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DVはなおる 続
被害・加害当事者が語る「傷つけない支援」

2018年9月28日
DVはなおる

DVはなおる 続
被害・加害当事者が語る「傷つけない支援」

2018年9月18日刊行 
日本家族再生センター 編
味沢道明・中村カズノリ、他 著

定価(本体価格2,000円+消費税)

四六判/256ページ/ISBN978-4-88049-331-2


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DVはなおる 続
被害・加害当事者が語る「傷つけない」支援

目次

007 はじめに 日本家族再生センター 15周年の節目に 日本家族再生センター所長 味沢道明

I章 DV・家族問題 日本家族再生センターの支援とは 味沢道明
012 DVとは何か? ーその背景にあること
DVは、本当に増えている?/法律の欠陥が問題をより深刻に/「加害者」の心理にあるもの/家族の役割から生まれる葛藤/話すほど、こじれる原因は?
020 DVは「なおる」!? ー適切な援助による「回復」のステップアップ
社会で低くなった自己肯定感を育てる/パワーコントロールをやめるために/関係の改善に必要なコミュニケーション/家族とは何か? 親子とは何か?
026 日本家族再生センターの複合的支援
メンズカウンセリング/グループワーク/男女、加害・被害問わないシェルター/グルメナイト/メンズクッキング/ペアレンティングサポート(面会交流支援)/キャンプセラピー
041 「回復」の要、カウンセリング数が物語るもの 家族の変化に応じて悩みや困難の質も内容も変わる

Ⅱ章 「回復」と「再生」の物語 ー被害・加害当事者より
048 体験漫画 本当の「幸せ」を見つけるために 作・画 もりこ
050 体験談1 「わかり合えないパートナーとの暮らし」から学んだこと 19 男性
061 体験談2 夫が逮捕されたあの日から S子 女性
074 体験談3 妻の失踪から、少し先の将来を楽しみにできるまで ヤマグチ 男性
081 体験談4 私が取り戻した「自分らしい生活」 すみれ 女性
087 体験談5 最後に笑っていられるように TM 男性
097 体験談6 「キレる」彼との関係から、私のこれからが始まる時 ペンギン 女性
110 体験談7 人生観が180度ひっくり返る体験から K 男性
120 体験談8 家を出て 年目、夫婦の再構築の中で 静野 舞 女性
129 体験談9 シェルターで思い出した「自由」という感覚 新田雄介 男性
138 体験談10 結婚という名の「パンスト」を脱ぎ捨てて みやこ 女性
146 体験談11 DV問題は一生つき合って行くライフワーク 小西武史 男性
151 体験談12 自分の傷を癒す「安心できる場所」 猫田弥生 女性
161 体験談13 別居、離婚……から歩む「解決の道」 SY 男性
170 体験談14 私たちが選んだ共同養育物語 いろは 女性
177 体験談15 保護命令から調停、裁判を経て 海野 青 男性
183 体験談16 私を救った「ワガママに生きていい」の言葉 ポポ 女性
186 体験談17 父親、出世、男らしさを手放して kiyoちゃん 男性
196 体験談18 元モラハラ夫の私が、支援者になるまで メンズカウンセラー 中村カズノリ 男性

Ⅲ章 当事者にやさしくない女性支援 ーメンズカウンセリング講座の語りから
218 「傷つけない支援」を学ぶ

253 おわりに 味沢道明

子育て人 暮らしと医療 育て方

養護覚え書 「養護教諭」の基礎基本

2018年8月27日
養護覚え書

2018年7月10日刊行 
大谷尚子 著
 
教育基本法で定められた教育の目的は、
「平和な社会の形成者」を育てること。
養護教諭に求められる本来の職務も、そこから始まる……
養護教諭養成にかけた先人達からのメッセージ。

 
 
 

定価(本体価格1,500円+消費税)

