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暮らしと医療 芸術・音楽

岩崎宏美論
青春の楽曲から歌唱までの一考察(増補版)

2021年1月19日

2021年2月16日刊行 
眞峯隆義 著

不世出の歌姫・岩崎宏美
デビュー45年に贈る、30万字に及ぶ圧倒的筆量の評論集ここに完結!!


本書は2020年1月初版『岩崎宏美論』に、補足修正400カ所を加えた「増補版」です。初版をご購入いただいた方は、内容の重複があることをご承知おきください。

 
それは、ある意味で批判的、あるいは懐疑的精神の持ち主であった筆者が、岩崎宏美という歌手の声と歌唱になぜかくも魅入られるのかという自問自答を繰り返した足跡でもある。
5年の歳月をかけ、24枚のCD、「ROYAL BOX~スーパー・ライブ・コレクション」収録の全CD総ての楽曲を評論。さらに、岩崎宏美の声質と歌唱法にも40ページをさくなど、渾身のファンブックであり、評論集となっている。リリース年、全楽曲の作詞者・作曲者・編曲者も記載され、データブックとしても便利に使える。

定価(本体価格3,600円+消費税)

A5判/440ページ/ISBN978-4-88049-168-4

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目次
001 はじめに
003 増補版の刊行にあたり
PART1 「岩崎宏美・紙ジャケ復刻CDアルバム24枚」評論
018 緒言 紙ジャケット復刻CDアルバム24枚について
021 1 オリジナル・アルバム「あおぞら」について
   アルバムについて +〈CD収録曲、楽曲評〉
   (※以下総てのアルバム・楽曲について同様)
027 2 オリジナル・アルバム「ファンタジー」
032 3 オリジナル・アルバム 「飛行船」
039 4 オリジナル・アルバム 「ウイズ・ベスト・フレンズ」
049 5 オリジナル・アルバム 「思秋期から……男と女」
055 6 オリジナル・アルバム 「二十才前…」
063 7 オリジナル・アルバム 「パンドラの小箱」
070 8 企画アルバム「恋人たち」
079 9 オリジナル・アルバム「10カラット・ダイヤモンド」
088 10 オリジナル・アルバム 「WISH」
097 11 オリジナル・アルバム 「緋衣草(サルビア)」
105 12 邦楽カバー・アルバム「すみれ色の涙から…」
115 13 オリジナル・アルバム「夕暮れから…ひとり」
123 14 オリジナル・アルバム 「Love Letter」
132 15 オリジナル・アルバム 「私・的・空・間」
141 16 洋楽カバー・アルバム「ディズニー・ガール」
152 17 オリジナル・アルバム「I WON’T BREAK YOUR HEART」
161 18 オリジナル・アルバム 「戯夜曼(ぎやまん)」
167 19 オリジナル・アルバム 「cinema」
173 20 オリジナル・アルバム 「わがまま」
180 21 オリジナル・アルバム 「よくばり」
186 22 オリジナル・アルバム 「Me too」
193 23 童謡・唱歌カバー・アルバム「ALBUM」
200 24 オリジナル・アルバム 「album II」
208 PART1のまとめ
PART2 CDボックス「ROYAL BOX~スーパー・ライブ・コレクション」評論
218 緒言 CDボックス「ROYAL BOX~スーパー・ライブ・コレクション」について
