業中に叱ることや注意はしない 81
学習をゆっくり進めることで気づくこと 83
「予定どおり」にいかなくてもいい 84
授業は「楽しいだけでいい」という大原則 86
子どもが優先するのは「楽しい」こと 89
学校で教えていることは、できなくても生きていける 90
覚えるのに時間がかかることは早くからゆっくり進める 92
「この先生はおもしろい」と思ってもらえるように 94
「どうしてやらなきゃいけないの?」と聞かれたら 95
子どもに「教える」ときに大事なこと
丁寧に説明をしても、わからないものはわからない 97
子どもの「わからなさ」はすごく複雑 99
意外性のあることを聞かれたら「すごいね」 102
「まちがい」には、意味をもたせる対応を 104
コラム
低学年の学習のヒント① 107
子どもの興味や関心をかき立てる「0(ゼロ)の授業」
低学年の学習のヒント② 111
数の理解には、いろいろなパターンの問題を
子どもの姿や声のとらえ方
望ましい「子ども像」とは? 114
「黙っている」ことも、ひとつの「対話」 117
言葉になっていない思いを汲んでいけるように 119
「勉強が不得意な子」に教わるとき 121
「できなくてもいい」と思えないのはなぜか 122
「できるようにならなければならない」というプレッシャー 125
跳び箱を「跳びたい」という声をどう理解するか 127
わからないところを教えるときにはグループで 129
「子どもと楽しい時間を過ごせた」ことがエネルギーに 130
おわりに
「教える営み」をどう組み立てるか 133

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Oha通信
不登校のあとの暮らし方——「働く」までのまわり道② 138
ひきこもる気持ち/野田彩花(フリーライター)
うちのツレはカナリア——「空気」に反応する家族との暮らし② 148
わが家で欠かせない「ベイクアウト」/三島亜紀子(論文漫画家)
アニメをこんなふうに観てみると⑳ 154
『レッドタートル ある島の物語』に描かれた「ふたつの時間」/村瀬 学(児童文化研究者)
〈お・は〉編集人の学校再生提案② 163
学校で学ぶことは「将来、役に立つ」のか/岡崎 勝(小学校教員)
〈お・は〉〈ち・お〉とともにあらんことを!  169
岡崎編集人の動画授業「おかざき学級」やってます!  172
次号予告  173
創刊のことば  174
編集後記  175
現「モニター会員」の皆様へ 「ホームページ会員」へ移行のお願い  176
募集します!  177
[アピール]原発のない日本を  178
〈ち・お〉&〈お・は〉を読む会リスト  180
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11歳ー18歳 20歳- おそい・はやい こどもの気持ち ひきこもり 不登園・校 園・学校生活 家族 思春期・自立 親のあり方

おそい・はやい・ひくい・たかい No.109

2020年6月23日

2020年7月25日刊行 
内田良子 著

特集

「不登校」「ひきこもり」の子どもが一歩を踏みだすとき

学校に行きたくない理由はさまざまです。
どうして? と問われても、子どもは言葉にならない傷をすでに負っているかもしれません。
少し様子を見ようと、親のほうに余裕があるうちは不登校が許されますが、親にも事情があり、不安も募り、心配は日ごとに高まります。
つい、声を荒げたり、なだめたり、気持ちの焦る人は学校以外の居場所を探したり。

親のよかれと子どもの願いはいつもすれちがい、気がつけば子どもは迷路のなか。「明日は学校に行きたい」というときは、「今日は学校へ行かれない」という訴え。心の傷は小さく見えても、そう簡単に癒されるものではない。

休息が必要なときに背中を押せば、その勢いで登校をはじめても、やがて疲労困憊して、心を閉ざし「ひきこもり」という抵抗がはじまります。
不登校は、親子の豊かな時間になるはずなのに。

高校だけは、やっぱり大学にも……と親の思いが強くなるほどに、学歴よりもかけがえのない大事なものを見失う。
でも、それでは、どうやって生きていくの?

心配や悩みのつきない方はぜひこの本を開いてみてください。

定価(本体価格1,600円+消費税)

四六判/192頁/ISBN978-4-88049-659-7

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目 次
〈おそい・はやい・ひくい・たかい〉を編むにあたって 2
岡崎 勝(〈お・は〉編集人/小学校教員)
「不登校」「ひきこもり」の子どもが一歩を踏みだすとき
内田良子(心理カウンセラー)
はじめに
一本の細い道 13

 

Ⅰ 学校に行かなくてもいいんですか?

