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園・学校生活

11歳ー18歳 7歳ー10歳 おそい・はやい こどもの気持ち 園・学校生活 家族 小学生 育て方 親のあり方

おそい・はやい・ひくい・たかい No.110

2020年12月25日

2021年1月25日刊行 
岡崎 勝 著

特集

「叱り方」が下手な大人たち

この「声かけ」でこじれない関係をつくる

叱り、諭すコツ。その基本的な態度、条件をベテラン小学校教員の岡崎勝さんの実践から編んだ特集。

親子、教師と子どもたち、その年齢差、文化のギャップをどう埋めていけるのか?
家庭や学校だけではなく、いまや職場でのギャップも大問題。「言葉が通じない」「反省してもくり返す」「感覚がちがいすぎる」……そんなすれ違いをさまざまな角度から見直せば、関係修復の手立ても見えてきます。

さまざまな人間関係に応用できる特集。

定価(本体価格1,600円+消費税)

四六判/192頁/ISBN978-4-88049-660-3

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目 次
〈おそい・はやい・ひくい・たかい〉を編むにあたって 2
岡崎 勝(〈お・は〉編集人/小学校教員)
「叱り方」が下手な大人たち
この「声かけ」でこじれない関係をつくる
岡崎 勝(小学校教員)
はじめに
「人づきあい」の基本は子どもとのかかわりにある 15

 

Ⅰ 「みんな」のなかで「一人ひとり」に声を届けるために
—「学級」という場でつくる関係性

子どもが「集団」に入ったとき
原則となるふたつのかかわり方—「対の関係」と「共同体の関係」 20
「叱る」ときはまわりの目線を意識して 22
高学年の個別指導は、声をかけずにメモを渡す 23
「生活の場」で大人はどうふるまうか
「目標」や「ルール」を掲げるときに 26
「いいたいことをいってごらん」にあるプレッシャー 28
「決まりだから守りなさい」に説得力はない 29
相手を見る、相手にあわせる 31
はみ出す子の「主張」は、きちんと聞く 32
「きちんとやりなさい」は必要なし 34
大事な話をするときは「悪いけどちょっと聞いてくれない?」 35
高学年の子には「たいへんだね」=「話せるなら聞くよ」 38
延長授業で「きりのいいところまで」はやらない 39
時間に遅れた子には叱責ではなく、労いの言葉を 41
子どもに「自分で自由に考えなさい」というときに 42
子どもにトラブルが起こったら
聞き方は、「どうしてやったの?」ではなく「どうしたの?」 45
公共の場で叱るときは「もうやめな」で十分 46
「厳しくしたほうがいい」はまちがい 48
子どもとの関係が煮詰まったら「距離をとる」 51
叱りすぎた自分をふり返るときに 52
「反省」という「儀式」 53
「反省」で大事な三つのこと—「事実確認」「謝罪・後始末」「決意表明」 55
緊張を解くには、掃除をしながら無駄口をたたく 57
個別に話を聞きたいときには細心の注意を 58
子ども×先生×親がかかわるとき
褒めなくてもいいから、柔らかく接する 61
「締める」やり方で、子どもから見捨てられることも 63
学級崩壊があったとき、子どもをどうフォローするか 65
心配している保護者には「お子さん、元気ですよ」 66
「あの親だから」「あの先生だから」という前に 68
地域で「声かけ」することで見えるもの 70

 

Ⅱ 「学習」の場面で声をかけるとき
—勉強が苦手な子も楽しめる「授業」の時間

生活のなかの「こと」や「もの」から学ぶ 74
子どもたちに話せるような「知識」のストックを 79
「学び=授業」をどう考えるか
授業中に叱ることや注意はしない 81
学習をゆっくり進めることで気づくこと 83
「予定どおり」にいかなくてもいい 84
授業は「楽しいだけでいい」という大原則 86
子どもが優先するのは「楽しい」こと 89
学校で教えていることは、できなくても生きていける 90
覚えるのに時間がかかることは早くからゆっくり進める 92
「この先生はおもしろい」と思ってもらえるように 94
「どうしてやらなきゃいけないの?」と聞かれたら 95
子どもに「教える」ときに大事なこと
丁寧に説明をしても、わからないものはわからない 97
子どもの「わからなさ」はすごく複雑 99
意外性のあることを聞かれたら「すごいね」 102
「まちがい」には、意味をもたせる対応を 104
コラム
低学年の学習のヒント① 107
子どもの興味や関心をかき立てる「0(ゼロ)の授業」
低学年の学習のヒント② 111
数の理解には、いろいろなパターンの問題を
子どもの姿や声のとらえ方
望ましい「子ども像」とは? 114
「黙っている」ことも、ひとつの「対話」 117
言葉になっていない思いを汲んでいけるように 119
「勉強が不得意な子」に教わるとき 121
「できなくてもいい」と思えないのはなぜか 122
「できるようにならなければならない」というプレッシャー 125
跳び箱を「跳びたい」という声をどう理解するか 127
わからないところを教えるときにはグループで 129
「子どもと楽しい時間を過ごせた」ことがエネルギーに 130
おわりに
「教える営み」をどう組み立てるか 133

