2020年8月12日

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テキスト『15分動画でワクワク! 小学生の授業シーズン2』より
(2020年秋、刊行予定)


子どもを守る「子どもの権利」

 子どもに「権利」を教えるのは簡単ではありません。なぜなら、定型の「ことば」だけで教えようとするからです。しかし、生活のなかで、困難な問題に遭遇したときにこそ、権利を大切にして、人間らしく生きるためにはどうしたらいいのか?と考えるべきなのです。
 ボクたちは「悪いことはやっていけません」とことばでいえばみんな悪いことをしないという「怠惰な思考」から抜けなければなりません。具体的な生活のなかでしか「ことば」にリアルな力が生まれることはありません。
  「子どもの権利」は社会通念上は認められています。そのうえで「自分の考えや想い」を実現するために「子どもは発言し行動していいのだ」ということに焦点をおきました。

参考文献:木村草太 編『子どもの人権をまもるために』(晶文社、2018)
中山千夏『主人公はきみだ――ライツのランプをともそうよ』(出版ワークス、2019)
(『小学生の授業 シーズン2』より抜粋)


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