2013年8月5日刊行
毛利 子来 著
83歳、小児科医の太鼓判
ものごとにこだわらず、とにかく楽しむ。それが、“たぬき流”子育ての極意!子どもがいくつになろうとも、親であるかぎり、珠玉の言葉満載。
定価(本体価格1,300円+消費税)
四六判・並製/192ページ/ISBN978-4-88049-197-4
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はじめに
第一章 ズボラがいい、ダメがいい
12 ママのせい!? それは、「だまし」に「おどし」
18 母乳が一番だなんて、だれがいったんだろう
24 「おっぱい」、それは胸に持つ人のもの
28 自分を責めてはいけないよ
32 子育てのしかた、人によってさまざま
35 「あなたのために、がまんしている」は禁物
38 ダメパパって、いいもんだよ
41 ひとりがんばる母たちへ
対談/夜間高校養護教員・北村美佳
第二章 しつけなんて、押しつけ
50 {妊娠中から乳児期}遊んで過ごして
54 {幼児期}「捨て育ち」のすすめ
57 {思春期}見ないにかぎる
55 冷静にしかるなんて
67 こどもは汚部屋で元気に育つ
聞き手/『おそい・はやい・ひくい・たかい』編集部
70 悩み迷いつづけるほかはなさそうーー子育て10の知恵
第三章 こどもは大人を乗り越えていく
78 {登園しぶり}道徳観念ではなく、事情で迫って
81 {甘えん坊}ねだり、やりあい、なごみあう知恵
84 {悪さをする}どんどんすすめたいね
88 {未熟}こわさに耐えるのが親のつとめ
93 {テレビ、ゲーム}こどもは「うそこ」と知っている
96 {学校になじまない}びびらず、気にせず
100 {行事、宿題ぎらい}こどもにまかせるにかぎる
103 {仲よくできない}「ひとりはみんなのために」なんてやめて
109 {投げやり}あなただけは信じてあげて
第四章 のんきに、のんきに
114 健康診断、頼るのはほどほどにね
119 親のほうがたしかな診断をすることもある
122 病気をしながら丈夫になっていく
132 薬、通院は最小限が「こどものため」
135 インフルエンザをこわがらないで
140 うつる病気は「うつりどき」に
146 かぜをひきにくくする秘訣は、楽しい気分
149 ババっちい生活が育てる抵抗力、免疫力
第五章 たぬき先生の診察室
154かぜ
薬を使わないで楽にすごすための、3つのお大事
161ぜんそく(小児気管支ぜんそく)
症状と程度と頻度に応じて
165頭が痛い
「ほんとに痛いの?」と疑わないで
170お腹が痛い
たいていは「おなかのかぜ」でしょう
179足が痛い
さりげなく触って、表情と動きを見て
186ケガ
つとめてドーンとかまえていたい
おわりに