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Oha通信
不登校のあとの暮らし方——「働く」までのまわり道② 138
ひきこもる気持ち/野田彩花(フリーライター)
うちのツレはカナリア——「空気」に反応する家族との暮らし② 148
わが家で欠かせない「ベイクアウト」/三島亜紀子(論文漫画家)
アニメをこんなふうに観てみると⑳ 154
『レッドタートル ある島の物語』に描かれた「ふたつの時間」/村瀬 学(児童文化研究者)
〈お・は〉編集人の学校再生提案② 163
学校で学ぶことは「将来、役に立つ」のか/岡崎 勝(小学校教員)
〈お・は〉〈ち・お〉とともにあらんことを!  169
岡崎編集人の動画授業「おかざき学級」やってます!  172
次号予告  173
創刊のことば  174
編集後記  175
現「モニター会員」の皆様へ 「ホームページ会員」へ移行のお願い  176
募集します!  177
[アピール]原発のない日本を  178
〈ち・お〉&〈お・は〉を読む会リスト  180
〈おそい・はやい・ひくい・たかい〉バックナンバー  182
〈ちいさい・おおきい・よわい・つよい〉バックナンバー  184
〈お・は〉バックナンバー常備店  186
ジャパンマシニスト社の本  188
〈お・は〉編集人・編集協力人  190
インフォメーション ジャパンマシニスト 各種お問いあわせ先  192
11歳ー18歳 20歳- おそい・はやい こどもの気持ち ひきこもり 不登園・校 園・学校生活 家族 思春期・自立 親のあり方

おそい・はやい・ひくい・たかい No.109

2020年6月23日

2020年7月25日刊行 
内田良子 著

特集

「不登校」「ひきこもり」の子どもが一歩を踏みだすとき

学校に行きたくない理由はさまざまです。
どうして? と問われても、子どもは言葉にならない傷をすでに負っているかもしれません。
少し様子を見ようと、親のほうに余裕があるうちは不登校が許されますが、親にも事情があり、不安も募り、心配は日ごとに高まります。
つい、声を荒げたり、なだめたり、気持ちの焦る人は学校以外の居場所を探したり。

親のよかれと子どもの願いはいつもすれちがい、気がつけば子どもは迷路のなか。「明日は学校に行きたい」というときは、「今日は学校へ行かれない」という訴え。心の傷は小さく見えても、そう簡単に癒されるものではない。

休息が必要なときに背中を押せば、その勢いで登校をはじめても、やがて疲労困憊して、心を閉ざし「ひきこもり」という抵抗がはじまります。
不登校は、親子の豊かな時間になるはずなのに。

高校だけは、やっぱり大学にも……と親の思いが強くなるほどに、学歴よりもかけがえのない大事なものを見失う。
でも、それでは、どうやって生きていくの?

心配や悩みのつきない方はぜひこの本を開いてみてください。

定価(本体価格1,600円+消費税)

四六判/192頁/ISBN978-4-88049-659-7

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目 次
〈おそい・はやい・ひくい・たかい〉を編むにあたって 2
岡崎 勝(〈お・は〉編集人/小学校教員)
「不登校」「ひきこもり」の子どもが一歩を踏みだすとき
内田良子(心理カウンセラー)
はじめに
一本の細い道 13

 

Ⅰ 学校に行かなくてもいいんですか?