心理室から「モモの部屋」へ 18
相談の場で子どもたちが教えてくれたこと
心理室で子どもたちの具合がよくなった 20
一歳八ヶ月の子でも話せばわかる 22
見えてきたのは、身体症状と学校生活との関係 25
学校は行かなくてもいい 28
学びは誰のためにあるのか 30
自分の力で考えること 32
子どものいうことを信頼する 34
心配や悩みごとが言葉として出てくるとき 35
なぜ、子どもを追いこむのか
子どものことがわかりはじめるとき 38
答えは子どもが教えてくれる 40
人生の荷物は人に預けない 42
「登校拒否」だった子ども時代 44
まずは疑ってかかる 46
自分を守ってくれたもの 48
「いじめられている」といえない子どもたち 49
「いい母親」を演じるプレッシャー 51
親子が対等な関係になるために 53
子どもから問われるのは、親の生き方 55

 

Ⅱ 親子の和解と修復のものがたり

子どもの傷と周囲の気づき 58
1 基本になること
(1) 危険な場所には近づかないこと 60
(2) なぜ、人がこわいのかを知る 60
(3) 二度めの傷は大きな痛みをともなう 62
(4) 傷口を広げないための近道 63
(5) 親子関係の断絶を招くとき 63
(6) 不安をもちつづけたときに起きる症状 64
(7) ゲームは命の浮き輪 65
(8) なにか理由があるのではないか、と思いをめぐらせる 66
(9) こだわりが強くなるとき 67
(10) 親が、日々傷つけ直していることに気づく 68
(11) 親子関係が険悪になったら 69
2 親が変わるとき
(12) 体験を語り伝えあう 70
(13) 父親の理解で改善すること 71
(14) 体験を共有する先に 72
(15) 親の人間的な成長 73
(16) 親自身の不安の実態が明らかになる 74
3 話を聴くこと、話をすること
(17) 最後まで聴く 77
(18) 親にほんとうの話をするとき 78
(19) 一部始終を話せるようになるには 80
(20) 働きはじめて……過去に負った心の傷の修復 81
(21) 信頼の基本 83
(22) 夫の話をよく聴けるようになる 84
(23) 「なにを迷っているの?」という問いかけを 85
(24) つらい思い出を語る 87
(25) だから、話の腰を折らない 89
(26) 傷ついた隣人の話を聴く距離感で 91
(27) 心の傷が回復するということ 92
(28) 専門家に委ねなくても 94
(29) 和解のとき 95
(30) 助け舟はいらない 96
4 親が心すること
(31) 必要なのは、屋根と寝床と食事、そして時間 98
(32) 医療に頼ることで起こるのは  100
(33) 発達障害という誤解 101
(34) 薬を知る 102
(35) 「助けて」をいわない子への注意 103
(36) 「NO」をしっかり受けとめる 105

 

Ⅲ 子どもたちの抵抗と母親たちの連帯

──不登校をめぐる歴史から
「命が大事」という原点 108
「親の会」が広がる──親が子どもの側にいた時代 110
親同士、「親の会」同士がつながり学ぶ時間 111
教育行政がつくる「親の会」と相談のルート 113
親たちが教育行政にとりこまれて 115
「心の居場所」だった保健室は 117
専門家は権力に奉仕する 118
人間として学校を「休む権利」 119
「教育機会確保法」の問題点──自殺する子は減ったか 120
「教育機会確保法」の問題点──ほんらいの子どもの権利を明示したか 122
「教育機会確保法」の問題点──貧困、障害のある子も安心して学べるか 123
ホームエデュケーション──家庭の学校化への懸念 125
おわりに
ひきこもるくらしから獲得する「生きる学力」 128
解説
「寄り添う覚悟」をする「勇気」と「幸せ」を育てるために 132
岡崎 勝(〈お・は〉編集人/小学校教員)
Oha通信
不登校のあとの暮らし方──「働く」までのまわり道① 138
高校へ行かなかった私
野田彩花(フリーライター)
うちのツレはカナリア──「空気」に反応する家族との暮らし① 148
三島亜紀子(論文漫画家)
アニメをこんなふうに観てみると⑲ 154
『映画ドラえもん のび太の宝島』の「宝もの」とは、なんだったのか
村瀬 学(児童文化研究者)
〈お・は〉編集人の学校再生提案① 163
コロナで思う学校託児所論
岡崎 勝(小学校教員)
11歳ー18歳 20歳- おそい・はやい こどもの気持ち 園・学校生活 子育て人 家族 思春期・自立 育て方 親のあり方

おそい・はやい・ひくい・たかい No.108

2020年2月14日
おそい・はやい・ひくい・たかい No.108

2020年2月25日刊行 
東浩紀 岩宮恵子 木ノ戸昌幸 著
岡崎勝 編著

特集

思春期心中

なぜ「大人」になれないのか

いまどきの思春期模様には、親子の境目がない。30代、40代で反抗期も珍しいことではなくなった。
親になって「私ってなに?」と迷い惑う「大人」と、情報社会で大人になる経験も、チャンスも少ない「子ども」が思春期や自立期に突入すると、大混乱。
家族再生、親子で長い思春期をサバイブするための必読書。

