いつも、よわく、ちいさいものをみつめて
企業や政治組織などを背景にもたず、「子育て人」とともにある人たちです。


青野典子
あおの・のりこ
保育士・「ワクチントーク全国」事務局長

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「保育園で働いていて、今一番気になっていることは、赤ちゃんに毎週、あるいは同時にたくさんのワクチンを接種していることです。さらに、鼻水がでた、せきがでたといっては薬を飲み続け、ホクナリンテープなどを貼り続けている姿をよくみます。小さな体にこんなに医療行為をおこなう時代はかつてなかったのです。すぐに症状の出る副作用以外にも長期にわたって何か影響をあたえるに違いないと感じています。
でも、そんな『このままでいいのかな?』という自分の中に生まれた疑問に答えて解決してくれる所がどこかにあるわけではありません。それぞれが情報を集めながら行動していくことからしか状況は変わらないでしょう。
『ち・お』は、一度発信した情報さえ疑ってみる姿勢を持ちながら作っています。数字は魔物で、情報の切り取り方で全く違う顔を見せる時があります。ですから、データを示すとともにどう読みどう考えるかを伝えていきたいと思います。それぞれのたち位置も違いますから、考え方はいくつかに分かれるときがあるかもしれません。意見は違ってもまた情報を持ち寄り深めていくことで、大きな方向性を違えることはないと思います。
「この本を読んだことある?」と『ち・お』をまわりにすすめていけば、もう少し生きやすい世の中になることでしょう」



石川憲彦
いしかわ・のりひこ
児童精神神経科医

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「便利な時代です。ネットのおかげで、これまで専門家でもすぐには入手できなかったような情報も、瞬時に手に入るようになりました。下手に医者なんかあてにして大失敗するより、自分で素人判断するほうが、ずっと精度の高い有用な知識を得ることも可能です。
でも、これは、『確かな判断力さえ伴えば』の上での話。問題は、情報をどう選択し、どの方向に利用するか。ここをひとつでも間違えると、大失敗しかねないのが、ネット情報の怖さです。実際、99%まで正確な知識を利用しても、最後のつめを間違えると、生と死が逆転しかねないのが“生き物の命”。
最後の1%は、知識の量ではなく、知識の質によって決まります。
『ち・お』『お・は』の編集に携わらせていただいて、25年。少しだけ誇らせてもらえることがあるとすれば、発信し続けてきた情報の大半が、今もなおそのまま、全く正しい判断であり続けているという点です。最新の医学知識は、日進月歩、いや秒進・分歩かもしれません。しかし、細部は猫の目のように変化しても、基本的な知識は数十年単位でしか、変わっていないのです。
本誌を読んで、情報を生活に生かす本当の知恵を、身につけていただければと望んでいます」



内田良子
うちだ・よしこ
心理カウンセラー

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1942年生まれ。心理カウンセラー。73年より東京都内数ヶ所の保健所にて相談活動を続け、2000年まで中野区の佼成病院心理室に勤務。98年から「子ども相談室・モモの部屋」を主宰し、登校拒否、不登校、非行、ひきこもりなどのグループ相談会を開いている。元立教大学非常勤講師。NHKラジオの電話相談「子どもの心相談」アドバイザーも経験。全国各地の育児サークル、登校拒否を考える親の会、幼稚園などでも講演多数。



大谷尚子
おおたに・ひさこ
養護実践研究センター代表
茨城大学名誉教授・元聖母大学教授

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「ネットほかたくさんの情報がありながら、実は本当のことは隠されているというのが、3.11をきっかけに私たちが学習したことでした。子育て・教育・健康問題についても,私たちは賢くなりたいものです。むやみに不安をあおられ,踊らされないようにしなければなりません。
『ち・お』と『お・は』は,このような社会の動向も見据えながら,子どものいのち・健康・教育の問題を読者とともに掘り下げようとしています。最先端の内容を,身近な問題として提示し,やさしく解説し,一緒に子育て・教育のことを考えようとしているのが本書の特徴と言えるでしょう。編集委員である私自身がこの本に出会い,少し賢くなって子育てが楽に思えるようなりましたので,自信をもってお勧めできます」



