1995年11月25日刊行
矢倉久泰 著(協力/新潟県・マザーグース)
子どもたちには難しく、おとなたちには受け入れがたい(?)「子どもの権利条約」。長年教育問題を追う矢倉さんが親子にやさしく語る。
本体価格700円
A5判/72ページ/ISBN4-88049-302-3
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はじめに —- 6
●親としてどうしたらよいのか
第一部 「学校は楽しいもの。楽しい学校にしよう」より
子どものための憲法だね —- 8
●このきまりにしたがっておとなががんばるんだ ●「子どもにわかるように知らせなさい」
「人権」ってむずかしいけどね…… —- 13
●子どもはのけ者じゃないよ ●自分がいやだなあと思うこと、相手がいやがること ●ちがいを認めあうこと
あしたからどうしようか —- 17
●遠足も運動会も校則も、自分の意見をいう権利 ●親だって子どもの日記を見ちゃいけない ●十分遊んでる? ●学校は先生のものじゃない
第二部 「わが子とともに『子どもの権利条約』を知ろう」より
子ども観を180度転換しよう —- 22
●家族、学校の憲法でもある ●おとなと同じ市民的自由と権利をもつ ●「おしりをつつかれるようなおもい」 ●最善の利益をもたらすんだろうか
意見表明権と自己決定権 —- 27
●政府訳では意味がよくわからない ●「児童」か「子ども」か
●赤ん坊も意思を表明している ●子どものことは子どもにたずねる
表現・結社の自由とプライバシーの権利 —- 34
●学校新聞を検閲する教師 ●プライバシー……手紙も持ち物もこども部屋も
虐待・放任の禁止と障害のある子の権利 —- 38
●体罰という名の暴力 ●差別はいけないから一緒に過ごす
学ぶ権利、教育の目的、そして休む権利 —- 42
●人権・民族・宗教の教育 ●アメリカ文化からアジアへ ●戦争をする気持ち ●もっと「ゆっくりぼや~っ」と ●家庭で、生徒会で、PTAで批准する
主催者からの質問に答えて
先生の人権侵害といじめ —- 49
●先生に誠意がない場合 ●親自身が正義感をもって生きていく
会場の質問に答えて
親の責任とは —- 53
●子どもに「校則はイヤ」といわれたら ●障害のある子の教育状況は変わる? ●自立と自律の子育て
交流会にて
子どもが権利を主張したとき —- 60
●権利を認識するところからはじまる ●権利ばかり主張されたらどうしよう ●徹底して自分の権利をわからせたい ●親は親としていったほうがいい
あとがき —- 68
●人権侵害に苦しむ子どもたちを救う力に