219  備忘録1 ライブ・ステージこそ
220 1 「ロマンティック・コンサート」1975年
   ボックス内CDについて+プログラムより+〈ボックス内CD収録曲、楽曲評〉
   (※以下総てボックス内CD・楽曲について同様)
229  備忘録2 遅れてきたファン
231 2 「ロマンティック・コンサートII~ちいさな愛の1ぺージ~」1976年
245  備忘録3 記念碑的ステージ
246 3 「新しい愛の出発~ラブ・コンサート・パート1~」1977年
256  備忘録4 凄まじいほどに美しい声
257  備忘録5 ドラマティックな洋楽系の楽曲
259 4 「ふたりのための愛の詩集~ラブ・コンサート・パート2~」1978年
269  備忘録6 地方公演 横須賀文化会館
271 5 「ライブ&モア」1979年
281  備忘録7 特別な意味を持つ年
282  備忘録8 1979年地方公演
285 6 「シンフォニー」1980年
   (岩崎宏美 with 日本フィルハーモニー交響楽団/シンフォニックコンサート)
296  備忘録9 ステージで語られる思い
296  備忘録10 当初の私の評価
296  備忘録11 翻った評価
296  備忘録12 あえて心に強く残った曲
296  備忘録13 クラシック歌手の歌唱との違い
301 7 「岩崎宏美リサイタル~宏美・22才の愛」1980年
312  備忘録14 1980年大宮市民会館でのリサイタル
314  備忘録15 熱狂的ステージの舞台裏
314  備忘録16 原詞が美しい楽曲
316 8 「岩崎宏美リサイタル’81」1981年
327  備忘録17 1981年の地方公演
329  備忘録18 アルバム収録曲についての補足
330  備忘録19 「すみれ色の涙」と歌手としての責任感
321 9 「’82岩崎宏美リサイタル」1982年
342  備忘録20 ステージ衣装
342  備忘録21 声質の転換点
345  備忘録22 何度も謳われた楽曲から:「あいつとギター」
347  備忘録23 何度も謳われた楽曲から:「五番街の白いドレス」
350  備忘録24 音楽嗜好は早熟
350  備忘録25 想い出深い楽曲
351 10 「’83岩崎宏美リサイタル」1983年
366  備忘録26 視線
367  備忘録27 音源の推測
367  備忘録28 1983年ライブ・ツアー全国60ヶ所
368  備忘録29 全国60ヶ所コンサート最終公演
373 11 「ピラミッド」1986年
380  備忘録30 もし過去に戻れるのなら
381  備忘録31 もっとソロを!
PART3 歌唱論
384 第1章 序論
387 第2章 岩崎宏美の声質と歌唱
389  第1節 「チェストボイス」「ミドルボイス」「ヘッドボイス」論
400  第2節 ビブラート論
403  第3節 ベルカント唱法とパッサージョ・アクート論
407  第4節 岩崎宏美の声質並びに歌唱法について
407   第1項 第1期前期の岩崎宏美の声質並びに歌唱方法
413   第2項 第1期後期の岩崎宏美の声質並びに歌唱方法
420 第3章 第2期、並びに第3期における岩崎宏美の声質と歌唱方法
426 第4章 岩崎宏美が志向する音楽の世界、並びに歌手としての核心
437 おわりに
438 増補版のおわりに
438 謝辞
439 参考文献
11歳ー18歳 7歳ー10歳 おそい・はやい こどもの気持ち 園・学校生活 家族 小学生 育て方 親のあり方