岡崎勝
おかざき・まさる
小学校教員・「アーレの樹」理事・「お・は」編集人

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「『勝たなきゃ意味なし』と私たちは思い込んではなりません。自分の子を勝ち組にすることだけに奔走している親は、人を見下すことに平気になり、ほかの子どもを「敵」として、最後には自分の子どもを戦士とみなします。でも、子どもたちは友達を大事にしたいし、仲良く笑い合いたいし、遊びたいのです。
子育てや教育がおもしろいときも、つかれたときも、むかつくときも、いらだつときも、そして、放り出したいときも、『ち・お』と『お・は』を読んで元気と勇気をみつけください。」

岡崎勝HP http://www.mb.ccnw.ne.jp/m-okaza/index2.html



北村美佳
きたむら・みか
元夜間高校養護教員

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「私も編集に関わらせていただいて25年。愛読者の皆様によって支えられてきました。
世の中の『常識』や『価値観』また、自らの生活感情をとも見直していきたなとの思いで『ち・お』『お・は』ならではの情熱や視点などを発信し続けてきました。現代は、『ネット社会』にあって、『情報』はあふれる一方、逆に不安や混乱は増し、生き難さを生じています。より確かなものを自らが選択できる力が、今の時代には必要なのですね。『ち・お』『お・は』にはそのヒントがある、きっとお役に立つと思っています。
さらに、「人」や「暮らし」が分断される状況にあります。それらをつなぐものとして、より多く養護教員、とくに若い後輩たちに本誌の存在を知ってほしいです。仲間に、知人にぜひ本誌を紹介してくださいね。今後ともどうか応援していただけますように。



熊谷晋一郎
くまがや・しんいちろう
小児科医・東京大学先端科学技術研究センター

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「1977年山口県生まれ。新生児の仮死の後遺症から脳性まひになり、以後車椅子で生活しています。幼児期から中学生くらいのあいだは、毎日リハビリに明け暮れていました。小中高校は普通学校で過ごし、大学在学中は、地域での一人暮らしを経験。
卒業後は、千葉西総合病院小児科、埼玉医科大学病院小児心臓科勤務を経て、現在は東京大学先端科学技術研究センター准教授。障害や病気なをもった本人が、みずからの困りごとについて「研究」する当事者研究に取り組んでいます。どうぞ、よろしくお願いいたします」
著書に『リハビリの夜』(医学書院)『つながりの作法』(NHK出版)『ひとりで苦しまないための「痛みの哲学」』(青土社)『臨床心理学増刊号9号 みんなの当事者研究』(金剛出版)ほか



桜井智恵子
さくらい・ちえこ
教育学・こども学/関西学院大学教員

「『子育て、きちんとできていますか』『ちゃんと親や先生してますか』と強迫めいたメッセージだらけの世の中です。子どもには道徳や『指導』と、親にも子にも厳しい話ばっかり。そう言われるとおとなは弱いもので、ついつい子どもに口やかましくなりがちです。
ところが、子どもの生きる世界を見渡せば、『がんばれ』の大合唱の中での閉塞感。競争や比較がいじめを引き起こすというメカニズム。子どもの一番の願いは『気持ちをわかってほしい』だったりします。小学校に行く前も行ってからも、子どもの気持ちはどんなふうかとか、子ども理解を具体的に教えてくれるのが本誌です。そんなリアルに役立つ雑誌はちょっと他にありません。本誌は人が生きる上で大事な情報を厳選し、誰にも気を遣わずのびやかに、ときにユーモアたっぷりに作り続けられ、キャリアを積んできました。
『子育てきちんとしなくても大丈夫』とか、『ちゃんと親しなくても平気』というメッセージは、書き手たちの深い思想に裏づけられ発信されてきた超良質の雑誌です。『今生きる希望』を子どもへ、親や先生へ手渡してくれる優れものの子育て社会誌、それが『ち・お』『お・は』です」
著書に『市民社会の家庭教育』(信山社)(『子どもの声を社会へ』(岩波新書)編著書に『揺らぐ主体/問われる社会』(インパクト出版会)ほか