心理室から「モモの部屋」へ 18
相談の場で子どもたちが教えてくれたこと
心理室で子どもたちの具合がよくなった 20
一歳八ヶ月の子でも話せばわかる 22
見えてきたのは、身体症状と学校生活との関係 25
学校は行かなくてもいい 28
学びは誰のためにあるのか 30
自分の力で考えること 32
子どものいうことを信頼する 34
心配や悩みごとが言葉として出てくるとき 35
なぜ、子どもを追いこむのか
子どものことがわかりはじめるとき 38
答えは子どもが教えてくれる 40
人生の荷物は人に預けない 42
「登校拒否」だった子ども時代 44
まずは疑ってかかる 46
自分を守ってくれたもの 48
「いじめられている」といえない子どもたち 49
「いい母親」を演じるプレッシャー 51
親子が対等な関係になるために 53
子どもから問われるのは、親の生き方 55

 

Ⅱ 親子の和解と修復のものがたり

子どもの傷と周囲の気づき 58
1 基本になること
(1) 危険な場所には近づかないこと 60
(2) なぜ、人がこわいのかを知る 60
(3) 二度めの傷は大きな痛みをともなう 62
(4) 傷口を広げないための近道 63
(5) 親子関係の断絶を招くとき 63
(6) 不安をもちつづけたときに起きる症状 64
(7) ゲームは命の浮き輪 65
(8) なにか理由があるのではないか、と思いをめぐらせる 66
(9) こだわりが強くなるとき 67
(10) 親が、日々傷つけ直していることに気づく 68
(11) 親子関係が険悪になったら 69
2 親が変わるとき
(12) 体験を語り伝えあう 70
(13) 父親の理解で改善すること 71
(14) 体験を共有する先に 72
(15) 親の人間的な成長 73
(16) 親自身の不安の実態が明らかになる 74
3 話を聴くこと、話をすること
(17) 最後まで聴く 77
(18) 親にほんとうの話をするとき 78
(19) 一部始終を話せるようになるには 80
(20) 働きはじめて……過去に負った心の傷の修復 81
(21) 信頼の基本 83
(22) 夫の話をよく聴けるようになる 84
(23) 「なにを迷っているの?」という問いかけを 85
(24) つらい思い出を語る 87
(25) だから、話の腰を折らない 89
(26) 傷ついた隣人の話を聴く距離感で 91
(27) 心の傷が回復するということ 92
(28) 専門家に委ねなくても 94
(29) 和解のとき 95
(30) 助け舟はいらない 96
4 親が心すること
(31) 必要なのは、屋根と寝床と食事、そして時間 98
(32) 医療に頼ることで起こるのは  100
(33) 発達障害という誤解 101
(34) 薬を知る 102
(35) 「助けて」をいわない子への注意 103
(36) 「NO」をしっかり受けとめる 105

 

Ⅲ 子どもたちの抵抗と母親たちの連帯

──不登校をめぐる歴史から
「命が大事」という原点 108
「親の会」が広がる──親が子どもの側にいた時代 110
親同士、「親の会」同士がつながり学ぶ時間 111
教育行政がつくる「親の会」と相談のルート 113
親たちが教育行政にとりこまれて 115
「心の居場所」だった保健室は 117
専門家は権力に奉仕する 118
人間として学校を「休む権利」 119
「教育機会確保法」の問題点──自殺する子は減ったか 120
「教育機会確保法」の問題点──ほんらいの子どもの権利を明示したか 122
「教育機会確保法」の問題点──貧困、障害のある子も安心して学べるか 123
ホームエデュケーション──家庭の学校化への懸念 125
おわりに
ひきこもるくらしから獲得する「生きる学力」 128
解説
「寄り添う覚悟」をする「勇気」と「幸せ」を育てるために 132
岡崎 勝(〈お・は〉編集人/小学校教員)
Oha通信
不登校のあとの暮らし方──「働く」までのまわり道① 138
高校へ行かなかった私
野田彩花(フリーライター)
うちのツレはカナリア──「空気」に反応する家族との暮らし① 148
三島亜紀子(論文漫画家)
アニメをこんなふうに観てみると⑲ 154
『映画ドラえもん のび太の宝島』の「宝もの」とは、なんだったのか
村瀬 学(児童文化研究者)
〈お・は〉編集人の学校再生提案① 163
コロナで思う学校託児所論
岡崎 勝(小学校教員)
0歳ー6歳 11歳ー18歳 7歳ー10歳 アレルギー・病気 ちいさい・おおきい 園・学校生活 暮らしと医療

ち・お [ブックレット13] 水イボ、とらなくてはいけないの?

2020年5月28日

2000年3月10日刊行 
山田 真 著

アトピー、ぜんそく、肥満……学校や保育園・幼稚園が問題視する症状

ちょっぴり厄介だけど、暮らしを左右するほどではないこどもの症状。でも、保育園・幼稚園、学校では、「問題」視されるのはなぜ?

