1996年7月1日刊行
石川憲彦 著(協力/子育てネットワーク奈良)
思いこみから自由になるために
頭を悩ます赤ちゃんの夜泣きや指しゃぶり。こどものクセを「どうしたら治るの?」というまえに「なぜいけないの?」って考えてみませんか。
本体価格780円
A5判/80ページ/ISBN4-88049-306-6
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講演「みんなそのままでええやんか」より
精神医学の大事な話はこれで全部話したよ —- 5
●精神科医でも高僧でも、焦るときは焦る ●「自分をごまかす」「儀式をする」、これで気持ちを切りかえる ●きょうは、がんばって話します
地中海のどまんなかマルタで知ったこと —- 10
●「オレンジ渋滞」が起こる国 ●世界の歴史に登場するマルタ ●お産の四日前にディスコで踊る? ●1パーセントの基本を守れば、後は自由でいい
オウム真理教事件と日本人の強迫性 —- 19
●自分は絶対、オウム真理教の信者にならないか ●法律でおこなわれないはずのことが起こった ●ムードに流されず、言葉にする必要
さて、子育て。夜泣き、指しゃぶりをどうするか —- 27
●「育児を楽しく」なんて、いわれてできますか? ●赤ちゃんの夜泣き、どうすればいい? ●爪かみ愛好家として、指しゃぶりにひとこと
なぜ、こどもをわからなきゃいけないの —- 37
●相手を「わかる」ってどんなこと? ●『浦島太郎』と『パンドラの箱』
母性の条件は体重150キロ! —- 44
●母性の原型、ヴィーナスは現代のマルタにいた ●「母性」「父性」「生活リズム」の神話から自由になろう
トークコーナーから(司会 子育てネットワーク奈良・渡辺ひろみさん)
ほんとうは人間、てきとうなものなのにね —- 50
●自分らしい、愛し方、愛され方 ●「そのままでええやんか」と「タイエブ」と ●身動きしにくい日本、そろそろ突破しよう
学校へ行くか、行かないか。いろんな生き方があっていい —- 58
●「学校へ行きたくない」。こどもがそういいだしたら? ●どう生きようと、許しあえ。支えあうように
「こどものために」というのはもうやめよう —- 64
●おとながおとなとして、なにをしていくか ●学校に対して、親は「悪者」になっちゃうといい
こどもたちへ「どんな生き方でも生きられるよ」 —- 70
●いま、親がこどもに伝えるべきことは? ●私たちおとなが、自由な生き方を示していこう
あとがき —- 76