富山洋子
とみやま・ようこ
日本消費者連盟顧問

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「私は、ジャパンマシニスト社の『ちお』の編集委員、『おは』の編集協力人の末席を汚しているものです。
自らの力量を充分に承知しながらも、怖めず臆せずその編集に関ってきているのは、その命名の込められた意気込みに深く共感しているからです。それは、一人ひとりのいのちの多様性を認めない、現在進行形の社会のあり様に、理屈ではなく、自らの身体感覚で否と言い切っていく構えです。
そして、そこで終わりではなく、生き生きといのちを全うするために、その歪みにはめ込まれない具体的な方策を、出席者が熱く語り提案していく編集会議の議論のあとの爽やかさにも魅かれます。
一人ひとりのいのちの多様性を認める社会は、人間もまた、この地球に生かされたいのちの一つであることを、謙虚に捉えられる人々に満ちた社会に違いありません。私たち一人ひとりは、この地球に生かされている多様ないのちのたったひとつに過ぎないのではなく、他のいのちと共に生き抜いていく、かけがえのないいのちのひとつです」

日本消費者連盟HP http://nishoren.net/



浜田寿美男
はまだ・すみお
発達心理学・法心理学者

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1947年香川県小豆島生まれ。発達心理学の批判的構築をめざす一方、えん罪事件での自白や目撃の心理に関心を寄せ、それらの供述鑑定にもかかわる。著書に『自白の心理学』(岩波書店)、『<子どもという自然>と出会う──この時代と発達をめぐる折々の記』(ミネルヴァ書房)ほか。



山田真
やまだ・まこと
小児科医・八王子中央診療所所長・「子どもたちを放射能から守る全国小児科医ネットワーク」代表

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「『ちいさい・おおきい・よわい・つよい』ってなんだ?
ぼくたちの価値観というものが、いつごろどんなふうにできあがったのかを調べるのが好きです。
世の中には数えきれないほど沢山沢山、差別があって、「こいつはどうにかならないか」と考えていて、そうするとどうもぼくらの持つ価値観が差別に大きく関係しているのを痛感するからです。
たとえば、「大きいことはいいことだ」(古いフレーズ)という価値観が女性差別、人種差別、障害者差別などに関係アリと思います。
大相撲だといまは日馬富士、昔は岩風(古い古い)など“小兵力士”は人気があるし、柔道の醍醐味は小さい人がデカイ人を投げ飛ばすところにもあるのに、ぼくたちの多くは“大きくなりたい”願望を持っているようです。
一寸法師は小さいおかげでお姫さまを救ったのに、そのとたん大きくなって、これは「小さいこと」へ感謝しない裏切り行為ですね。
もっと、「小さいこと」や「弱いこと」の利点を見つめたほうがいいと、ぼくたちはずっと雑誌を作ってきました。
『ちいさい・おおきい・よわい・つよい』にこめられているのは、価値観を見直そうという呼びかけです。 期待してください。 」


●以上、「ちいさい・おおきい・よわい・つよい」編集協力人のうち、青野典子さん、石川憲彦さん、大谷尚子さん、北村美佳さん、桜井智恵子さん、富山洋子さん、山田真さんは、「おそい・はやい・ひくい・たかい」編集協力人も兼務しています。そのほか、『お・は』編集協力人は以下の方たちです。

野田克己(大地を守る会)
母里啓子(元保健所所長・元国立公衆衛生院疫学部感染症室長)
草野喜久恵(元小学校養護教員)


●『ち・お』旧編集委員は、山田真さんの呼びかけで、以下の宣言文を表明し多くの方の賛同をいただきました。

原発のない日本を

呼びかけ人代表

青野典子(保育士)、石川憲彦(精神神経科医)、大谷尚子(養護実践研究センター代表)、岡崎 勝(小学校教員、『おそい・はやい・ひくい・たかい』編集人)、北村美佳(元夜間高校養護教員)、桜井智恵子(大学教員)、富山洋子(日本消費者連盟顧問)、毛利子来(小児科医)、山田 真(小児科医)以上『ちいさい・おおきい・よわい・つよい』編集委員