定価(本体価格1,000円+消費税)

A5判/120頁/ISBN978-4-88049-313-9

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目次
はじめに —- 3
<水イボ、とらなくてはいけないの?>
たかが水イボ、されど水イボ —- 8
●十数年考え続けたテーマ ●「むしり取り」派だったぼく ●“水イボ論争”のはじまり ●皮膚科医の反論 ●「水イボ」とはなにか ●データのない議論 ●治療法に結論出ず
プールでうつるの? —- 21
●鯖江市医師会の調査 ●「水イボ」とればうつらない? ●痛くない処置法 ●園児間の感染はほとんど実証できず ●幼稚園・保育園は再考を
もし水イボが嫌なら…… —- 30
●「うつる病気」に神経質な社会 ●感染症とアレルギーの関係 ●病気によってからだは抵抗力を作る
<アレルギー、楽観的ではいけないの?>
病気とつきあう秘訣 —- 38
●喘息性気管支炎で入退院 ●姉弟そろってアレルギー体質 ●気管支をひろげる薬 ●抗アレルギー剤の効き目と使い方
治療で注意すること —- 48
●「除去食」の悩み ●専門家とマスコミが作ったもの ●「涙なしのアレルギー治療」を ●あてにならないアレルゲン調べ ●「炎症」という新しい考え方 ●変わる治療法 ●副腎皮質ホルモンの使い方 ●ぼくの診療所では
抗アレルギー役の評価 —- 66
●薬の運用についての不安 ●薬の種類と強さ ●持病のアレルギー性鼻炎 ●体質改善の点鼻薬!? ●ほんとうに効いているの? ●アメリカでの評価の高い薬 ●甘すぎる日本での評価 ●いい加減な薬効の判定
<肥満、太っていてはいけないの?>
こどもの「太りすぎ」について —- 82
●「肥満」と宣告されて ●「肥満」に冷たい社会 ●太っていることの医学的問題 ●乳児の肥満 ●成長に伴う体格の変化 ●「太っていてなにが悪い」
「理想の体重」という問題 —- 97
●集団での減量作戦に思うこと ●ダイエットの功罪 ●拒食症について ●その診断基準 ●典型的な経過 ●平均発症年齢は18歳 ●「太っている人」への迫害
0歳ー6歳 11歳ー18歳 20歳- 7歳ー10歳 アレルギー・病気 予防接種 出産・医療 園・学校生活 子育て人 家族 暮らしと医療 法・社会 環境

アフターコロナ世代の子育て

2020年5月26日

2020年6月5日刊行
山田真 石川憲彦 著

感染症への確かな基礎知識、社会変化に対してパニックにならないメンタルケア、

科学技術への反省、暮らしや教育や豊かさへの価値観の見直し……

昭和から平成時代の子育てや教育、医療現場で、発言を続けてきた筆者らが緊急提言。

ウイルスや細菌との共生、競争や孤立からの連帯を学ぶことに、未来は開かれていく。


山田真(やまだ・まこと)プロフィール
1967年東京大学医学部を卒業。以後、東京都八王子市の八王子中央診療所に勤務、その後同診療所理事長。自身も障害をもつ子どもの父親であり、能力主義や優生思想に対して積極的に反対の意見表明を続けている。『ちいさい・おおきい・よわい・つよい』編集協力人。

石川憲彦(いしかわ・のりひこ)プロフィール
1973年東京大学医学部卒業。以後、東京大学医学部附属病院小児科、同精神神経科、マルタ大学児童精神科客員研究員、静岡大学教授(保健管理センター所長)などを歴任。『ちいさい・おおきい・よわい・つよい』編集協力人。2004年、東京都目黒区に「林試の森クリニック」を開業。2017年院長を交代してフリーに。

 

定価(本体価格1,000円+消費税)

A5判/88頁/ISBN978-4-88049-335-0


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目次

 

Ⅰ まず、感染症を知る 助言:小児科医・山田真
1)子どもの病気の見方
ウイルスの復讐?/ウイルスとの一定のトラブルをどうするか/自然治癒力と進化医学/薬の使い方の基本
2)感染症の基礎知識
ウイルスによる感染症はおもに七種/比較的新しいウイルス/ウイルスと治療薬/細菌による感染症/細菌に効く薬/子ども発症が少ない理由/感染症流行の見方/潜伏期間と感染/学級閉鎖と効果/不安が錯綜する状況で
3)病原体とのつきあい方
恩恵を受けている生物/攻撃すれば強くなる病原菌
4)アレルギーは文明病?
ある物質に対する「異常な反応」/アレルギーの原因となるもの/自然のバランスや生態系を変化させた結果