定価(本体価格1,800円+消費税)

四六判/192頁/ISBN978-4-88049-658-0



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目 次
2 〈おそい・はやい・ひくい・たかい〉を編むにあたって
思春期心中 なぜ「大人」になれないのか
はじめに
すかさず母の声が聞こえてくる
10 ──見た目は「オトナっぽい」けれど
岡崎 勝(〈お・は〉編集人/小学校教員)
Ⅰ 「これは思春期!」と思ったとき
大人に近づこうとするころ
20 ──高学年の学級の風景から 岡崎 勝(小学校教員)
16 親の声①
子どもが! 親が 思春期あるある!
Ⅱ いまどき思春期模様
対談
友だち関係、SNS、仲よし家族……
34 もしかして、子も親も 岩宮恵子(臨床心理士)×岡崎 勝(小学校教員)
36 子ども編 コントロールが難しい衝動性
48 親の声②─1 思春期息子・娘に対して気になるのは…
51 母親編 子どもをかわいがれない母のもつ不遇感
64 親の声②─2 「私が思春期!?」と思うのは……
67 家族編 父親の仲間アピールと表面的な「神対応」
84 親の声②─3 「大人になる」とは!?……
87 学校編 悪者になろうとしない先生たち
対談のあとに
104 行きつもどりつしながら、子も親も育つために 岡崎 勝(小学校教員)
Ⅲ「一人前」になること
122 子育てにある加害性 東 浩紀(作家・思想家)
146 「大人」像を更新するとき 木ノ戸昌幸(NPO法人スウィング理事長)
169 次号予告
170 創刊のことば
171 誌面リニューアルとホームページのお知らせ
172 編集後記
173 〈お・は〉編集人・編集協力人
174 募集します!
176 [アピール 原発のない日本を]
178 〈ち・お〉&〈お・は〉を読む会リスト
180 〈おそい・はやい・ひくい・たかい〉バックナンバー
184 〈ちいさい・おおきい・よわい・つよい〉バックナンバー
188 〈お・は〉バックナンバー常備店
190 インフォメーション ジャパンマシニスト 各種お問いあわせ先
0歳ー6歳 11歳ー18歳 7歳ー10歳 おそい・はやい こどもの気持ち 園・学校生活 子育て人 家族 思春期・自立 環境 育て方 親のあり方

おそい・はやい・ひくい・たかい No.107

2019年11月20日
おそい・はやい・ひくい・たかい No.107

2019年11月25日刊行 
岡崎勝 編著

特集

たんなる熱中?
それとも依存?

ゲームのやりすぎを心配するとき

ゲームに夢中を通りこし、なにかに取り憑かれたように見えてしまう。実際、深夜まで、昼夜逆転でこもりがち……など、問題行動と親を不安にさせることも。ハマる、夢中になるという経験と、依存や障害との線はどこにあるのか?
ゲームは諸悪の根源か? 人生の救世主か?
急速に変わりながら子どものハートをつかみ続けるゲームを深掘りする。
対応を焦らず、間違えないためのお守り特集!

定価(本体価格1,800円+消費税)

四六判/176頁/ISBN978-4-88049-657-3



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目次
2 〈おそい・はやい・ひくい・たかい〉を編むにあたって
たんなる熱中? それとも依存? ゲームのやりすぎを心配するとき

 

10 はじめにの前に
親子のゲームバトルはますます混乱する  〈お・は〉編集部

 

12 はじめに 「ほどほどにやればいい」が、なぜ難しいのか?
岡崎 勝(〈お・は〉編集人/小学校教員)

 

16 お父さん・お母さん、子どものデビューはいつ? どこから? 〈お・は〉的ゲームの四〇年史
監修 関 正樹(児童精神科医)/作成 〈お・は〉編集部
I ゲーム×病気・障害
― 医療の面から見てみると

30 対談
手放せない! やめられない!! 子どもの姿に「ゲーム障害」の不安がよぎったら
関 正樹(児童精神科医) ×岡崎 勝(小学校教員)

 

32 ゲームのやりすぎは「病気」なの?
46 児童精神科医・関正樹さんに聞く①
Q 子どもがゲームをしはじめると、いうことを聞かなくなるのはどうして?

 

48 「依存」=ハマるのは、悪いこと?66 児童精神科医・関正樹さんに聞く②
Q 子どもが「課金」したいといったら?

