2020年8月16日

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テキスト『15分動画でワクワク! 小学生の授業シーズン2』より
(2020年秋、刊行予定)


ドラキュラと血液の関係

 ドラキュラ伝説は奥が深くて、血液を考えるときには、とてもよい導入になります。そもそも血液は昔から、生きるエネルギーであり、生命の源であると考えられていたのです。
 血液というものは不死の食料源であったと考えられたわけです。ある意味超自然的で神秘的なものなのです。ですから、血を飲んで若返るような吸血鬼伝説やドラキュラは人間の根っこにある生への希求を象徴的に表しているのではないでしょうか。
 生きるということは、非常に複雑で多様、個別的な融通無碍なものであること、さらに、清潔なものだけでなく常在菌のように「穢れたもの」といわれながらも人間が共存しなければならないものもたくさんあります。

参考文献:山田真『アレルギー体質で読む本――いのちを守り続ける免疫のはなし』(小社刊、2013)/マシュー・バンソン『吸血鬼の事典』(松田和也 、青土社、1994)/ポールバーバー『ヴァンパイアと屍体――死と埋葬のフォークロア』(野村美紀子 訳、工作舎、1991)/Newton別冊『人体図』(ニュートンプレス、2015)

(『小学生の授業 シーズン2』より抜粋)


→「おかざき学級」時間割