おそい・はやい・ひくい・たかい No.110

2020年12月25日

2021年1月25日刊行 
岡崎 勝 著

特集

「叱り方」が下手な大人たち

この「声かけ」でこじれない関係をつくる

叱り、諭すコツ。その基本的な態度、条件をベテラン小学校教員の岡崎勝さんの実践から編んだ特集。

親子、教師と子どもたち、その年齢差、文化のギャップをどう埋めていけるのか?
家庭や学校だけではなく、いまや職場でのギャップも大問題。「言葉が通じない」「反省してもくり返す」「感覚がちがいすぎる」……そんなすれ違いをさまざまな角度から見直せば、関係修復の手立ても見えてきます。

さまざまな人間関係に応用できる特集。

定価(本体価格1,600円+消費税)

四六判/192頁/ISBN978-4-88049-660-3

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目 次
〈おそい・はやい・ひくい・たかい〉を編むにあたって 2
岡崎 勝(〈お・は〉編集人/小学校教員)
「叱り方」が下手な大人たち
この「声かけ」でこじれない関係をつくる
岡崎 勝(小学校教員)
はじめに
「人づきあい」の基本は子どもとのかかわりにある 15

 

Ⅰ 「みんな」のなかで「一人ひとり」に声を届けるために
—「学級」という場でつくる関係性

子どもが「集団」に入ったとき
原則となるふたつのかかわり方—「対の関係」と「共同体の関係」 20
「叱る」ときはまわりの目線を意識して 22
高学年の個別指導は、声をかけずにメモを渡す 23
「生活の場」で大人はどうふるまうか
「目標」や「ルール」を掲げるときに 26
「いいたいことをいってごらん」にあるプレッシャー 28
「決まりだから守りなさい」に説得力はない 29
相手を見る、相手にあわせる 31
はみ出す子の「主張」は、きちんと聞く 32
「きちんとやりなさい」は必要なし 34
大事な話をするときは「悪いけどちょっと聞いてくれない?」 35
高学年の子には「たいへんだね」=「話せるなら聞くよ」 38
延長授業で「きりのいいところまで」はやらない 39
時間に遅れた子には叱責ではなく、労いの言葉を 41
子どもに「自分で自由に考えなさい」というときに 42
子どもにトラブルが起こったら
聞き方は、「どうしてやったの?」ではなく「どうしたの?」 45
公共の場で叱るときは「もうやめな」で十分 46
「厳しくしたほうがいい」はまちがい 48
子どもとの関係が煮詰まったら「距離をとる」 51
叱りすぎた自分をふり返るときに 52
「反省」という「儀式」 53
「反省」で大事な三つのこと—「事実確認」「謝罪・後始末」「決意表明」 55
緊張を解くには、掃除をしながら無駄口をたたく 57
個別に話を聞きたいときには細心の注意を 58
子ども×先生×親がかかわるとき
褒めなくてもいいから、柔らかく接する 61
「締める」やり方で、子どもから見捨てられることも 63
学級崩壊があったとき、子どもをどうフォローするか 65
心配している保護者には「お子さん、元気ですよ」 66
「あの親だから」「あの先生だから」という前に 68
地域で「声かけ」することで見えるもの 70

 

Ⅱ 「学習」の場面で声をかけるとき
—勉強が苦手な子も楽しめる「授業」の時間

生活のなかの「こと」や「もの」から学ぶ 74
子どもたちに話せるような「知識」のストックを 79
「学び=授業」をどう考えるか
授業中に叱ることや注意はしない 81
学習をゆっくり進めることで気づくこと 83
「予定どおり」にいかなくてもいい 84
授業は「楽しいだけでいい」という大原則 86
子どもが優先するのは「楽しい」こと 89
学校で教えていることは、できなくても生きていける 90
覚えるのに時間がかかることは早くからゆっくり進める 92
「この先生はおもしろい」と思ってもらえるように 94
「どうしてやらなきゃいけないの?」と聞かれたら 95
子どもに「教える」ときに大事なこと
丁寧に説明をしても、わからないものはわからない 97
子どもの「わからなさ」はすごく複雑 99
意外性のあることを聞かれたら「すごいね」 102
「まちがい」には、意味をもたせる対応を 104
コラム
低学年の学習のヒント① 107
子どもの興味や関心をかき立てる「0(ゼロ)の授業」
低学年の学習のヒント② 111
数の理解には、いろいろなパターンの問題を
子どもの姿や声のとらえ方
望ましい「子ども像」とは? 114
「黙っている」ことも、ひとつの「対話」 117
言葉になっていない思いを汲んでいけるように 119
「勉強が不得意な子」に教わるとき 121
「できなくてもいい」と思えないのはなぜか 122
「できるようにならなければならない」というプレッシャー 125
跳び箱を「跳びたい」という声をどう理解するか 127
わからないところを教えるときにはグループで 129
「子どもと楽しい時間を過ごせた」ことがエネルギーに 130
おわりに
「教える営み」をどう組み立てるか 133

+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:

Oha通信
不登校のあとの暮らし方——「働く」までのまわり道② 138
ひきこもる気持ち/野田彩花(フリーライター)
うちのツレはカナリア——「空気」に反応する家族との暮らし② 148
わが家で欠かせない「ベイクアウト」/三島亜紀子(論文漫画家)
アニメをこんなふうに観てみると⑳ 154
『レッドタートル ある島の物語』に描かれた「ふたつの時間」/村瀬 学(児童文化研究者)
〈お・は〉編集人の学校再生提案② 163
学校で学ぶことは「将来、役に立つ」のか/岡崎 勝(小学校教員)
〈お・は〉〈ち・お〉とともにあらんことを!  169
岡崎編集人の動画授業「おかざき学級」やってます!  172
次号予告  173
創刊のことば  174
編集後記  175
現「モニター会員」の皆様へ 「ホームページ会員」へ移行のお願い  176
募集します!  177
[アピール]原発のない日本を  178
〈ち・お〉&〈お・は〉を読む会リスト  180
〈おそい・はやい・ひくい・たかい〉バックナンバー  182
〈ちいさい・おおきい・よわい・つよい〉バックナンバー  184
〈お・は〉バックナンバー常備店  186
ジャパンマシニスト社の本  188
〈お・は〉編集人・編集協力人  190
インフォメーション ジャパンマシニスト 各種お問いあわせ先  192
おそい・はやい 学び

