おそい・はやい

おそい・はやい・ひくい・たかい No.77

2018年3月11日
おそい・はやい・ひくい・たかい No.77

2014年1月25日刊行 
岡崎 勝 編著者

特集

どう診断? どう支援?

あの子が発達障害!? みんなと一緒じゃ、ムリ?

大混乱の続くテーマ第2弾。「特別支援学級」はなにが「特別」なのか? 学習は? 友だち関係は? 将来は? 特別にするのは、誰のため?

定価(本体価格1,200円+消費税)

A5/144ページ/ISBN978-4-88049-577-4


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Contents
No.77(2014年1月)

特集
どう診断? どう支援?
あの子が発達障害!?
みんなと一緒じゃ、ムリ?
8
「ひとまずの安心」の先に
石川憲彦
(本誌編集協力人・児童精神神経科医)
16
「発達障害」
いつ? どこから? どうなる?
─歴史はいつもアタマにおいて
23
なぜ、多くの子が
「発達障害」と呼ばれるの?
高岡 健(精神科医)
30
分野・地域で分かれる診断名
石川憲彦(児童精神神経科医)
34
「ゆっくり」さんと
「ADHD」……
診断はどうつける?
─アメリカとWHOの診断基準から
38
診断された子どもたちはどうなるの?
三輪壽二(茨城大学教員)
45
学校や勉強のことでQ&A
(1)小学三年で九九に苦戦中。
答える人/岡崎 勝(小学校教員)
(2)おちつきがなく、うっかり屋さん。
答える人/河村哉子(「マザーズ・ジャケットの会」会員)
(3)高学年ではいじめにあうの?
答える人/マーくんのお母さん(自閉症児の家族)
(4)クラスの迷惑にならない?
答える人/菊岡伸一(小学校教員)
(5)軽度の知的障害……
高校進学をどうしたら?
答える人/石川憲彦(児童精神神経科医)
60
薬は「にっちもさっちもいかない」ときだけに
─副作用と離脱のむずかしさ
清水 誠(児童精神科医)
66
子どもたちと
向精神薬の実態を知って
─『ルポ 精神医療につながれる子どもたち』より
嶋田和子(フリーライター)
70
普通学級のゆくえ
―障害や能力で
子どもたちを分けたことで
北村小夜(元小・中学校教員)
76
わが子は、地域の小学校に、中学へ……
─四人のお母さんにききました
(1)一番に思うのは環境作りが大事ということ
児玉弥生(息子・小学校高学年)
(2)意気揚々と中学に入学した息子は……
森野佐奈(息子・中学一年生)
(3)好きなことは積極的に、苦手なことはほどほどに
高野美恵(息子・中学二生生)
(4)同級生はあるがままを受けとめてくれるけれど
竹野内昭子(娘・大学一年生)
88
対談:石川憲彦(児童精神神経科医)
& 湯川佳代子(主婦)
私一人の子じゃないんだ
─すいぶんラクになった、あの日のこと
95
対談:岡崎 勝(本誌編集人・小学校教員)
& 山田 真(本誌編集協力人・小児科医)
「分ける教育」と「発達障害」の子
じつはふつうの子どもたちにとっても
居心地の悪いものじゃないかな。
101
いのちの奇跡
―「不思議な教え子と超不思議な娘・天音のこと」より
森野くま(ライター)
104
おわりにかえて苦労しなかった子は
ほとんどいない
岡崎 勝(本誌編集人・小学校教員)
連載
108
子どもたちの情景
─そばにそっといた私から見えたこと (12)
「そうちゃんはクラスの救世主」
ひらのゆうこ(大学院生)
× 浜田寿美男(発達心理学・法心理学者)
115
障害のある子は、
普通学級に行けないの? (4)
「長い闘いの始まり」
山田 真(小児科医)
121
『ち・お』『お・は』を読む会
124
創刊記念メッセージ
126
『ち・お』創刊20年&『お・は』創刊15年記念
2013年「イベント報告&忘年会」
129
モニター会員募集
130
編集後記
140
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