 

Ⅱ ストレスと子どもへの影響 助言:児童精神科医・石川憲彦
1)「ストレス」を知る
不自由な暮らしが日常/問題なのはリラックス状態に戻れないこと/目安になるのは「食う・寝る・遊ぶ」ができているか/「変調状態」が二週間続いたら要注意
2)家にこもりがちな暮らし
こどもの退屈な様子/ネットで遊ぶ時間/外と内を使い分けすぎていた私たち/あやうくなっていた実情/ネットで学ぶべきこと/親子がぶつかるとき
3)幼児の育ちへの影響
幼稚園や保育園は必要なのか?/ある期間、一人ぼっちの体験をしても/大人は子どもほど柔軟性がない/安全なこもり方が許される状況のなかで/
4)学齢期の日常
環境の変化に慣れるまで/将来が見えなくなる不安を体験すること/教育とはなにか/評価軸で分けるのは最悪の教育/
5)子どもの様子が心配になったとき
将来ゲーム依存? 心配な未来予測はなし/食べない、運動しない子/気になるのは新たな約束事項/ストレスをどう解消するか/解決方法を見つける/いまの状況から学ぶこと

 

Ⅲ 将来への教訓と備え 助言:小児科医・山田真
──私たちはなぜ不安になり、差別が生まれるのか
1)新型のウイルスがもたらしたこと
自己責任論による差別/「わからない」という不安による差別/いまの状況を説明、判断するときに/正しい情報が不足すれば、トラブルは起こる/ウイルスの量と発病の関係/わからないものを、どうあつかうか/感染症の歴史から見えること/喉元過ぎれば熱さ忘れる?
 
2)私たちの医療のこと
実態調査をしない/事実上崩壊していた医療/非常時に対応できない理由/感染症の専門家がいない/いざというときに備えるために
アレルギー・病気 園・学校生活 暮らしと医療 法・社会 環境

「香害パンフ」 化学物質過敏症って?(第4巻)

2020年3月30日
4巻:学校の先生・職員さんへ
いま、友達や先生から漂う柔軟剤、消臭剤、制汗剤などで、通学できない児童生徒が増えています。え!? なにも感じません……という先生、保護者へ。
3 化学物質過敏症とは? −−具合が悪くなるもの どんな症状?
8 シックスクール 症候群のお話
12 生活の中に増え続ける化学物質は「香料」
15 学校から家までついてくるニオイ
18 化学物質過敏症で孤立する子ども
22 子どもの1日 −−生活の中の化学物質
25 予防のためにできること −−洗剤を見直してみませんか?


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「香害パンフ」 化学物質過敏症って?(第1巻)

2020年3月30日
1巻:こんにちは! 松岡おまかせです
作画を担当した化学物質過敏症の松岡おまかせさんの発症から暮らし方までを描いた1冊。ある日突然発症する人たちの暮らしがわかる基礎基本。
3 化学物質過敏症とは? −−症状、発症のきっかけ
13 予防のためにできること −−洗剤を見直してみませんか?
24 化学物質豆知識 −−VOCについて


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「香害パンフ」 化学物質過敏症って?(4巻セット)

2020年2月25日

2020年3月30日刊行
監修 宮田幹夫 山口和彦
編  ジャパンマシニスト編集部
作画 松岡おまかせ

シックハウス、シックスクール、農薬や受動喫煙、近隣の塗装や柔軟剤、合成洗剤などなどで、「化学物質過敏症」を発症すると、みんなの協力なしでは仕事も通学も暮らしもピンチ!

