おそい・はやい

おそい・はやい・ひくい・たかい No.64

2018年3月11日
おそい・はやい・ひくい・たかい No.64

2011年11月25日刊行 
岡崎 勝 編著者

特集

給食、校庭、通学路も汚染……

放射能のリスクをおさえたい

せめて、年に一度はこの現実を思いだそう。3・11以前には戻れないことを忘れない。食、外遊び、除染、避難している人たち、そして、いじめと差別。

特集

先生がうつ病?そのとき、保護者は!?

精神疾患での退職が増えるなかで

定価(本体価格1,200円+消費税)

A5/144ページ/ISBN978-4-88049-564-4


オンライン書店で購入

弊社から直接購入 >>
定期購読について >>
書店・図書館の方 >>

Contents
No.64(2011年11月)

特集1
給食、校庭、通学路も汚染…… 放射能のリスクをおさえたい
9
〈読者の声(1)〉
ここが、心配! 学校編
12
3.11以前には戻れない現実を見すえて……
いま、学校や大人がすべきこと
木村真三(科学者)
22
〈子どもの声〉
放射能は見えなくて困る
23
原発事故が起こって
“育ち”をめぐる5つの課題
その(1) 学校給食
食材選びで大切なこと
富山洋子(日本消費者連盟運営委員)
その(2) 外遊び
屋内遊びをせざるをえないなかで
天野秀昭(プレーパークせたがや理事長)
その(3) 除染
「避難」か「とどまるか」を選択できる条件づくりを
西尾 漠(原子力資料情報室共同代表)
その(4) 子どもたちに伝えるとき
一方的な情報をうのみにしないこと
名取弘文(おもしろ学校理事長)
その(5) いじめ・差別
福島をめぐって起こっていること
山田 真(小児科医)
44
〈読者の声(2)〉
放射能対策、学校にいいたい!
47
特集1のおわりに
みんなでやるしかない
大人にできることはある。時間はない。
いますぐに動き出さなくては。
保坂展人(世田谷区長)
×
宮台真司(社会学者)
特集2
先生がうつ病?そのとき、保護者は!?
精神疾患での退職が増えるなかで
56
先生は、なぜ精神疾患になったのか?
授業が成りたたない ……卒業まではと無理をして
山中高明(仮名・小学校教員)
校長・教頭の「指導」という名のいじめ
栗原涼子(仮名・小学校教員)
陰険な教師間のなかで主任になって
谷川篤(仮名・中学校教員)
63
増えつづけるその理由
「学校教員統計調査」に見るおいつめられる教員たち
岡崎 勝(小学校教員)
69
〈読者の声〉
保護者は、こう受けとめた
72
担任が行きづまりかけたとき
─モジモジ先生とベテラン母さんたちの一年
辻 悠子(フリーライター)
76
特集2のおわりに
「退避場所」づくりのすすめ
赤田圭亮(中学校教員)
連載
88
障害児と学校生活
障害児の「発達」をめぐって
山田 真(小児科医)
94
思春期ブギ
思春期スイッチ
高野 優(育児漫画家)
100
おとな眼(7)
何度も何度も伝えなければいけないメッセージ
大谷尚子(大学教員)
106
サゲママ磨奈の高校男子
自分をつつむ包帯に
安住磨奈(作家)
112
こんなときどうするQ&A
Q「講師」の教師の体罰に悩んでいます
Q通知票で生活面の評価がきびしいのですが……
117
往復書簡 風のゆくえ
──震災と私たちのこれから
斉藤みや子(元養護教員)
浜田寿美男(元大学教員)
127
書評
『教育改革とは何だったのか』(赤田圭亮 著)
評者/岡崎 勝(小学校教員)
140
み・ん・なの手紙
143
『お・は』編集部から
144
編集後記
82
緊急アピール
原発のない日本を