四六判/192ページ/ISBN978-4-88049-330-5


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目次

養護覚え書 「養護教諭」の基礎基本
はじめに …08

Ⅰ章 小倉学に学ぶ
養護教諭の存在理由
1 憲法・教育基本法にその根拠をあたる …16
コラム1 『養護教諭 ― その専門性と機能』(東山書房) …21
2 他の免許に依存しないことこそ理想的 …23
3 学生への向き合い方 …27
4 望ましい養護教諭養成制度とは …30
コラム2 国立養護教諭養成所協会 …34
5 研究者、教育者、現場の養護教諭が協議をする …36
コラム3 『これからの養護教諭の教育』(東山書房) … 39

Ⅱ章 いのちを守る 養護教諭本来の仕事とは
1 なぜ、養護教諭の歴史を学ぶのか? …42
コラム4 国民学校 …53
2 養護をつかさどる、の土台はなにか? …56
コラム5 憲法と教育基本法 …62
3 養護とはなんだろう? …64
コラム6 『看護覚え書(き)』(現代社 / 日本看護協会出版会) …71
4 教育学の中の「養護」 …73
5 「生理的早産」である子どもへの「養護」 …77
6 「無関心・無感動」を解く …81
コラム7 『夜と霧』(みすず書房) …86
7 人間の尊厳という視点 …88
コラム8 『介護覚え書― 老人の食事・排泄・入浴ケア』(医学書院) …91
コラム9 「光の子どもの家」 …98
コラム10 災害救援 …99
コラム11 路上生活者支援 …100
8 「かけがえのない存在」と実感してもらうかかわり …102
コラム12 当事者主権 …106
9 「養護」のための方法 …107
コラム13 ユマニチュード …109
コラム14 『養護学概論』(東山書房) …113
10「養護」と憲法 …115
コラム15 長い血と涙の歴史 …119
コラム16 憲法を伝える絵本や本 …127

Ⅲ章 「養護教諭」になるまで 大学で学べること、現場で学ぶこと
1 土台を培う …130
2 個性を実感する …136
3 理論を確立する …144
4 協議の体験を積み重ねる …150
5 これからの養成カリキュラムを展望する …155
コラム17 養護教諭の相談を学ぶ会 …165
補足:教員養成の制度─「開放制」の意味 …169
コラム18 日本養護教諭養成大学協議会の設立 …175

おわりに …177
参考文献 …188

暮らしと医療 法・社会 環境 障害・発達

こころ学シリーズⅠ「精神障害」とはなんだろう?

2018年6月12日

2018年6月5日刊行 
石川憲彦 著

「てんかん」からそのルーツをたずねて

ひとは、いつ「意識」を「こころ」を「ことば」をもったのか?
古代文明の医術文書に残る「てんかん」の歴史を辿りながら、「精神障害」のルーツをたずねる全8巻シリーズのⅠ巻。

まず、基礎編

うつ、発達障害、コミュ障‥‥‥、言葉だけが一人歩きする現代社会。診断・治療が「困難さ」の解決に結びついていかない。
当事者と家族、医療関係者や教職員そしてカウンセラーといった方たちに向けた入門編。

定価(本体価格3,000円+消費税)