発症すると、「見えない」「周囲の人には感じない」空気で、鼻水、頭痛、咽頭痛、ときには卒倒するほどの反応を起こすことがある。
みんなに知ってもらい・理解してもらい・協力してもらいたい!
そんなとき、「ちょこっと読んでみてね」と手渡しやすい「香害パンフセット」。

定価(本体価格1,200円+消費税)

A5判/各巻26頁/ISBN978-4-88049-145-5

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各巻主な内容
1巻:こんにちは! 松岡おまかせです
作画を担当した化学物質過敏症の松岡おまかせさんの発症から暮らし方までを描いた1冊。ある日突然発症する人たちの暮らしがわかる基礎基本。
3 化学物質過敏症とは? −−症状、発症のきっかけ
13 予防のためにできること −−洗剤を見直してみませんか?
24 化学物質豆知識 −−VOCについて

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2巻:宅配業者さんへ
発症者の暮らしにも欠かせない宅配業者編。自宅を訪れる業者さんの洗濯臭、消臭剤、抗菌剤に困ったとき手渡せる1冊。
3 化学物質過敏症とは? −−具合が悪くなるもの どんな症状?
8 荷物の受け取り時に反応物質に当たることが!
18 化学物質豆知識 −−VOCについて
20 化学物質過敏症の生活って?
23 予防のためにできること −−洗剤を見直してみませんか?

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単巻(2巻4冊セット)お買い求めの方はこちらに >>

3巻:幼稚園・保育園の先生・職員さんへ
食物アレルギー、花粉症のように化学物質過敏症を増大させないために、幼い子たちの空気環境を守りたい。園や保護者がその実態を知る入門パンフ。
3 化学物質過敏症とは? −−具合が悪くなるもの どんな症状?
8 こまかせちゃんの家族はみんな化学物質過敏症
11 幼稚園から帰ったこまかせちゃんから人工的なニオイが!
20 子どもの1日 −−生活の中の化学物質
23 予防のためにできること −−洗剤を見直してみませんか?

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単巻(3巻4冊セット)お買い求めの方はこちらに >>

4巻:学校の先生・職員さんへ
いま、友達や先生から漂う柔軟剤、消臭剤、制汗剤などで、通学できない児童生徒が増えています。え!? なにも感じません……という先生、保護者へ。
3 化学物質過敏症とは? −−具合が悪くなるもの どんな症状?
8 シックスクール 症候群のお話
12 生活の中に増え続ける化学物質は「香料」
15 学校から家までついてくるニオイ
18 化学物質過敏症で孤立する子ども
22 子どもの1日 −−生活の中の化学物質
25 予防のためにできること −−洗剤を見直してみませんか?

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監修は、そよ風クリニック・宮田幹夫医師、脳科学者・山口和彦先生です。
11歳ー18歳 20歳- おそい・はやい こどもの気持ち 園・学校生活 子育て人 家族 思春期・自立 育て方 親のあり方

おそい・はやい・ひくい・たかい No.108

2020年2月14日
おそい・はやい・ひくい・たかい No.108

2020年2月25日刊行 
東浩紀 岩宮恵子 木ノ戸昌幸 著
岡崎勝 編著

特集

思春期心中

なぜ「大人」になれないのか

いまどきの思春期模様には、親子の境目がない。30代、40代で反抗期も珍しいことではなくなった。
親になって「私ってなに?」と迷い惑う「大人」と、情報社会で大人になる経験も、チャンスも少ない「子ども」が思春期や自立期に突入すると、大混乱。
家族再生、親子で長い思春期をサバイブするための必読書。

定価(本体価格1,800円+消費税)

四六判/192頁/ISBN978-4-88049-658-0



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目 次
2 〈おそい・はやい・ひくい・たかい〉を編むにあたって
思春期心中 なぜ「大人」になれないのか
はじめに
すかさず母の声が聞こえてくる
10 ──見た目は「オトナっぽい」けれど
岡崎 勝(〈お・は〉編集人/小学校教員)
Ⅰ 「これは思春期!」と思ったとき
大人に近づこうとするころ
20 ──高学年の学級の風景から 岡崎 勝(小学校教員)
16 親の声①
子どもが! 親が 思春期あるある!
Ⅱ いまどき思春期模様
対談
友だち関係、SNS、仲よし家族……
34 もしかして、子も親も 岩宮恵子(臨床心理士)×岡崎 勝(小学校教員)
36 子ども編 コントロールが難しい衝動性
48 親の声②─1 思春期息子・娘に対して気になるのは…
51 母親編 子どもをかわいがれない母のもつ不遇感
64 親の声②─2 「私が思春期!?」と思うのは……
67 家族編 父親の仲間アピールと表面的な「神対応」
84 親の声②─3 「大人になる」とは!?……
87 学校編 悪者になろうとしない先生たち
対談のあとに
104 行きつもどりつしながら、子も親も育つために 岡崎 勝(小学校教員)
Ⅲ「一人前」になること
122 子育てにある加害性 東 浩紀(作家・思想家)
146 「大人」像を更新するとき 木ノ戸昌幸(NPO法人スウィング理事長)
169 次号予告
170 創刊のことば
171 誌面リニューアルとホームページのお知らせ
172 編集後記
173 〈お・は〉編集人・編集協力人
174 募集します!
176 [アピール 原発のない日本を]
178 〈ち・お〉&〈お・は〉を読む会リスト
180 〈おそい・はやい・ひくい・たかい〉バックナンバー
184 〈ちいさい・おおきい・よわい・つよい〉バックナンバー
188 〈お・は〉バックナンバー常備店
190 インフォメーション ジャパンマシニスト 各種お問いあわせ先
7歳ー10歳 ちいさい・おおきい 不登園・校 園・学校生活 家族 法・社会 環境

