『ちいさい・おおきい・よわい・つよい125号』 刊行記念

2019年9月13日

ひとりでがんばってしまうあなたのたのめの子育ての本
-「ダルク女性ハウス」から学ぶこと・気づくこと

 

日程: 2019年10月31日(木)19:00開場、19:30開演
場所: ジュンク堂書店 池袋本店https://honto.jp/store/detail_1570019_14HB320.html
(東京都豊島区南池袋2-15-5 4階喫茶コーナー)
入場料: 1000円(ドリンク付き)
受付: ジュンク堂書店 池袋本店のイベントページをご覧ください。
https://honto.jp/store/news/detail_041000037741.html?shgcd=HB300
※入場には事前のご予約が必要です。

 

「ち・お」編集人就任第一作目「暴力=傷をあたえること」をテーマに

「ダルク女性ハウス」では、薬物依存症からの回復を支援するとき、暴力被害への支援とともに「子育て支援」をおこなっています。
そこには、個人の問題を地域や仲間にひらき、つねにいっしょに考える、みんなでやるという「かかわりあう」ことがベースにあります。困難ななかで子育てをしているお母さんたちが、それを仲間とシェアしてとりくんできた積み重ねがあるのです。
「ダルク女性ハウスの活動から多くのことを学ばせもらってきた」という熊谷さんは、いっけん暴力や依存とは無縁のような〈ち・お〉の読者にとっても、気づきになること、子育てのヒントになることがあると考えました。そこで、編集人就任第一作目として、「暴力=傷をあたえること」をテーマに編みました。いずれも、お母さんたちはひとりで頑張ってしまうからです。
本トークイベントは、家族のなかで起きる暴力をどうとらえるか。その傷を癒すとはどういうことか。子どもとお母さんを守るには、何が必要なのか。それはどうやったら実現できるのか、みなさんとともに考えます。
【講師紹介】

熊谷晋一郎(くまがやしんいちろう)
1977年生まれ。小児科医。東京大学先端科学技術研究センター准教授。新生児仮死の後遺症から脳性麻痺になり、以後車椅子で生活。小中高は普通学校で過ごす。
当事者研究に取り組み、著書に『リハビリの夜』(医学書院)ほか多数。
上岡陽江(かみおかはるえ)
1957年生まれ。NPO法人ダルク女性ハウス代表。精神保健福祉士。子どものころから重度のぜんそくで、小学6年から中学3年まで入院生活を送る。そのなかで処方薬依存と摂食障害になり、19歳からアルコール依存症を併発。27歳から回復プログラムにつながる。1991年に友人と二人でダルク女性ハウスを設立。共著に『生き延びるための犯罪(みち)』(よりみちパン!セ、イースト・プレス)、『その後の不自由――「嵐」のあとを生きる人たち』(医学書院)ほか

ご予約、お問い合わせは、ジュンク堂書店 池袋本店まで
https://honto.jp/store/detail_1570019_14HB320.html