四六判/280ページ/ISBN978-4-88049-491-3


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「こころ学」シリーズⅠ
「精神障害」とはなんだろう?
──「てんかん」からそのルーツをたずねて
「こころ学」シリーズによせて
もくじ
contents
プロローグ(試し読み)
●本当に私は病気ですか?
なおるんですか?…19
精神医学の教科書で…22
「障害」の意味…24
なにが「病気」ですか?…27
日本での「ディスオーダー」… 32
精神世界へのある独特の「畏おそれ」…34
児童精神科バブルへ…36
本書の読み方…40
I 「てんかん」はどこからきて・どうして病気になったのか?
●人は「てんかん」をどうみてきたのか?
精神障害だと信じられていた「てんかん」…47
内科の病気となって…50
現代のてんかんの定義…52
●こころは身体の一部か?
「脳=こころ」への抵抗感…58
恐れと畏れ…60
「てんかん」という名の由来…62
古代中国での癲の病理…64
古代ギリシャ医学では「神聖病」と呼ばれ…66
てんかんを肯定的にみる伝統…68
謎を解くヒントは「気」…70
「気」とはなにか?…72
てんかんが精神医学で扱われた理由…74
「気」と「意識」のちがい…76
寄り道──右脳はなにをしているのか?…79
「精神病」が誕生するまで…81
統合失調症の幻聴とは…84
神々の声から自分の声へ…85
てんかんと同じ道を歩む精神障害… 87
II 医学は呪術を超えたか?
●迷信から科学へ
「病気」という概念がなかった時代…93
神と呪術から医学へ…94
紀元前からあった「ハンセン病」…100
ハンセン病と診断された背景…103
ハンセン病と結核の歴史から…105
テムキンの記した「迷信と医学との戦い」…106
●科学が敵を変えていった
「風邪」は病気なのか?…110
自意識と抗生物質…112
CMはあらたな「神の声」…114
細菌・ウイルス・バイ菌…116
馴れ合いの病気観を覆したペスト・コレラ…118
強毒菌と弱毒菌…121
抗生物質と腸内フローラ…123
神罰と大量虐殺…126
さらに怖い抗ウイルス剤…129
「バイ菌は敵」という自然観…131
仮想の敵を作りつづける人間…133
III 治療──なおる、治す、直りたい
●身体の病気としての「てんかん」
「てんかんの定義」再び…139
意識消失は多くの症状の中の一つ…142
子どもに「てんかん」を伝えるとき…144
外科的治療から遺伝子操作へ…146
●テクノロジーがもたらしたもの
病気観の変化…149
脳波の発見…152
神経学の視点…154
脳や神経の基本的なこと…157
情報のコントロール…162
脳の場所ごとの機能…165
脳の中の電波妨害…168
神経医学からみた脳…170
電気的興奮とてんかん…172
●「てんかん」の内科的治療と無意識の抵抗
誰もが「治療が必要だ」と感じる状態…174
てんかんの薬…176
新薬の効果と薬の変化…178
薬の評価と副作用…180
薬の使い方…182
発作の考え方…184
私が投薬するのは、三つの場合…187
客観的判断は難しい薬の必要性…188
てんかんが生命を左右するとき…190
特殊な状況の場合の投薬…192
「なぜ薬を飲まなければならないのか」という疑問…194
てんかん者は自由になったか…197
●「意識」とてんかん治療
私の内と外はどう区別する?…200
意識水準と意識内容…202
「情報を選択する」ということ…205
レム睡眠の発見…207
神経伝達物質の出現…209
「無意識」に残された課題…212
●それでも抵抗が生まれる理由
感覚的抵抗…216
病識の不確実性…218
治療の不透明性…219
治療の有害性…220
偏見や差別の問題…221
楽観的に医学を賛美できない理由…222
エピローグ
●言葉の変化と精神世界
二〇歳の旅の経験から…228
「病気」と診断するとき…230
一人一人のおかれた状況…233
前医と当院の診断の差…235
治療仮説の重要性…239
数値化できること・できないこと…242
仮説が成立するとすれば…246
日本語を手放してしまったとき…249
本書の復習1 武器となる言葉…252
本書の復習2 家族と群れ…255
本書の復習3 人間の敵は人間…258
本書の復習4 言語の転換期…260
本書の復習5 私の治療の基礎…263
本書の復習6 AIと私たちの生きていく「場」…268
謝辞…272
参考文献…274
SOLD OUT 暮らしと医療

フッ素でむし歯予防?

2018年3月11日
フッ素でむし歯予防?

2006年6月1日 
里見 宏 著

ちょっと待って!
歯を守ってもカラダには害あり。そんなフッ素をこどもに使いますか?

本体価格1,300円

A5版/168ページ/ISBN4−88049−161−6

※SOLD OUT※

11歳ー18歳 アレルギー・病気 暮らしと医療

じぶんのからだシリーズ(3)
太っちょ・やせっぽちの読む本

2018年2月25日
じぶんのからだシリーズ(3)

2013年10月25日刊行 
山田 真 著

あるがまま生きのびてきた遺伝のはなし

「倹約遺伝子」というものを持っている人は、少し食べただけで太ってしまう。それはなぜ?遺伝のしくみとそのわけを知ると、不思議とからだが好きになる。

定価(本体価格1,300円+消費税)

B6/136頁/ISBN978-4-88049-107-3


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8 はじめに

第1章 超ミクロなバカ力! 遺伝子!!