ちいさい・おおきい・よわい・つよい No.126

2020年1月7日
ちいさい・おおきい・よわい・つよい NO.126

2020年1月25日刊行
荘保共子 山森亮 湯浅誠 渡辺ゆりか 著
熊谷晋一郎 編著

特集
みんなの貧困問題。

つながりのなかで子育てをするために

「貧困」とは、「お金がない、つながりがない、その結果として自信がない」こと。多くの人に明日食べる物はあるが、誰かとの「つながり」は? と問われたら? いま子育ては孤立している。「理想」に縛られて、孤独と貧困からの出口を見失っている。出口の扉を開けるのは、理想に縛られている子育てに気づくこと。貧困と向き合う筆者たちの語りにその気づきのヒントがある。

定価(本体価格1,600円+消費税)

四六判/192頁/ISBN978-4-88049-926-0



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目次
03 〈ちいさい・おおきい・よわい・つよい〉
新編集人より―編集方針
熊谷晋一郎(小児科医/〈ち・お〉編集人)
みんなの貧困問題。
──つながりのなかで子育てをするために
はじめに
18 私たちの「理想」をかたどっているもの
熊谷晋一郎(小児科医/〈ち・お〉編集人)
Ⅰ「貧しさ」ってなんだろう?
24 「私は困っています」といえなくても
──「こども食堂」で広がっていること
湯浅 誠(社会活動家)
聞き手 熊谷晋一郎(小児科医)
27 「貧困」が社会問題化されるまで
35 みんなの子育てと「貧困」の重なるところ
新たな「つながり」にしか生きる道はない
Ⅱ「一人じゃどうにもならない」とき、支えになるもの
62 「物語」から始まる地域の応援団
──「孤立」した人を社会につなぐために
渡辺ゆりか(一般社団法人草の根ささえあいプロジェクト代表理事/
名古屋市若者・企業リンクサポート所長)
83 自分の力だけで生きられなくても大丈夫
──「居場所」の〝混沌〞から育まれること
荘保共子(NPO法人「こどもの里」理事長)
将来を考えるとき
102 お金がかかる子育てに、ゆとりをもたらすもの
──条件給付の基本所得(ベーシック・インカム)ってなんだ?
山森 亮(経済学者)
おわりに
117 傷つきの共有がつながりをもたらすとき
熊谷晋一郎(小児科医)
Chio通信
〈ちいさい・おおきい・よわい・つよい〉(ち・お)ってなんだ?
山田 真(小児科医/〈ち・お〉編集協力人)
125 こどもとつくってあそぼう!
ゆきげしき
127 けんさくするまえに いしかわさんに きいてみよう 連載⑪
Q プレゼントや ケーキがなくても、
たんじょうびが うれしいのは、どうして?
いしかわのりひこ(児童精神神経科医/〈ち・お〉編集協力人)
130 こどもに語る ちいさな昔話
十二支のはじまり
135 86歳、洋子さんの「いただきます」連載⑪
レシピ・ひき肉詰めピーマン+ニンジンの洋風煮こみ
エッセイ・おいしいおはなし―備前ばら寿司
富山洋子(日本消費者連盟顧問/〈ち・お〉編集協力人)
リレーエッセイ 小児科医・毛利子来がのこしたもの 最終回
141 子育て文化の遺産として
内田良子(心理カウンセラー/〈ち・お〉編集協力人)
144 ぼくたちは、しょっちゅうケンカをする仲だった
山田 真(小児科医/〈ち・お〉編集協力人)
147 リレーエッセイ 家族のかたち 第11回
流されゆく家族② さあ、生きるんだよ!
姜 信子(作家)
152 恐れず、あきらめず、楽天的 これが私の暮らしかた 新連載
美味しいパン
天笠啓祐(ジャーナリスト)
157 何がおもしろうて読むか書くか 連載⑪
続けることに意味がある―身体×社会アーカイブ
立岩真也(社会学者)
162 フクシマからぼくが学んだこと 連載33
チェルノブイリ事故(その8)
山田 真(「子どもたちを放射能から守る全国小児科医ネットワーク」代表
/〈ち・お〉編集協力人)
167 新・幼い子のこころとくらし 最終回
テレビのキリのつけ方
内田良子(心理カウンセラー/〈ち・お〉編集協力人)
172 予防接種、基本から 連載⑪
同時接種……あきらかに、こどもに負担がかかること
青野典子(「ワクチントーク全国」事務局長/〈ち・お〉編集協力人)
177 近刊予告
178 募集します!
180 創刊のことば
182 〔アピール〕原発のない日本を
184 〈ち・お〉&〈お・は〉を読む会リスト
186 〈ち・お〉バックナンバー常備店
188 編集後記
189 〈ちいさい・おおきい・よわい・つよい〉の編集にかかわる人たち
190 インフォメーション ジャパンマシニスト各種お問いあわせ先
0歳ー6歳 11歳ー18歳 7歳ー10歳 おそい・はやい こどもの気持ち 園・学校生活 子育て人 家族 思春期・自立 環境 育て方 親のあり方