 

68 それでも、「気になってしまう!」ときは

 

II ゲーム×趣味・居場所 ― 当事者の語りから
いじめにあった私の「支え」になったもの 紀伊菜檎(会社員/イラスト作家)

 

94 不登校・ひきこもりからの「逃避先」として 吉岡真斗/仮名(会社員)

 

III ゲーム×教育・スポーツ
― 社会と学校でいま起こっていること
106 座談会
ゲームもコンテンツ教育も「産業」として見る ― それはほんとうに「子どもの将来」のため?
岡崎 勝(小学校教員) ×土井峻介(元中学校体育教員) ×山本芳幹(フリーランス・ライター)

 

128 ゲームと親子の移り変わり

学校で求められる「ゲーム」にまつわる学び

 

142「eスポーツ」に見るゲームとスポーツ

 

154おわりににかえて 肝心なのは「夢中になる」こと
― 山田太一脚本「早春スケッチブック」より

〈お・は〉編集部

 

 

11歳ー18歳 7歳ー10歳 おそい・はやい こどもの気持ち 不登園・校 園・学校生活 家族 親のあり方

おそい・はやい・ひくい・たかい No.106

2019年7月31日
おそい・はやい・ひくい・たかい No.105

2019年8月25日刊行 
岡崎勝 編著
浅野康弘 内田良子 香西真希子
里中和子 野田彩花 山下耕平

特集

学校に行かない子との暮らし

子どもが学校に行きたくない・行けないとなったら、
勉強は? 進学は? 日々の過ごし方はどうなる??
子どもが示す「NO」のサインに、慌て、混乱し、
先まわりの不安を大きくしないために、親と先生は必読!

定価(本体価格1,800円+消費税)

四六判/192頁/ISBN978-4-88049-656-6



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目次
2 〈おそい・はやい・ひくい・たかい〉を編むにあたって
学校に行かない子との暮らし
10 はじめに
腹を据えて子どもの「行きたくない」コールとつきあって 岡崎 勝(〈お・は〉編集人/小学校教員)

Ⅰ 学校を休みはじめたときに

16 「今日、行きたくない……」
→緊張は禁物。共感が優先。 アドバイスしてくれた人 NPO法人フォロスタッフ 里中和子、山下耕平
26 休んで三日めまでに、先生ができること 岡崎 勝(小学校教員)

Ⅱ 「休み」が長くなりそうな場合の心得

36 鼎談 いつまで「待つ」の? 「将来」大丈夫? と思ったら ―親は「先生」にならない 岡崎 勝(小学校教員) 里中和子(NPO法人フォロ理事) 山下耕平(NPO法人フォロ事務局長)
37 勉強・基礎学力 学校に行かなくても身につくこと
52 親のふるまい 「正しい親」でなくていい
66 社会性・人間関係 一人になる・ひきこもることでこそ育つこと
88 学校との連絡から夫婦関係まで お母さん・お父さんの「困った!」Q&A
答える人
母親の立場から 香西真希子(看護師)、里中和子(NPO法人フォロ理事)
父親の立場から 岡崎 勝(小学校教員)、山下耕平(NPO法人フォロ事務局長)
89 Q1 学校との連絡はどうする?
92 Q2 両親・夫の理解がないときは?
95 Q3 ママ友とどうつきあう?
97 Q4 勉強・受験、親のフォローのしかたは?
100 Q5 自分の子育てがまずかったと思ったら?
103 Q6 いつまで、待てばいいの?
105 Q7 お父さんはどうかかわる?

Ⅲ 「行かない毎日」を子ども目線で見てみると

112 大人の不安を押しつけないで! 元当事者が語る子どもの気持ち
浅野康弘(元フリースクールスタッフ) 野田彩花(フリーライター)
114 1 昼夜逆転になってしまうのは、どうして?
116 2 ゲームに熱中するのは、なぜ?
118 3 どういうこと、どんな言葉が苦しい?
122 4 休みながら考えたことは?
125 5 勉強や受験についてどう思っていた?
130 6 なにが不安だった?
134 7 親やまわりの大人にしてもらってよかったこと・よくなかったことは?
137 8 先生や大人をどう思っていた?
141 9 友だちとのかかわり、どうしてた?
144 10 いまの自分を、どう見てる?

Ⅳ 親が「焦り」を募らせたら

148 子どもは誰も「登校支援」を頼んでいない ―親子とともに歩んだ四五年の経験から 内田良子(心理カウンセラー)
162 問われているのは学校そのもの ─教室と「居場所」から見えたこと   岡崎 勝(小学校教員)
176 次号予告
177 ジャパマホームページからのお知らせ
178 創刊のことば
179 編集後記
180 [アピール]原発のない日本を
182 〈ち・お〉&〈お・は〉を読む会リスト
184 〈お・は〉バックナンバー常備店
186 募集します!
188 香り、化学物質過敏症を知るための本
190 〈お・は〉編集人・編集協力人
192 インフォメーション ジャパンマシニスト各種お問いあわせ先