池亀卯女(小児科医)、黒部信一(小児科医)、高松 勇(小児科医)、林 敬次(小児科医)  *肩書きは二〇一一年四月現在のもの。

福島第一原発では、いま危機的な状態が続いています。原子炉を安全な停止状態にするには、かなりの時間がかかり、しかも困難をきわめるといわれます。すでに起こってしまった放射能による環境汚染ははかりしれず、このあとどう拡大するかもわからない状態です。私たちは、とりかえしのつかないことをしてしまいました。

市民科学者であった故・高木仁三郎さんは、かつて「原発がどんどん建設されるなかで、大事故が起こる可能性は、頭の上に隕石が落ちてくるぐらい小さいというような考え方になっている。考えたくないことは、考えないということだろうか」と指摘しました。一九八六年、チェルノブイリでの原発事故が起こったときです。

高木さんはこうもいっています。「チェルノブイリの事故は、二重の意味で〝終わりの始まり〟であろう。核の脅威と決着をつける終わりとなるのか、人類の終わりとなるのか、その両者が並行的に進行していく、いまはまさにそういう時代のなかにある。なんとしても、私たちが生き続けようとするなら、この〝終わりの始まり〟を、〝始まりの始まり〟へと転換させねばならぬ」。

私たちは、このとき、一切の原発を停止して、原子力に頼らない電力確保の方法を考えるべきだったのです。しかし、原発停止を世論にする努力が不十分であり、現在の事態を招いてしまったことを深く反省します。それとともに、心ある専門家、市民からの警告を無視するどころか、より危険な政策をとりつづけた歴代の政府をはじめ、電力各社、核開発推進勢力に対し、あらためて強い怒りをおぼえています。

放射能による環境汚染の被害をもっとも強く受けるのは、これから長い時間を生きてゆく幼いこどもたちです。私たちは、こどもたちの医療にかかわったり、こどもたちを育てている人たちに向けた出版に携わったりするなかで、こどもたちやその保護者とともに生きてきました。いま、こどもたちが迎えている未曾有の危機に際して、このような状況を許してしまった私たちの責任を痛感し、これ以上こどもたちに被害をあたえないために、この国に存在するすべての原発を停止しようと提案します。

私たちに時間はありません。明日、日本のどこかの原発で事故が起こるかもしれず、そんなことがあれば、確実に〝終わりの始まり〟になるでしょう。想定外のことが現実に起こることを、福島第一原発は教えてくれました。

原発のない日本を、一日も早く実現させましょう。

2011年4月1日 山田 真

呼びかけ人

草野喜久恵(『お・は』編集協力人/元小学校養護教員)、野田克己(『お・は』編集協力人/大地を守る会)、母里啓子(『お・は』編集協力人/元保健所所長・元国立公衆衛生院疫学部感染症室長)池田賢市(大学教員)、石井小夜子(弁護士)、一木玲子(大学教員)、上野加代子(大学教員)、内田良子(心理カウンセラー)、梅村 浄(小児科医)、尾崎百合子(長岡京市議員、NPO法人ネットワークすてっぷ理事)、工藤宏司(大学教員)、国松祐子(高齢者施設職員)、最首 悟、桜井啓太(大学院生)、関田 良(大学教員)、四方利明(大学教員)、田口康(大学教員)、徳岡輝信(高校教員)、長谷川 孝(教育評論家)、早川勝廣(大学教員)、広瀬義徳(大学教員)、嶺井正也(大学教員)、望月弘(新聞記者)、山口幸夫(原子力情報資料室・共同代表)、山田潤(学校に行かない子と親の会〈大阪〉世話人)、渡邊充佳(川西市子どもの権オンブズパーソン調査相談専門員)

*多くの方から、呼びかけ人・賛同人としてお申し出をいただいております。誌面の都合上、ここでは一部の方の記名にとどめさせていただきました。原子力発電所に頼ら実現する日まで、みなさんと力をあわせてすすめますよう願っています。