おそい・はやい

おそい・はやい・ひくい・たかい No.79

2018年3月11日
おそい・はやい・ひくい・たかい No.85

2014年5月25日刊行 
岡崎 勝 編著者

特集

校舎で・クラスで…… 過敏症の原因が?

香り、化学物質で苦しむお友だち

合成化学物質は認定されたもので約1億種類。実際はその10倍ともいわれています。微量な多数の化学物質で、多岐な症状が花粉症のように広がっています。

定価(本体価格1,200円+消費税)

A5/144ページ/ISBN978-4-88049-579-8


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No.79
Contents
6
特集のはじめに
「大量で・微量で」起こること
富山洋子(前日本消費者連盟代表)
12
知らないことを「ないこと」にしないでほしい。
─ぼくが中学校の耐震工事で
化学物質過敏症になって七年がたちました。
田口 航(大学生)
23
─突然発症したわが子と
私? モンスターペアレンツ!?
田口満里(書道教室主宰)
28
学校のなかの有害な化学物質って、どれくらいあるの?
─気づくこと・対策をとるということ
近藤博一(学校事務職員)
35
化学物質過敏症とはなにか?
─専門診療医の診察より
宮田幹夫(北里大学名誉教授・「そよ風クリニック」院長)
50
発症者の活動から
(1)自身の体験から会を立ち上げて
海老原節子(「全国化学物質過敏症患者の会」代表)
(2)一四年の支援を通して
広田しのぶ(特定非営利法人「化学物資過敏症支援センター」事務局長)
60
子どもたちに伝えるとき・教えるとき
─見える例「花粉症」に置きかえて
柳沢幸雄(東京大学名誉教授・開成中学・高等学校校長)
75
香料メーカーの思惑
─欧米では学校・病院「無香料」の流れ
古庄弘枝(ノンフィクションライター)
82
精神神経科医として
「気のせい」「神経質」を超えた治療の可能性
石川憲彦(児童精神神経科医)
100
「嗅覚の過剰反応」と精神神経科の診断を受けて
東京都・MK
101
特集のおわりに
「基準はクリア」でも、子どもはクリアしてない
─そのとき教員のとるべき対処と配慮
岡崎 勝(本誌編集人・小学校教員)伊藤育雄(中学校教員)
連載
106
子どもたちの情景
─そばにそっといた私から見えたこと 最終回
「はるとくんのたくましさ」
ひらのゆうこ(大学院生)
×
浜田寿美男(発達心理学・法心理学者)
113
障害のある子は、普通学級に行けないの? (6)
入学を勝ちとるために
山田 真(小児科医)
119
ohaの本棚
122
み・ん・なの手紙
124
『ち・お』100号!&『お・は』80号!
ありがと~!! イベント開催決定
126
『ち・お』『お・は』を読む会リスト
129
モニター会員大募集
130
編集後記
132
[アピール] 原発のない日本を
140
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