2019年4月25日刊行
武濤洋(たけなみよう) 作/吉野あすも(よしのあすも) 絵
香害、化学物質過敏症が、子どもたちにも広がっている。
好き、嫌いの問題にとどまらない。
香料物質、反応物質のとびかう教室では、
発疹、喘息、頭痛、倦怠感などに襲われ、失神をするまでに症状は悪化する。授業に参加できない、お友だちと遊べない。
香料など合成化学物質で困っている子が望むのは、特別なことではない。みんなと一緒に過ごし、学び、遊ぶこと。
転校生・まつおかさんをめぐり、クラスメートの出した答えは?
障害を医療モデルから、社会モデルとして捉えることで乗り越えることを学ぶ絵本。
化学物質過敏症の方にも手にとっていただけるよう、印刷をノンVOCインク、製本を針金止めにしております。
定価(本体価格1,100円+消費税)
A4版変形/32頁/ISBN978-4-88049-333-6
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