SOLD OUT 暮らしと医療

ちいさい・おおきい・よわい・つよい[ブックレット] No.6
子育ての精神医学

2018年3月11日
子育ての精神医学

1996年7月1日刊行 
石川憲彦 著(協力/子育てネットワーク奈良)

思いこみから自由になるために

頭を悩ます赤ちゃんの夜泣きや指しゃぶり。こどものクセを「どうしたら治るの?」というまえに「なぜいけないの?」って考えてみませんか。

本体価格780円

A5判/80ページ/ISBN4-88049-306-6
オンライン書店で購入

弊社から直接購入 >>
定期購読について >>
書店・図書館の方 >>

 

 

講演「みんなそのままでええやんか」より
精神医学の大事な話はこれで全部話したよ —- 5
●精神科医でも高僧でも、焦るときは焦る ●「自分をごまかす」「儀式をする」、これで気持ちを切りかえる ●きょうは、がんばって話します

地中海のどまんなかマルタで知ったこと —- 10
●「オレンジ渋滞」が起こる国 ●世界の歴史に登場するマルタ ●お産の四日前にディスコで踊る? ●1パーセントの基本を守れば、後は自由でいい

オウム真理教事件と日本人の強迫性 —- 19
●自分は絶対、オウム真理教の信者にならないか ●法律でおこなわれないはずのことが起こった ●ムードに流されず、言葉にする必要

さて、子育て。夜泣き、指しゃぶりをどうするか —- 27
●「育児を楽しく」なんて、いわれてできますか? ●赤ちゃんの夜泣き、どうすればいい? ●爪かみ愛好家として、指しゃぶりにひとこと

なぜ、こどもをわからなきゃいけないの —- 37
●相手を「わかる」ってどんなこと? ●『浦島太郎』と『パンドラの箱』

母性の条件は体重150キロ! —- 44
●母性の原型、ヴィーナスは現代のマルタにいた ●「母性」「父性」「生活リズム」の神話から自由になろう

トークコーナーから(司会 子育てネットワーク奈良・渡辺ひろみさん)
ほんとうは人間、てきとうなものなのにね —- 50
●自分らしい、愛し方、愛され方 ●「そのままでええやんか」と「タイエブ」と ●身動きしにくい日本、そろそろ突破しよう

学校へ行くか、行かないか。いろんな生き方があっていい —- 58
●「学校へ行きたくない」。こどもがそういいだしたら? ●どう生きようと、許しあえ。支えあうように

「こどものために」というのはもうやめよう —- 64
●おとながおとなとして、なにをしていくか ●学校に対して、親は「悪者」になっちゃうといい

こどもたちへ「どんな生き方でも生きられるよ」 —- 70
●いま、親がこどもに伝えるべきことは? ●私たちおとなが、自由な生き方を示していこう

あとがき —- 76