12●1話 「遺伝」って、なんだ?
14●2話 どうして親子は似ているの?
16●3話 メンデルさんはどんな実験をしたの?
18●4話 「メンデルの法則」、わかりやすく!
20●5話 なぜ人はネコを産まないのかな?
22●6話 遺伝子って、どれくらい? わたしも持ってるの?
24●7話 え! え? からだの、どこにいるの?
26●8話 遺伝子って、デカイの?
28●9話 男子と女子にわかれるのは、なぜ?
30●10話 染色体って……なんですか?
32●11話 染色体はどこにあるの?
34●12話 どんな遺伝があるの? ワハハ先生!
36●13話 お酒が弱い、強いも遺伝!?
38●14話 酵素? ムズイ話になってきた?
40●15話 酵素持ちの人は、お酒を分解しやすい?
42●16話 酵素のはたらきが体質を変える?
44●17話 で、ワハハ先生はお酒に強いの?
46●18話 病気になるのは、遺伝子のせい?
48●19話 からだのにおいは遺伝しますか?
50●20話 うちのママ、赤ちゃんのウンチのにおいが好きなんだって!
52●21話 男と女、においをかぐ力が強いのはどっち?
54●22話 じゃ、おならがくさいのは男? 女?
56●23話 赤ちゃんは「におい」がわかるの?

第2章 ちょっと寄り道。
ワハハ先生の「おもしろからだばなし」

60●24話 みんなに質問~。汗は本当にくさいのでしょうか?
62●25話 答え! 実験の結果、汗はくさくなーい!
64●26話 汗は、体温を下げるためにとっても大事
66●27話 「汗をかく腺」がある。数は人それぞれ
68●28話 皮膚からは汗とあぶらが出ています
70●29話 ブドウ球菌のおしっこやウンチが、汗のにおい!
72●30話 ブドウ球菌のえさは、汗やあぶら
74●31話 からだのにおいを弱める方法
76●32話 ぼくたちは、においで身を守っている
78●33話 ウンチのにおいだって大切
80●34話 味を感じるには、においをかぐ力が必要
82●35話 これから「味覚」についてはなしますよ
84●36話 知らないことに出会うとワクワクなぼく(うふふ)
86●37話 (突然ですが)「だし」は日本の文化です
88●38話 おいしい! は、だしの成分(うまみ)から感じる
90●39話 「うまみ」を発見したのはアジア人!
92●40話 お乳から離れていく時期に「味覚」が作られる
94●41話 刺激の強い味を味わった赤ちゃんは、「舌が肥える」?
96●42話 820個の遺伝子が、1000種類のにおいをかぎわける

第3章 生きる! だから、遺伝子は進化する

100●43話 どうしておなかがすくのかな?
102●44話 アレキサンダー大王ってどんな人?
104●45話 夜になると眠る植物がある?
106●46話 オジギソウが夜に葉を閉じるのはなぜ?
108●47話 「体内時計」っていったいどこにある?
110●48話 「おなかがいっぱい」と感じるのは「視床下部」から?
112●49話 もし、「視床下部」がこわれると……?
114●50話 「血糖値」って、パパがよく気にしてるけど?
116●51話 「太っちょ」と遺伝子の関係は?
118●52話 なんで巨大なネズミが生まれたの?
120●53話 太ったネズミの遺伝子はこわれていたの?
122●54話 やせるホルモン「レプチン」?
124●55話 「レプチン」は「やせ薬(ぐすり)」になったの?
126●56話 ほかに、肥満に関係のある遺伝子はある?
128●57話 「倹約遺伝子」って、なんですか?
130●58話 ずばり、太っちょとやせっぽちは遺伝子で決まる?
132●59話 太っているのは、やっぱりよくないの?

136おわりに