SOLD OUT 暮らしと医療

ちいさい・おおきい・よわい・つよい[ブックレット] No.9
ワクチンの作られ方・打たれ方

2018年3月11日
ワクチンの作られ方・打たれ方

1996年8月1日刊行 
斎藤貴男 著

メーカー事情から被害者訴訟まで

予防接種のワクチンはどこで、どう作られているの? 「学童防波堤論」と集団接種、副作用の問題、知られざる業界事情まで。書下ろし。

本体価格860円

A5判/96ページ/ISBN4-88049-309-0
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はじめに —- 5

第一章 ワクチンの作られ方
ワクチンって、どこで、どう作られてきたの?  —- 8
●予防接種の始まり ●戦争で歪んだ伝染病研究 ●戦後のワクチン研究・開発体制 ●ワクチンメーカーのプロフィール ●(社)北里研究所 ●(財)化学及血清療法研究所 ●(財)阪大微生物病研究所 ●千葉県血清研究所 ●(株)細菌化学研究所 ●デンカ生研(株)

第二章 被害者たちの訴え
だれのための予防接種?  —- 26
●そもそも治安対策として ●予防接種の被害に遭う ●私憤から公憤へ—-被害者たちの集団訴訟 ●社会防衛思想と学童防波堤論 ●インフルエンザ集団接種に対する草の根の動き ●四大ワクチン禍訴訟の顛末 ●国の責任

第三章 ワクチンの打たれ方1
MMR(麻疹・おたふくかぜ・風疹の三種混合)ワクチンはなぜ中断されたのか —- 44
●花ちゃんの場合 ●副作用、無菌性髄膜炎の多発 ●主犯はおたふくかぜワクチン ●期待の大型商材MMR ●カルテルとしての「統一株」 ●厚生省の情報操作

第四章 ワクチンの打たれ方2
どうして被災地にインフルエンザワクチン?  —- 68
●阪神大震災の現場で何が起こったのか ●兵庫県庁のとまどい ●背景にあったワクチン業界事情 ●こどもがダメなら高齢者へ ●ドサクサまぎれのフィールド実験

主要参考文献 —- 88

あとがきにかえて —- 90