15分動画でワクワク!
小学生の授業(シーズン2・3)

2020年10月29日

2020年11月28日刊行 
岡崎 勝 著

YouTubeで公開中の動画「おかざき学級」。
そこで展開される「岡崎勝の授業」をより深く、広く、親子で楽しむためのテキストブックの第2弾です。

特徴①
YouTubeでは、各授業がランダムに扱われるため、「時間割」が必須。お好きな授業を選んだり、視聴の計画を立てるときなどにお役立てください。(弊社HPでも時間割を掲載しています)。

特徴②
YouTubeの授業をテキストにまとめました。動画では見落としがちなところ、聞き取りにくい言葉は、このテキストをご覧ください。疑問などを書き込んでメモとしても活用ください。(ご質問は弊社営業部まで)

特徴③
小学校教員歴44年の岡崎先生の授業には、いずれにも意図や子どもたちに伝えたいことがあります。各授業に、大人向けの「解説」を掲載しました。この「解説」を読むと、さらに岡崎先生の授業の深みを知ることができます。

定価(本体価格1,600円+消費税)

A5判/136頁/ISBN978-4-88049-338-1

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目次(時間割)
はじめに いま、ほんとうに求められている力は?(岡崎 勝)………2
本書の使い方/動画配信について(編集部)………8
シーズン2
低学年の授業
1〈暮らしと科学〉「わがまま」はダメ!? ………10
2〈日本語とことば〉漢字(かんじ)のはじまり! ………15
3〈数と形の世界〉たしざん・くりあがり ………20
4〈数と形の世界〉ひきざん・くりさがり ………25
5〈暮らしと科学〉おばけのねがい ………30
中学年の授業
1〈数と形の世界〉コンパスと円 ………36
2〈いのちとからだ〉地獄(じごく)と天国(てんごく)…ほんとにあるの? ………41
3〈日本語とことば〉「うそ日記」を書く ………46
4〈暮らしと科学〉もし、いじめにあったら ………51
5〈暮らしと科学〉どうして学校へ行くの? 勉強するの? ………56
高学年の授業
1〈暮らしと科学〉家族ってだれのこと? ………62
2〈数と形の世界〉単位はなぜできた? ………67
3〈暮らしと科学〉子どもを守る「子どもの権利」 ………72
4〈いのちとからだ〉ドラキュラと血液の関係 ………77
5〈いのちとからだ〉「いいにおい」と危険な化学物質 ………82
シーズン3
低学年の授業
1〈数と形の世界〉正方形は、長方形? ………88
2〈暮らしと科学〉「わすれもの」をなくしたい! ………93
3〈いのちとからだ〉「しょうがい」ってなに? ………98
中学年の授業
1〈数と形の世界〉円周率 ………104
2〈暮らしと科学〉自由勉強、なにをする? ………109
3〈暮らしと科学〉じしゃくと電流 ………114
高学年の授業
1〈数と形の世界〉「単位量」の基本 ………120
2〈数と形の世界〉消費税の計算 ………125
3〈暮らしと科学〉月の見え方と太陽の位置 ………130
おわりに 授業は子どもと教師の生きる場所(岡崎 勝)………135

【岡崎 勝の連続講座】

2020年10月17日

岡崎がっきゅう講座 第⼀回 学級経営ということ
 
→レジュメ

 

 
 
岡崎がっきゅう講座 第二回 教師が「愉快」になれる授業について
 
→レジュメ

 

 
 
岡崎がっきゅう講座 第三回 先生も人間です……ということ、仕事の基礎基本
 
→レジュメ

 

0歳ー6歳 7歳ー10歳 ちいさい・おおきい 家族 法・社会 環境 育て方

ちいさい・おおきい・よわい・つよい No.128

2020年10月15日
ちいさい・おおきい・よわい・つよい NO.128

2020年10月25日刊行
熊谷晋一郎 山田真 著

特集
なぜ、親は「正しさ」を
押しつけてしまうのか?

