11歳ー18歳 アレルギー・病気 暮らしと医療

じぶんのからだシリーズ(2)
アレルギー体質で読む本

2018年2月26日
アレルギー体質で読む本

2013年9月25日刊行 
山田 真 著

いのちを守り続ける免疫のはなし

人間は、外敵からからだを守る仕組みをたくさんもっている。でも、それがいま「アレルギー」という困った反応を引き起こす。メカニズムをやさしく解説。

定価(本体価格1,200円+消費税)

B6/128ページ/ISBN978-4-88049-106-6


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8 はじめに

第1章 二度と病気にかからない!? 免疫マジック!!

12●1話 はしか、水ぼうそう……「1回しかかからない」のはどうしてかな?
14●2話 人間の病気に牛を使ったジェンナーさん
16●3話 これが予防接種(感染する病気を防ぐ薬)のはじまりだ!!
18●4話 「細菌」で病気予防にチャレンジしたパスツールさん
20●5話 たくさんの子どもが死んだ病気が少なくなったわけ
22●6話 「抗体」が、みんなのからだを守っている
24●7話 「抗体」はどうやってできるのかな
26●8話 免疫のはたらき……主役は「リンパ球」
28●9話 「赤血球」と「白血球」のちがい
30●10話 リンパ球の一種、強い味方のNK細胞
32●11話 T細胞とサプレッサー細胞
34●12話 もういっちょ! B細胞もがんばってます

第2章 からだがまだ慣れていないから!? アレルギー反応

38●13話 免疫とアレルギーの共通点は
40●14話 アレルギーが起こるしくみをおはなししまーす
42●15話 じんましんが出る人の血を、出ない人に注射する実験でわかったこと
44●16話 アレルギーを知るカギは血液の中!
46●17話 免疫グロブリンE(IgE)のはたらきが重要
48●18話 IgEは皮膚のすぐ下、粘膜のすぐ下にいる
50●19話 寄生虫をやっつけるIgE!
52●20話 ここで質問で~す!「虫」ってどんなものでしょう?
54●21話 回虫は、おなかにいてもたいてい何も起こらなかったんだ
56●22話 農薬を使うようになりめずらしくなった回虫
58●23話 ギョウ虫は、盲腸にすみつき卵を作るんだ
60●24話 ギョウ虫がいるとおしりの穴がかゆくなるよ
62●25話 北海道で有名なアニサキス
64●26話 寄生虫のおはなし、まだまだ続けますよ~
66●27話 めずらしい寄生虫が全国で発見されてびっくり
68●28話 豚のレバーにすんでいるアジア条虫
70●29話 はい、質問で~す! サナダムシの「さなだ」ってどんな意味?
72●30話 吸盤で腸にくっつくサナダムシ
74●31話 サナダムシをパンに挟んで食べて(!)わかったこと
76●32話 日本と外国ではちがう虫事情
78●33話 寄生虫のなはしが続くのは、アレルギーをもっと知るため。脱線じゃないよ
80●34話 寄生虫がやせ薬として使われた有名なエピソード
82●35話 体重100キロが55キロに!マリア・カラスさん
84●36話 「寄生虫がからだの中にいるとアレルギー予防になる」という考え
86●37話 寄生虫が少なくなり、活躍の場をうばわれたIgE
88●38話 花粉症の原因は、ヒノキにヨモギに代表的なのはスギ
90●39話 寄生虫がいなくなり増えた花粉症
92●40話 寄生虫がからだの中でするウンチやおしっこが大事!
94●41話 「アレルギーの薬より寄生虫」という藤田さん
96●42話 ある日キウイを食べて苦しくなったぼくの娘
98●43話 口の中がヒリヒリ、イガイガ。「口腔アレルギー」
100●44話 もともと日本人の多くは牛乳がからだに合わない
102●45話 牛乳でおなかをこわすのは、「乳糖」を消化できないから
104●46話 消化できない食べ物がからだの中に吸収されると……
106●47話 ぼくの子どものときは、牛乳は貴重品(しみじみ)
108●48話 食べ物が大きく変わったのがアレルギーが増えた原因!
110●49話 日本人は、卵も小麦も大豆もあんまり食べていなかった
112●50話 食生活が変わったきっかけは学校給食
114●51話 アメリカからの食ベ物で栄養失調は防げたけれど
116●52話 ぼくらの給食に出た脱脂粉乳という飲み物は……
118●53話 コッペパンなんていうのもあったなあ
120●54話 コッペパンの語源は、なんだろう(はなしが脱線中)
122●55話 昔は、安いクジラをよく食べた。給食にも使われていたよ
124●56話 昔から食べているもの、近くでとれたものを食べるのがいい

126 おわりに