おそい・はやい・ひくい・たかい No.107

2019年11月20日
おそい・はやい・ひくい・たかい No.107

2019年11月25日刊行 
岡崎勝 編著

特集

たんなる熱中?
それとも依存?

ゲームのやりすぎを心配するとき

ゲームに夢中を通りこし、なにかに取り憑かれたように見えてしまう。実際、深夜まで、昼夜逆転でこもりがち……など、問題行動と親を不安にさせることも。ハマる、夢中になるという経験と、依存や障害との線はどこにあるのか?
ゲームは諸悪の根源か? 人生の救世主か?
急速に変わりながら子どものハートをつかみ続けるゲームを深掘りする。
対応を焦らず、間違えないためのお守り特集!

定価(本体価格1,800円+消費税)

四六判/176頁/ISBN978-4-88049-657-3



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目次
2 〈おそい・はやい・ひくい・たかい〉を編むにあたって
たんなる熱中? それとも依存? ゲームのやりすぎを心配するとき

 

10 はじめにの前に
親子のゲームバトルはますます混乱する  〈お・は〉編集部

 

12 はじめに 「ほどほどにやればいい」が、なぜ難しいのか?
岡崎 勝(〈お・は〉編集人/小学校教員)

 

16 お父さん・お母さん、子どものデビューはいつ? どこから? 〈お・は〉的ゲームの四〇年史
監修 関 正樹(児童精神科医)/作成 〈お・は〉編集部
I ゲーム×病気・障害
― 医療の面から見てみると

30 対談
手放せない! やめられない!! 子どもの姿に「ゲーム障害」の不安がよぎったら
関 正樹(児童精神科医) ×岡崎 勝(小学校教員)

 

32 ゲームのやりすぎは「病気」なの?
46 児童精神科医・関正樹さんに聞く①
Q 子どもがゲームをしはじめると、いうことを聞かなくなるのはどうして?

 

48 「依存」=ハマるのは、悪いこと?66 児童精神科医・関正樹さんに聞く②
Q 子どもが「課金」したいといったら?

 

68 それでも、「気になってしまう!」ときは

 

II ゲーム×趣味・居場所 ― 当事者の語りから
いじめにあった私の「支え」になったもの 紀伊菜檎(会社員/イラスト作家)

 

94 不登校・ひきこもりからの「逃避先」として 吉岡真斗/仮名(会社員)

 

III ゲーム×教育・スポーツ
― 社会と学校でいま起こっていること
106 座談会
ゲームもコンテンツ教育も「産業」として見る ― それはほんとうに「子どもの将来」のため?
岡崎 勝(小学校教員) ×土井峻介(元中学校体育教員) ×山本芳幹(フリーランス・ライター)

 

128 ゲームと親子の移り変わり

学校で求められる「ゲーム」にまつわる学び

 

142「eスポーツ」に見るゲームとスポーツ

 

154おわりににかえて 肝心なのは「夢中になる」こと
― 山田太一脚本「早春スケッチブック」より

〈お・は〉編集部