親や祖父母は、自分の経験や「常識」と感じていることを、一生懸命に子どもに伝えようと「しつけ」します。

編集人・熊谷晋一郎は、前作『ち・お』No.126で「みんなの貧困問題。」、さらにNo.125「ひとりでがんばってしまう あなたのための子育ての本」で「暴力と依存」をテーマに編んでいる。


ひと世代前までは、この「しつけ」は社会で生きていく術や感覚を身につけることにつながりました。でも、いまはどうでしょう。


過去、親や祖父母が「正しい」と思ってきたことは、これからの社会で生き抜く力になるでしょうか。すでに、大人たちが「正しい」と自信をもって言えることはない。けれど、とりあえず多くの人が「いいね!」と言うことに従っておいたほうがいい、と思い込んでしまっている。そんなことはないでしょうか。

筆者二人のキーワードは「障害」です。「障害」は差別される少数の人たちのこと? No.128は、混迷する社会で親や祖父母となった人たちにとって、いくつもの示唆に富む特集です。

定価(本体価格1,600円+消費税)

四六判/196頁/ISBN978-4-88049-928-4

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もくじ
〈ちいさい・おおきい・よわい・つよい〉
たがいに考えあうために 03
熊谷晋一郎(小児科医/〈ち・お〉編集人)
なぜ、親は「正しさ」を押しつけてしまうのか?
はじめに
異なる時代、異なる身体を生きている親子へ 17
熊谷晋一郎(小児科医/〈ち・お〉編集人)
異世代対談
こどもの歩みに、親はどうかかわるか 23
―導くもの・導かれるものだった立場から
山田 真(小児科医/〈ち・お〉編集協力人)
×
熊谷晋一郎(小児科医)
1 親子の出会いと向きあい方 25
コラム①
親がしてくれたことで、「これはよかった」と思うことは? 45
答える人/熊谷晋一郎
2 「お母さん」はどうふるまうか 47
3 「大人のまなざし」でこどもを分断しないために
コラム②
「母の出番」「父の出番」があるとしたら、どんなとき? 69
答える人/山田 真
4 こどもの学校や進路を選ぶとき 71
5 親や周囲が「よかれ」と思うことをする前に 81
コラム③
普通学級で過ごしたなかで、いちばんの思い出は? 94
答える人/熊谷晋一郎
対談のあとで①
まずは「スタンスのちがい」を認めあうことから 96
熊谷晋一郎(小児科医)
対談のあとで②
母の望む人生を歩んだ私が、子育てで心がけたこと 102
山田 真(小児科医)
解説
親の「よかれ」を考え直すヒントに 108
内田良子(心理カウンセラー/〈ち・お〉編集協力人)
Chio通信
〈ちいさい・おおきい・よわい・つよい〉(ち・お)ってなんだ? 122
山田 真(小児科医/〈ち・お〉編集協力人)
こどもとつくってあそぼう! 125
はなをさかせよう
けんさくするまえに いしかわさんに きいてみよう 連載⑬ 127
Q どうして、こころを ハートで かくんですか?
いしかわのりひこ(児童精神神経科医/〈ち・お〉編集協力人)
こどもに語る ちいさな昔話 130
豆とおきとわら・豆っこのはなし
いつものごはんに豆料理を 新連載 135
レシピ・レンズ豆のスープ
エッセイ・昔からの庶民の知恵に
高島千晶(食品雑貨店経営)
恐れず、あきらめず、楽天的 これが私の暮らしかた 連載③ 140
たかがお茶の話
天笠啓祐(ジャーナリスト)
天草みかん山入植記―子らとめざした農的生活 連載② 145
放っておいてもみずから育つ
川野美和(農業)
リレーエッセイ 家族のかたち 第13回 151

血縁も国境もこえたところに
清水眞砂子(児童文学者・翻訳家)

何がおもしろうて読むか書くか 連載⑬ 156
介助者として働いてみようという本の話
立岩真也(社会学者)
フクシマからぼくが学んだこと 連載35 161
福島原発事故(その1)
山田 真(「子どもたちを放射能から守る全国小児科医ネットワーク」代表
/〈ち・お〉編集協力人)
笑顔で過ごす不登校―見守りと支えの心がまえ 連載② 166
安心してこもれるプライベート空間を
内田良子(心理カウンセラー/〈ち・お〉編集協力人)
予防接種、基本から 連載⑬ 172
接種回数にとらわれすぎないで
青野典子(「ワクチントーク全国」事務局長/〈ち・お〉編集協力人)
近刊予告 177
募集します! 178
創刊のことば 180
〔アピール〕原発のない日本を 182
〈ち・お〉&〈お・は〉を読む会リスト 184
〈ちいさい・おおきい・よわい・つよい〉バックナンバー 186
〈おそい・はやい・ひくい・たかい〉バックナンバー 188
編集後記 189
〈ち・お〉バックナンバー常備店 190
ジャパンマシニスト社の本 192
〈ちいさい・おおきい・よわい・つよい〉の編集にかかわる人たち 194
インフォメーション ジャパンマシニスト各種お問いあわせ先 196

2020年10月7日

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テキスト『15分動画でワクワク! 小学生の授業シーズン2・3』より
(2020年冬、刊行予定)


月の見え方と太陽の位置

 宇宙は大きすぎてなかなか実感のわかないものなのですが、だからこそいろいろな「夢」を語ることのできる授業だったのです。遠い宇宙には、地球人と同じような宇宙人がいるのだとか、ブラックホールに吸いこまれたあとはどうなるのか?」ということが、先生も子どももいっしょに話せたのです。
 夜の月を見ながら、「太陽はどのあたりから照らしているのだろうか?」とか尋ねてみてください。朝、太陽が昇ってくるときに西に浮かんでいる「白い月」を見て、「すごいなあ」と一瞬でも子どもたちが思ってくれたらいいなあと思います。現代、大人が「月と星を物語ること」を忘れてしまったのです。子どもといっしょに、夜の月や星をながめたり、夕焼けの影の長さに驚いたりしてほしいのです。
(『15分動画でワクワク! 小学生の授業シーズン2・3』より一部抜粋)

→「おかざき学級」時間割

2020年10月7日

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テキスト『15分動画でワクワク! 小学生の授業シーズン2・3』より
(2020年冬、刊行予定)


じしゃくと電流

 「程度の問題」は非常に重要なテーマだと思っています。どうも世の中は「あれかこれか」とか「白黒はっきりさせる」ことが好きなようです。でも、そんなに簡単じゃあないのです。一番か二番かとか、役に立つか立たないかなど「判断・決断」には複雑な要素がからむことが多いのです。
 「水は電気を通します」が、知識として知っていても、実際にやってみた人は少ないのです。この授業のように実際に豆電球でやってみるとつきませんが、いったいどうしてでしょうか? 知識がまちがっているのか、実験がまちがっているのか?
(『15分動画でワクワク! 小学生の授業シーズン2・3』より一部抜粋)

→「おかざき学級」時間割

2020年10月7日

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テキスト『15分動画でワクワク! 小学生の授業シーズン2・3』より
(2020年冬、刊行予定)


「しょうがい」ってなに?

 ボクは「身近に障害をもった人がいて、できるだけいっしょに暮らせれば慣れるし、つきあい方もわかる」と思っています。
 障害も「個性」「多様さ」「在りよう」です。それは障害がない人だって「個性」「多様さ」「在りよう」がちがうのとほぼ同じです。すごく支援が必要か、そんなに要らないかというちがいはありますが。
 ちがいのある人がいっしょにいればめんどうに決まっています。つまり、障害をもった人といっしょに暮らすのも同じです。どんな人でもいっしょに暮らすことはめんどうなのです。
 人はこうしためんどうさから逃げることはできません、多分ね。どうせめんどうなら、それを楽しくやりたい、ラクにやりたいとお互いが考えればいいのです。
(『15分動画でワクワク! 小学生の授業シーズン2・3』より一部抜粋)

→「おかざき学級」時間割

2020年9月24日

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テキスト『15分動画でワクワク! 小学生の授業シーズン2・3』より
(2020年冬、刊行予定)


消費税の計算

 消費税については学習の題材がたくさんあります。社会科的に、税金のしくみについて学ぶことがとても重要です。(中略)
 消費税も単位量ということで考えていけるということを授業では話していますが、じつは、かけ算と割り算の考え方は、「かけ割り図」がわかればほぼ完了です。かけ算の導入では、同じ数字を累加(足していくやり方)でなく、できるだけ単位量(1あたり量×いくつ分)で教えられるといいと思っています。
 「長さ0.6mで、120gの鉄の棒がある。これが1mだと、何gになるでしょう」は、正解率がとても低い「頭がこんがらがる問題」なのです。かけ割り図で整理してみてください。
(『15分動画でワクワク! 小学生の授業シーズン2・3』より一部抜粋)

→「おかざき学級」時間割